(1/26)今あるものに価値を見てみよう



さむ~い日が続いてますが、いかがお過ごしでしょうか?
娘が人生始まって以来の風邪を引きまして、先週末からちょっとバタバタしました。

高熱が出て、おぉ、いよいよ突発性発疹か?などと騒いでましたが、普通の風邪とのこと。
でも、じっとしていればいいのに、そこは乳児ですから、鼻水をすすりながらもハイハイしまくり、咳をしながらR&Bのリズムで踊りまくり、鉄琴を叩いてはご満悦に浸り、治るものも治りません。

熱が高かったり、咳が出てなかなか寝付けないときなどには、夫婦ともども「かわってあげたいなあ・・・」としみじみ思うものですが、「これも人間として生きていくための修行ぞ、耐えるが良い」などと心を鬼にしたりしました。

それに、いたずらも始まりましてね・・・。
なんで、電気コードどか、ゴミ箱とか、触らなくてもいいものばかりに興味を示すんでしょうねえ・・・。

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「今あるものに価値を見てみよう」などというテーマが最近多いです。

自立から相互依存へのプロセスに良く出てきます。
自立すると一人でどんどん頑張ってしまいますし、その頑張り方は「こんなんじゃダメだ!もっと頑張らねば!」とスパルタ式を採用するものですから、人に対しては自信を示していたとしても、内面は自己嫌悪と自己否定の塊になっていたりします。

そんな時はお給料をもらっても「なんだ、これっぽっちか・・・」とか、
例え物事がうまく行っても「これ如きで、満足してはいけない」とか、
すごくすごく自分に厳しくなっていきます。

「厳しくなる」というのはまだいい言い方でして、実際には自分が手にしているものに全然価値や魅力を感じられなくなっているんです。
即ち、粗末にしてしまっているということ。

それはモノやお金だけでなく、人に対しても同じこと。

自分を否定するから、自分に近い距離の人(パートナーとか家族)とかも、同じように否定的な見方をします。
すると、だんだん「自分にはもっと相応しい人がいるのではないか?」とか思い始めてきて、他の異性を探すようになることも少なくないんですね。

だから、相手がどれだけ愛情を注いでくれたとしても、そんなときは全然受け取れないし、むしろ、うっとおしいものに感じてしまうものです。

でも、実際別れた後、思い切り後悔したり、引きずったりしてしまったりします。
本当はすごく大切で、価値のあるものなのに、それが見えなくなってしまっていたからね。

ただ、こういうことは頭で分かっていたとしても、なかなか心は付いてこないものですね。
それゆえに、結構同じ過ちを繰り返してしまう人もいます。
失敗することは何も悪いことではなく、そこから学んで成長すれば乗り越えられる(逆に言えば、成長するまで乗り越えられない)わけですが、自己否定的になると、自分自身の変化や成長も受け取ることができなくなります。

自分がそんな悪循環にはまってしまってるなあーとか、はまりそうだなあーというときは、まずは意識的な変化にチャレンジしてみましょう。
まずは、今自分が手に入れているものに感謝してみましょう。
パートナーに感謝を伝えるのもいいですし、給与明細をもらったら、どんなに金額が少なく感じられたとしても「ありがとうございます」と頭を下げたり、自分の着ているもの、身に着けているアクセサリ、一つ一つに感謝してみましょう。

まずは、形からだけでもOKです。

今、あなたの身の回りの人・モノを見つめてみましょう。
その一つ一つに「ありがたいなあ」との気持ちを贈ることができたとすると、きっと心はほっとして、安らぎを手に入れられることでしょう。
即効性はないかもしれませんが、ぜひ、お試し下さいませ。


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