私のブログに共感する女子は皆さん、「甘える技術」を学びましょう(^^)



発売を知ったときからきっとうちの読者さまにはドストライクな内容であろうと思っていたのだが、果たしてその通りであった。
思わず「自立系武闘派情熱女子のための恋愛講座」にテキストとして配るところであった。とはいえ、私が講師ではますますオカマの噂が絶えなくなると思い、泣く泣くblogでの紹介に留めることにしたのである。
ぜひ、高野さんのセミナーやDVDにてその神髄を学んでいただきたい。

とはいえ、この本を電車の中で堂々と読むのはなかなか楽しいものがある。ある時うら若き女子二人が目の前の席で喋りながらもチラチラと私の持つこの本を見ていた。私のお見立てによれば、よりチラ見度が高かった右側の女子は長女タイプで甘えベタである。また本人もそれを自覚しており「え?あんな本があるの?マジ読んでみたい。甘え上手になりたい!」と思ったはずである。
彼女はこの本のタイトルを確実に記憶したであろうから、今頃はきっと数々の具体的な甘えるテクニックを習得されていることと思われる。
ただ、その女子たちの視線が「えーっ?なにあの人?おっさんのくせして何て本、読んでるのー?笑えるー!キャバクラに狙ってる女の子でもいるのかしら??引くわ~」だったら悲しい。その場合は高野さんには大変申し訳ないのだが、貴重な読者を2名ほど逃してしまったこととなる。

さて、その本のタイトルと出版社はこちらの通りである。

甘える技術 彼があなたを手放せなくなる魔法(高野麗子著、WAVE出版)

ゆっちさん主催のセミナーに2回ほど読んで頂いたのだが、その「八馬ゆっちとゆかいな仲間たち」の一員としていらっしゃってる、かわいらしい女子が高野麗子さんであった。
愉快な仲間たちにはなぜか高野姓が2名いるので、麗ちゃん(麗子ちゃん)、那々ちゃんと呼び交わされている。

笑顔がとても印象的な可愛らしい女の子なので元キャバ嬢と聞いて「え?ほんま?え?まじ?」と思ってしまった。
ふつうではないゆかいな仲間たちの中で、一番ふつうっぽく見せてるのが麗子ちゃんであり、その辺がたぶん、お客さんである男の心を油断させるのに役立っていたのではないかと思われる。(と余計な心理分析をする男子は嫌われるのである)

とはいえ、口を開けば相当に腹が括った発言が連なり、また、その言葉もけっこう鋭い角度から投げ出されるのでカタギではないことがすぐに知れるのであるが・・・。

さて、別にセミナーに参加していただいたから、という恩義でこの本を紹介するわけではない。
本当に良かったので、ぜひ、私のブログの読者にお勧めしたいと思った次第である。

さて、前置きが長く、回りくどくてなかなか本編にたどり着かないのは私の癖に過ぎない。

冒頭の写真を見れば分かるようにかなり付箋を貼りまくってしまった。
冒頭から「おぉ!!」と思わず声を上げてしまった名言が数多く続く。
その一部を紹介させていただこうと思う。
若干ネタバレになるがお許し願おう。


女性よりも承認欲求が強い生き物が男性なんですね。競争本能が強いため、「他の人よりも自分が認められる」ことに特にこだわるんです。そんな彼らの承認欲求を満たしてあげること・・・それが「甘える」ということなんです。

実は社会的評価と、恋愛の世界での評価というのは、まったく正反対

自分に対して、あれもダメ、これもダメとガマンさせて、それで辛くなったり、(中略)、私はこれを、「心のリストカット」と呼んでいます。

甘い上手がよく使う6つのキーワードは・・・????

「しょうがないなあ」は「かわいいなあ」という意味

ペットボトルを使った「甘える練習」

「すごく」「とても」の言い方を変える。

「かわいい」を学ぶには漫画がお勧め

「相談する」ということは立派な「甘える」こと

「の」「ね」「なあ」を言葉の最後に付けると・・・

メールで使える「弱さ見せ」のテンプレート集

・・・などなど、自立系女子で甘え下手な人はとりあえず読むべし、です。

実は先日の恋愛講座で最前列に座っていた方もこの本を読んでらして「分かるけど難しい!!できない!!」って叫んでました(笑)それだけ自立してるってことですし、彼女はまさに武闘派中の武闘派ですから難しいのは仕方がないですね。
ぜひ鍛錬を積んで甘え上手になっていただきたいと思います。

とはいえ、読んでいると麗子ちゃん。可愛い顔してやっぱり怖い女なんだなあ・・・と実感したのでもし次に会うことがあったら一歩引いてしまいそうです・・・(笑)

甘えるって悪いことじゃないんです。
むしろ、お互いの距離を縮めるのにとても大切なマナーとも言えます。
何でもできる自立系の女子たちは「頼むくらいなら自分でやった方が早い」とか「甘えるのは恥ずかしいし子どもっぽいしプライドが許さない」などと強がってしまうんですけど、そうするとあなたはスキがなくなってしまうんです。
そして、「役に立ちたい生き物」である男性はあなたに興味があっても近づけない、ということになります。

特に「ロックマン(岩男)系」が大好きな方は甘える技術は必須科目ですよ。
また「野良猫系男子」が好きだったり、自分が「野良猫系」な方はこれを読んでぜひ傾向と対策を知ってください。
きっと彼や自分の行動パターンが理解できると思います。

また、夫婦関係でラブラブな関係を取り戻すにはこの甘えるってことがすごく大事なんです。
甘える、は、彼があなたの役に立つチャンスを与えるもの。

ぜひ、習得して更なるいい関係を築いていくきっかけにしてくださいね~

甘える技術 彼があなたを手放せなくなる魔法(高野麗子著、WAVE出版)


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