夢やライフワークが見つかると、それが本物であればあるほど急ブレーキをかけたくなる。



夢を見つけることは素晴らしいこと。
しかし、その夢が本気であればあるほど怖れや不安が襲ってきてブレーキをかけてしまいます。
そんな心の仕組みに気付くと同時に、新しいステージに見合う人間関係を求めて見ると、改めて夢にワクワクすることができるようになりますね。

根本先生、こんにちは。いつもブログを読んで色々と参考にさせてもらってます。

先生、私には夢ができました!
自己肯定感とかライフワークとか先生のブログを読んで、自分なりに色々取り入れてようやく夢というか、やってみたいことが見つかったんです。
それは、数年前の私からすれば奇跡です。
夢なんてなかった。好きなことワクワクすることなんて一つも思いつかなかったので。
ただ、最近現実を見つめてしまったのです。

やってみたいことや、気になることはお金がかかります。
ふと立ち止まって現実を見てしまったのです。私、そんなに裕福な身分なんだろうか!?って。私は実家に寄生中の独身彼氏なしのアラフォーです。
働いてはおりますが、親のおかげで余暇を楽しむようなセレブな生活ができております。
周りの友達は子育てや家のローンに追われ、毎日がめまぐるしく過ぎてるようです。
私は親がいなくなったら自分で生活せねばならぬので、今そんな裕福な生活をしていていいのだろうか?老後に痛い目にに合うのではないか!?だったら今のうちに無駄なものにはお金をかけず過ごしたほうがいいのではないか!?と思うようになり、ほんとに先月までキラキラしてたのに、現実を見つめた瞬間パタッと夢の扉が閉じてしまいました。
しばらく何もせずひっそり暮らしております。

えー、そりゃぁ、まぁ、つまらない日々です。
そしたら、嫌なことがそれはそれはわんさかさーと押し寄せてきてます。でも、そこは今までの訓練の成果でしょうか、自己肯定感がこれまたグーンと上がったので全てが自暴自棄の頃からしたらグッと持ち堪えられるようになったと実感してます。土台がしっかりできたって感じでしょうか。

でも、ここから先どうやって進んでいけばいいのか分からないのです~。
やりたいことに挑戦する人生に進みたいけど、お金が、老後が~!!と。
あとは、相変わらず彼氏もできません。
自分では、結構いい女なのにな~と密かに思っているのですが(ダハハ、自分で言うあたり自己肯定感効果ですね)、ぜ~んぜんできません。
そうすると、ちっともみんなみたいな奇跡体験起きないじゃんか!!って、腹立たしくなります。職場は変な人多くて苦労するし、ちっとも彼氏できないし、夢も中途半端だし。
あっ!やはり自己肯定感下がってますね。
そんな感じでもう、心の中ぐちゃぐちゃなんです~。

長々とすみません。
お暇な時にネタにして頂けたら嬉しいです^_^
(Yさん)

なかなか心中お忙しいようでお察しします。

夢が見つかったってこと、ものすごく素晴らしいです。
しかも、アラフォーでしょう?
すごい。素晴らしい!!

年齢はほんと関係ないと思っているのですが(私のセミナーにいらっしゃっていただければ詐欺師(?)がたくさんいますのでご理解頂けると思います)、アラフォーになると守りに入っちゃう人も少なくない中で、ほんと快挙だと思います。
奇跡って言えるのもすばらしいですね~

で、ぜひ、それをマイペースに追いかけて頂きたいのですが、「おぉ!これがしたかったんだ!!!うぉーー!!!」というモノに出会うと、たいていの人はそこで急ブレーキをかけるものです。

怖れという奴がうわーっとやってくるんですね。

この辺の話は下の本の5章に詳しく紹介しているので良かったら読んでくださいませ。

「つい「他人軸」になるあなたが7日間で自分らしい生き方を見つける方法」(あさ出版)

で、この「夢が見つかったぜ!!いえーい!!でも、めっちゃ怖いぜー!!あかーん!!」というアップダウンを繰り返すのは、本のタイトルにも入ってますが「他人軸」になるのが原因でございます。

「周りの友達は~」とか「親がいなくなったら~」という下りがそうですね。

そして、やはり「お金軸」(他人軸の一種)が登場するのもまたよくある話なんです。

夢が見つかると嬉しい反面、ものすごい怖れがやってきます。
だから、ブレーキをかけたくなるのですが、そのブレーキになるのが「他人軸モード」という奴なんです。

それで夢がぷしゅーっと音を立ててしぼんでいくわけですね~。
Yさんにはその音がめちゃくちゃ大きく聴こえてると思います。

でも、そこで覚えておいていただきたいのは、

「新しいステージに入れば誰でも最初は他人軸になりやすい」

という原則です。(心理学的には「依存」という言葉を使います)

例えば、、、新春だし、一念発起して新しい習い事を始めるとするでしょう?
教室を探して、申し込んで、お金も振り込んで、いざ、初めての講義。

緊張すると思いません?
どんな人が来ているのか?どんな先生なのか?きょろきょろしちゃうでしょう?
何をするんだろう?私で大丈夫なんかな?と不安になるでしょう?

