そのやり方、自分に合ってると思う？～女性性でビジネスをするときは自分の心地よさが売りになると思うんです～

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ターゲットを定めたほうがいい人もいれば、あんまりこだわらない方がいい人もいます。
戦略的にやるのが自分に合う人もいれば、どんどん自分を表現していく方がうまくいく人もいます。
生活がかかると途端に思考的になって苦手な男性性のやり方に固執しちゃうんですけど、そこは意識を変える時かもしれません。

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このところビジネス系のセミナーや話をするようになったので以前にも増してＦさんのようなご相談を頂くようになりました。

最近の個人セッションでも「不倫の後遺症問題」「起業したけどうまくいかない問題」「婚活が壁にぶち当たってる問題」「職場のリーダーシップ問題」「夫もいるけど彼氏作っちゃいそう問題」「子育て・教育問題」とビジネスとパートナーシップの問題を交互に扱ってるような状態です。

あたし、そういうのが好きなの（はあと）（キモい）（ウザい）

そういえば「お前は何に対しても節操ないなあ」という評価を友人から頂戴していたことを思い出しました。

で、先日の名古屋のライフワークコンサルでも「あなたは女性性が豊かなタイプだからコレ！というものはないんですよねー。その場その場で自分の気分を良くする方を選択する生き方がライフワークなんだよねー。とりあえず裏庭に出没するイノシシでも捕まえに行く？」という話をしてました。

セラピスト業を７年も続けられてるＦさんが女性性豊かなことは間違いなく、ターゲットを決めるのがいやだ、とか、ぬるっとした感じが良いとおっしゃるのもそのせいだと思います。

とはいえ、依存を嫌うってのは自立系な人の第一条件ですので、立派な武闘派女子であることも間違いないでしょう。つまり、それなりに男性性も備わっているんだろうと思います。

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私のターゲットが自立系武闘派女子というのはよく言われることなのですが、そもそもその言葉自体、私の造語でして、何よりもそういう危ない奴らをターゲットにしてカウンセリングをしようと思ったことは一度たりともありません。

しかし、よほど前世で良くない行いをしたのか、行く先々で武闘派女子と遭遇し、よくよく見てみれば母殿も妹君も歴代の彼女たちも紛うことなき武闘派であることを知ったとき、我が運命を呪ったものです。（なお、妻についてはコメントを差し控えさせていただきます。）

もう長らく出会ってないので存在すら信じられなくなっているのですが「ふつうの女子のカウンセリングをしてみたい」というのが私のささやかな、そして、叶わぬ夢なのです。（ぜひ同情の目で見てやってください。）

で、私のところに来てくださる女子たちに何となく共通点があるよなあ、と俯瞰して眺めてみたところ、けっこうなサイズのチェックリストができたのでかつて公開しました。

★【保存版】自立系武闘派女子とは？

結果的にこういう怖い女子たちが来てくださっているので、「根本さんのターゲットは自立系武闘派女子だよね？」と言われるようになったんです。

だから繰り返しになりますがターゲット層として設定したわけではなく、気が付けば前世のカルマをこうして果たすことになったというわけです。（一体、私は前世で何をしたのでしょうか？）（一説にはイタリアの暴君だったとか、和歌山の山中で薬草を煎じていたとか、中国の貴族のお坊ちゃまだったとか、いろいろ耳にしておりますが）

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そして、今ではそんな私も１８０名余の弟子を抱える身になりまして（もちろん多数の幽霊部員を含む）、弟子たちに「ターゲット層はどこ？」という質問を投げかける身になりました。

けど、「心地よさ」「好き」「面白い」「腑に落ちる」等の感覚を重視する私にとって、そのターゲット層というのは人によってさまざまで、具体的な人物像までターゲットが描ける場合もあれば、ふわっとぬるっとしたターゲットが出てくる場合もあって、私はどちらでも良いと思います。

