(罪悪感本の感想)この本には、その傷たちを手当する薬のような言葉が、至るところに散りばめられています。




『いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本』の感想を頂きました。
※リトリート仲間やお弟子さんたちの希望者に原稿(ゲラ)をお渡しして読んで頂きました。

『いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本』を読んで

いつも恋愛がうまくいかない私にとって、夢を諦め、挫折を味わった後、ハードな仕事に就いている私にとって、この本はとても、とーっても!大切な本になりました。

日頃、不思議に思っていることがあります。「なぜ、私は今、このような状況に身を置いているのだろうか?」という疑問です。自分一人では、この疑問の答えにどう頑張ってもたどり着けなかったのですが、今回、答えらしき核心に触れたような気がしました。

なかなか上手く行かない背景には「罪悪感」が潜んでいたということがわかりました。
このことに気がつけただけでも、罪悪感というものが「すーっと消えて」いったように感じます。

実は、STEP1を読み進めるのが、かなりキツかったです。途中で一回読めなくなりました。
そのくらい、私の罪悪感のツボが刺激されました。特に「愛の量と罪悪感の量は比例する」の中の~私は母親を笑顔にできない存在の章は完全にノックアウトでした。
でも、これから読まれる方にお伝えしたいのは、もし私と同じように途中でキツくなってしまっても、STEP2以降は、それはもう気持ちのよい最高の疾走感を味わえますので、どうか、がんばってSTEP2まで読み進めてください!

後半は、自分の中にある罪悪感をどう扱うか、罪悪感とどのように付き合っていくかなどが、わかりやすく具体的に書かれています。イラストもわかりやすくて、とっても可愛い!)
タイトル通り、ページを進めるたびに罪悪感が「すーっと消えて」いく感じがします。
例えば、
【私たちが今生きているということは、だれかに愛されてきたことを示しています】
という文章を読んで、少々大げさかもしれませんが、「あ、私、生きていていいんだ」と思えました。そうしたら、すごく嬉しくなり、「そうだよ。この体も心も時間も全部あなたのものだよ。あなただけに与えられたものだもの、あなたの好きなように使っていいのよ。」という声がしました。思わず泣けてきました。

読み終えての感想として、心の中には、自分すら気がつかない程の小さな傷が、案外たくさんあるんだなあと思いました。この本には、その傷たちを手当する薬のような言葉が、至るところに散りばめられています。心底オススメです!

A.Sさん


あわせて読みたい