どうしても「仕事ができない自分は生きてる価値がない」という思いに縛られてしまう。



私のセッションだと「なんでそういう風に思うようになったんだろう?」というところに興味を持って、その背景を伺っていきます。
ポイントは「感情」と「人間関係」。
そこを繙くことでその思いのルーツだけでなく、様々な心の中の景色を知ることができるのです。

根本さん
ご意見を伺いたいことがありメッセージをお送りしました。

私は、仕事が出来ない自分は生きてる価値がないくらいに思うことがあります。

仕事出来る女子系の洋服が好きなのですが、仕事が上手くいってない時は、何だか自分が調子に乗ってると感じて、お洒落も嫌になります。

仕事はずっとしていきたいので、仕事に対する考え方を変えて、楽に生きていきたいです。
何かアドバイスを頂けると嬉しいです。
宜しくお願いします。
(Rさん)

そんなRさんは仕事人間並びにハードワーカーなんでしょうか?

仕事以外にも「男がいない自分は生きてる価値なんざねえんだよ」とか「男に逃げられるようなあたしは価値がねえんだよ」とか「狩りに失敗するようなあたしには生きてる価値はねえ」などがありますね。
よく大衆酒場で武闘派女子が熱燗を飲みながらクダを巻いてる姿に遭遇します。

Rさんからそんなお話をお聞きすれば、カウンセラーとしては「なんでなの?」って質問をするわけですね。

「なんで仕事ができない自分は生きてる価値がないと思うん?」って。

「なんでそんなにも仕事に依存しちゃってるん?」って。

「何が欲しくてそんなにも仕事軸になってるん?」って。

私たちは「モノ」に「感情」を投影しているものでして、そっちが重要だったりするのです。

すなわち、Rさんは仕事にどんな感情を見ているのでしょう?というわけです。

例えば、仕事ができることによって得られる感情というのは、

・達成感
・必要とされてる感
・居場所
・役に立っている感(自己有用感)
・承認されている感(承認欲求)
・期待に応える喜び
・競争に勝つ喜び
・ヒーロー/ヒロイン願望が満たされる
・お金を稼ぐ喜び
・人からちやほやされる感
などなど。

とはいえ、事情はもっと複雑なこともありまして、

「家庭では居場所がなく寂しい思いをしているが、仕事ができることによって会社では必要とされる人材となり、居場所が与えられている」

という風に、たいがいは「物語(ストーリー)」が成り立っています。

だから、なんで仕事軸になってしまうんだろう???と思ったときは、その仕事に見ている感情を知ると「ははー、そういうわけかー」と理解でき、それだけでなぜか心が軽くなります。

さらには「それって別に仕事で得なくてもよくね?」とか「それって仕事じゃなくても手に入らね?」という風に考えられるようになると、さらに気持ちは楽になりますね。

で、大切なのはほんとうに欲しいのは「仕事ができること」ではなくて、その「感情」なのだ、ということに気付くことなんです。

例えば「必要とされていて、役に立つこと」がRさんにとってものすごく大事なものであり、その思いを満たしてくれるのが「仕事」なわけです。

逆に見れば「必要とされなくて、誰の役にも立てないのであれば生きてる価値はない」という思いがある、ということになります。

となると、「ああ、私は誰かの役に立ちたい愛の人なんだなあ」「誰かに必要とされることがすっごく大事なんだなあ」なんて自分の本質のひとつに気付くことができるんですね。

さらに「投影」という話で見ていくと、例えば、こんな質問ができます。

「Rさんの周りでさー、仕事が全然できひんくて誰かに迷惑かけてた奴とか、逆にめちゃくちゃ仕事ができた奴とかっていてた??」

例えば、お父ちゃんが全然仕事できなくて家族に思いっきり迷惑をかけてたとするでしょ?
それでお母ちゃんが「仕事ができない奴と結婚して失敗だった」だの「仕事ができない奴は生きてる価値がない」だの愚痴ってたとするでしょう?
しかも、それで夫婦ゲンカが絶えなかったりするならば、その家の子どもには「仕事ができない奴は価値がないんだ」と刷り込まれるようになります。

例えば、お母ちゃんがめちゃくちゃ仕事ができる人で、「男になめられない女になるんだったら、仕事ができなきゃいけねえ」と常々説教するような人だったとすると、やはり同様の価値観が刷り込まれるようになるわけです。

つまり、「なんで私は仕事ができない奴は生きる価値がないなんて思うようになったんだろう???」って過去を振り返ってみるわけです。

もちろん、これは先ほど見た仕事に求めている感情からも辿ることができます。

すなわち、「なんで私は誰かに必要とされて、役に立つことをすっごく重視してるんだろう?」という風に過去を振り返ってみるわけです。

こういう風に自分の考え方や価値観を掘り下げてみると、そこに見ている感情やその価値観を作り上げることになった歴史が見えてきます。

それに気付くだけでもだいぶその価値観は緩んでいくんですけど、そこにトラウマみたいなもの(心の傷、ね)があるならば、やっぱりそれを解放していくことがよりその価値観を手放すことに繋がります。

お母ちゃんがお父ちゃんが仕事できないことを愚痴ったり、文句言ったりしていたのであれば、そんな両親の不仲に心を痛めていたRさんがいます。

その幼きRさんの気持ちに寄り添うことだったり(昔の自分にお手紙を書いてあげて、と宿題に出します)、その当時の両親に言いたいことを思い切って言ってみたり(御恨み帳とかね)、お母さんやお父さんと心の中で仲直りしてみたり(許し、ということね。感謝の手紙とか有効だよ)、いろいろと方法はあります。

まあ、そうすると「仕事ができない自分は生きていく価値がない」という思いから、なぜか、「お父ちゃんを許す」というテーマに変わるんですけど、それが心の仕組みなんですよね。

表面的に見えているものはほんの一部であり、それがすべてではありません。
その奥に様々な感情があり、その中には痛みから来るものもあります。
その痛みを癒していくと、その元が変わるわけですから、表面も変わらざるを得ません。

そんな風に自分自身を見つめていくことで、知らんうちにその思いがどんどん軽く、緩くなっていくでしょう。

そして、「ああ、昔はそんなことを思っていたなあ」ということに気付くんですよね。

皆さんも自分がこうだと決めつけているような価値観があり、それが自分の首を絞めていることに気付いた場合に、このアプローチを辿ってみるといいでしょう。

もちろん、それがめんどくさい場合はプロにお願いしたら良いと思います。

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