だからＦさんの「生き辛い人が自分を取り戻す」というテーマでも十分ＯＫなんじゃね？と思うんですけどダメなんでしょうか？

男性性的な思考を使えば、「生き辛い人って具体的にどんな人？それを明らかにしなきゃダメよ」とか「自分を取り戻すってどういうこと？もっと具体的に示さないと読者には響かないよ」とか言われると思うんですけど、女性性が優位なＦさんや同志の方々は、そんなことを言われてもめんどくさいだけなので、あんまりそこにこだわる必要はないとも思っています。

だってそうした男性性的な思考の人はターゲットじゃないですからね。

「生き辛い人！」と言われて「はーい！」と答えられる人がターゲットだし、感覚的なところでシンパシーを感じる人じゃなきゃＦさんだって相手にしたくないと思うんですよね。

で、女性性優位でビジネスを構築する場合、ここが肝心なところだと思ってまして、ターゲット層というのは要するに「あたしと気が合う人」とか「あたしの文章に共感してくれる人」とか「あたしが会いたい！と思える人」とか「あたしと一緒にいて癒されてくれる人」みたいな感じになると思うわけです。

だから仮に「ＨＳＰ専門」と謳ったところで「ＨＳＰの人の気持ちも分かるし、何とかしてあげたいと思うんだけど、だからってＨＳＰの人全員をお客さんにしたいとは思わないのよね」という気持ちがあるから「なんか束縛される感じがする」んだろうと思います。

「あたしと合う人が来てくれたらいいの」というのが実質的なターゲット層だと思います。

だから、私はそういう方々には「とにかく自分を出せ！」ということをお伝えします。

自分が思うこと、自分が感じること、自分の好きなもの、自分の嫌いなもの、自分が嬉しかったこと、自分が感動したこと、自分が悲しかったこと、自分がムカついたことなどをどんどん出しなさい、と。

そうして「共感してくれる人を増やしていく」ということをやるわけです。

そしてそういう方々にとって重要なのは昨日の記事にもつながるんですけど「リーダーシップ」です。（ちなみに心理学では「リーダーシップ」には女性性のエネルギーを重要視します。）

「あたしはこんな人間！」
「こういう風になりたい！」
「あたしはこういう人生を生きる！」

という生き方そのものが「看板」となり、「あたしもそうなりたい！」という方々が生徒さんになるイメージです。

「女性性」って「つながり」とか「共感」というのが大事な要素ですから「旦那を不倫相手から取り戻す！」という目標設定というのはイマイチ合わないと感じやすいのです。

それで

＞私のブログを読んですごく他の人より分かりやすかった、腑に落ちたといって私から受けたいと県を跨いで遠方から来て下さっていました。

という方がいらっしゃってくださるんですよね。

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だから「売れるためにターゲット層を定めることがほんとうに必要なのかなあ？」という風に私は思うんですよね。

むしろ、もっと自分の思いや考えや価値観をさらけ出していく方が「分かりやすい」「腑に落ちる」という方々を増やすんじゃないかと思うのですよね。

で、そもそも「売上」とか「計画」とか「戦略」みたいなものにどれくらいＦさんが興味あるかに疑問を持つんです。

そりゃあ、お金がなければ生活していけないからそこに意識を取られるのは無理ないけれど、だからって目標設定型の生き方をするのかなあ？と。

天命遂行型なんじゃねえの？と思うわけです。

ヒーリングやチャネリングを生業とされてる方なら、そういう思考的・理論的なものってあんまり興味ないんじゃないかなあ、とも思うわけで。

「だからこの業界の人たちはみんなお金に困ってるんです。もっと男性性を採り入れないとダメなんです。」という風に思われるかもしれませんが、でも、じゃあ、男性性を発掘して採り入れたら本業の方に差支えは出ない？とも思うんです。

だからそう思われるなら「その部分は誰かに任せる」というアウトソーシングの方がいいと思うんですよね。コストはかかりますが、役割分担ができて楽になると思います。

じゃなかったら、もっともっと「自分を出す」ということに意識を向けたほうがいいと思うんですよね。

＞女性性が高いとお金よりも心の充足感の方が大切というのも当てはまっていて、あんまりお金に執着がないんです。なんとかなるさ精神、でもこれって危ないしもうそんな事言ってられる年齢じゃないし仕事する上で、お客様にたいして無責任かなとも思います。