夢やライフワークを見つけると、まさにそんな感じで新しいステージに突入するわけです。

そして、その夢がワクワクするものであればあるほど、同時に、その裏にある怖れや不安も襲ってきます。

だから、ライフワークセミナーで必ずお伝えしているのは、

「本気の夢やライフワークが見つかったら、最初に怖れが来るのね。だから、怖れが来たってことはそれはホンモノってことだし、本気って証だから、むしろ、喜んでいいのよね」

という話です。(もちろん、上記の本にも書きました)

そう言われても喜べないものですけど(笑)、ああ、大丈夫なんだ、順調なんだ、正しい道をまっすぐ進んでいるんだ、という風に解釈してもらえたらいいな、と思っています。

それだけで怖れとの向き合い方が変わって来るでしょう?

そして、その分だけ、自分軸に戻ることができます。

周りの友達のことが気になったら、「ああ、他人軸になってるなあ、あかんあかん、自分軸、自分軸」です。

将来のことや親のことが気になったら、「ああ、他人軸になってるなあ。あかんあかん、今、その問題は起きてないんだしな。自分軸、自分軸」と今に意識を向けましょう。

お金のことが気になったら、「ああ、来たか!本に書いてある通りだな!今はセレブ的生活をしているんだし、今は困ってないし、楽しめてる!それでOKじゃん!!」と自分に許可を出して自分に還りましょう。

で、他人軸になると当然自己肯定感も下がり、否定的なものがたくさん見つかります。
彼氏が~、老後が~、お金が~という風に。

それはもうボケたらツッコむお約束みたいなもので、Yさんもお気付きのように「自己肯定感下げてるわー。」と気付いたらOKです。

夢やライフワークに出会ってすごくテンション上がったのに、それを怖れを使ってぷしゅーっとしぼませてしまったのだから、毎日つまらないのも自然なことですね。

いつもお話していますが、不安や怖れは思考を動かして過去や未来に意識を向けます。
そうすると「今」に生きられなくなり、「今」あるものに有難みを感じられなくなります。

だから、「今」に戻る、ということがすごく大事なわけです。

でも、怖れに捉われてしまうとそこが見えなくなります。

Yさんが書いてくださってる「ふと立ち止まって現実を見てしまったのです。」の「現実」というのは、「怖れ」と言い換えても良いと思います。

まあ、「現実」は「現実」なのですが、「怖れフィルター」を通してみている「現実」と言った方が正確かもしれません。

なので、改めてその夢を現実化すべく、もう一度向き合ってみてはいかがでしょうか?

その時によくお勧めするのはやはり「人」です。

すぐ近くに夢を追ってる人がいるならば全然OKなのですが、なかなかいないですよね?
でも、少し視野を広げて見れば、同年代でも年上でもそういう人はたくさんいるものです。

そういう世界に自分を連れて行ってあげるのがお勧めなのです。

リトリートセミナーやその後のライフワークセミナーに来てくれる方はそういう方が多いので、もし良かったら参加してみてください。

3/9,10 神戸・北野リトリートセミナー
https://nemotohiroyuki.jp/event-cat/28183

まあ、こうして巧妙にステマを紛らわせながら話を進めているわけです(笑)
ステージが変わると出会う人が変わるのですが、そこは意識的に「変える」必要もあると思っています。

ドリームキラーが出てくることもありますし、今までの人間関係の中ではどうしても不安や怖れの方を見やすくなってしまうのです。

だから、その夢を応援してくれる人、または、夢を追いかけている人、がいる場所(ネット上でもOK)を探してみると、新しいステージに見合う人との出会いが生まれます。

そしたら、急ブレーキをかけることなく、改めてワクワクしながら夢に向かって進めると思うんです。

ちなみに夢を実現するために、まずは男を狩りに出かけるのもお勧めです(笑)
一見、夢と関係ないように思われるかもしれませんが、実は深いつながりがあります。
「ライフワークと真実のパートナーは同時にやってくる」という言葉もあるくらいで、どちらも「本来の自分」「本当の自分」が創り上げるものですから、どっちをやってもいいんです。

新しいステージに入ったんだー。
だから、こんなに混乱しちゃうんだー。

そんな風に解釈しながら本来の自分(=自分軸)に戻り、夢を実現させていきましょうね!
応援してます~!!

★動画付きでこんなテーマについて深く学べるオンラインスクールやってます。

https://www.mag2.com/m/0001677732.html


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