オヤジへの一線を確実に踏み出した話。



最近、サウナに凝っています。
出張明けやワークショップの次の日などにアク抜きする(疲れを取る)のにとても役立つのです。
若い頃はサウナは暑すぎてそんな長いこと入っていられなかったし、水風呂も冷たすぎて入れなかったのに、こう何というか、オヤジになったというか、両方大好き!になってしまったんですよね・・・。


暑いサウナでダラダラ汗をかくのも気持ちがいいし、冷たい水風呂に肩まで使ってアク抜きアク抜きと身を清めるのも嬉しいし、風呂上がりにかなり減った体重を目の当たりにするのも快感だし、ボーっとした頭でリクライニングチェアに寝そべるのもまたリフレッシュするし・・・。
今、好きなものリストを作れと言われたら、間違いなく上位5番目までには顔を出すだろうなあ・・・。

先月だったか、初めてサウナ専門店(?)に行き、その素晴らしさに感動したとき、何か越えてはいけない一線を越えたような気がしたものです。

露天風呂や岩風呂、温泉、壁画などの“お風呂を楽しませる”機能を一切排除した、サウナとお風呂と水風呂だけのシンプルな意匠。
タオルは持込だけとか、レンタルだとか、買取だとか、そんなひちめんどくさいシステムを排除し、どうぞ、好きなだけ使ってくだせぃ、とばかり棚に積み上げられたタオル類。
メインはお風呂よりもその後の休憩タイムだと言わんばかりに、休憩室にずらーっと並んだリクライニングチェア群。
仕切りもほとんどない開放的な空間にベッドをずらりと並べ、風呂上りの獲物達を待ち受ける凄腕マッサージ師のおばちゃん達。
カウンターで食事や飲み物をオーダーしようと思えば、ずらっと並ぶ居酒屋&食堂メニュー。
まさしく、オヤジのための空間なんだよなあ・・・。
(今日のオススメ料理が「イカの姿焼き」「たこわさび」だもんな)

そして、そんな空間が心なしか嬉しく、居心地の良さを感じる僕。
(そして、そんな夫に「遠くに行ってしまったのね・・・」とクールな視線を投げかける妻)

ただ問題はサウナというのはそっち系の方々の社交場になっているケースも多いらしく、初めて行く店の場合は「ノンケの知人からの紹介」もしくは「ネット等での徹底した事前調査」が必要なのがちょっと難点かもしれません。

でも、凝っていた肩も疲れが溜まっている腰も血行が良くなるせいかすーっと軽くなる上に、お肌もすべすべ、頭もすっきりするので、しばらくやめられません!!!

日々のミニコラム


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