生活に響くようになってくると焦るし、手っ取り早く稼ぎたくなるし、「現実に引っ張られる」ということが起こるようになります。

それは当然っちゃ当然なのですが、それによって「ほんとうの自分」を曲げちゃうこともあって、本末転倒になることが多いんです。

だから今はしのぎ時ですね。

そもそもお金に執着がないのに「そんなこと言ってられる年齢じゃねえ！生活はどうすんだ！」と自分を駆り立てようとしてもなかなか心は付いて来ないと思うのですよね。

なんだかんだ７年やって来られたわけですし、それでやってきた実績もあるので。

だとしたら、むしろここで大事にするのはそうした「個性」で「自分らしさ」だと思うんです。

生活がヤバかったら開き直るしかないですよね？

だったらそこで、自らのタブーを破って、自分のほんとの思いとか、隠したい恥ずかしいこととか、黒歴史なんかを繙くのもアリです。

そうして「タブーを破る」「感情的リスクを冒す」ということが必要なんじゃないでしょうか？

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例えば、Ｆさんの読者の皆さんはＦさんがそれほど困っていることをご存知でしょうか？

また、彼女たちはどれくらいＦさんが今の仕事に情熱を持っているかを分かっているのでしょうか？

さらに、彼女たちはどれくらいＦさんのキャラや価値観、ポリシーなどを知ってるんでしょうか？

Ｆさんの好きなファッションとか食べ物とか男の趣味とか性癖とか知ってます？

そういう部分とかをもっと出しちゃっていいと思うんです。

７年も続けて来られてそれなりにお客様や読者がいらっしゃるなら、彼女たちに色々と質問してみるのもいいでしょう。

「みんなから見てあたしってどんな人？」て聞いてみると予想外の答えもいっぱい返ってきて面白いですよ。

そうやって「自分らしさをもっと前面に出す」ということをやってみるのもいいでしょう。

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女性性が豊かな人は「つながりビジネス」が向いてると思ってます。

比較的近い距離感でわちゃわちゃやるような感じ。
つながりを通じて売り上げを作っていく感じ。

サロンを作って交流する場を作ったり、お茶会や勉強会やオフ会などを開いてつながりを構築して行ったり、色々と関わる場を提供する感じ。

少人数なんだけど濃厚なグループを作っていくイメージです。

もちろん、そのグループとの距離感もまた自分らしさにこだわっていいです。

そんな密な距離感じゃなくて、ちょっと離れたところにいる感じでも構いません。

そして、そんなグループとのかかわりの中で彼女たちを「共犯者」にしていくんです。

ネタを募ったり、やりたいことをシェアして意見をもらったり、企画会議をしたり、色々と巻き込んでいくんですね。

うちのお弟子たちにも人によっては推奨していましてそれなりに成果を上げてます。

これがＦさんに向いてるかは分からないのですが、ひとつの参考になればと思います。

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ビジネスがなかなかうまく行かないときって「これが原因」と思うことがありますが、確かにそうなんだけど、それが本当に原因なのかは客観的な評価を入れたほうがいいでしょう。

私から見ればターゲットを定められないことがＦさんの問題とは思えませんでした。
もちろん、それはあくまで一つの見方で正しいかどうかなんて分からないんですけどね。

ちょうどいい感じに前向きになってきているところですから、今日の私のアイデアも参考にしていただければ幸いです。

◎オンライン：4/5（水）20:00-21:30【ひとりビジネス×心理学】「売る」ということへの抵抗はどうしたら払拭できるのか？～セールスと異性の口説き方は同じ！？理論～
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◎自分らしい生き方を見つける、人生を変える３日間！

5/3,4,5 ザ・リトリートセミナー in 神楽坂～ゴールデンウイークに人生を変える旅に出てみませんか？～
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