<リクエスト>
根本さん、こんにちは。
ブログをいつも楽しみにしております。
既出かもしれませんが、毎回、私は変な男性にひっかかります。県が主催のお見合いパーティの会場で知り合った男性は、後々分かったことなのですが、マルチ商法をやっていたらしく、その勧誘目的のために私に近づいてきました。私はマルチ商法はしたくなかったので、断り続けていたら、疎遠になり、最後はメール上で喧嘩して自然消滅。また、ある時ネット上で知り合い会ってみた男性は(相手から「会いたい」と何度も誘われたので、会ってみただけ)、私と同じ精神障害の方で、しかも白血病で経過観察中、さらにとある会社の役員の割には、ほとんど仕事をせず状態の人でした。この方とは3回会っただけで、ラブホに誘われたけど、断りました。
私は、できちゃった婚は嫌だったし、自分の病気が(子どもに)遺伝するかもしれないという恐怖を抱えています。そのことをこの方にお話してみたのですが、理解されずに終わり、今は、誰とも付き合っていません。
片思いで気になる方はいますが、言い出せません。相手はどうも女性が苦手らしくて、私は過去にいじめられたのもあってか、男性が苦手です。
どうして、変な男ばかりに引っかかるのでしょうか。
(ぽえまるさん)
<根本からの回答>
短所ではなく長所に目を向けて、自信を付けていきましょう。
それは辛いというか・・・まだ酷い目に合っていないだけマシというか・・・ますます男性不信が強まってしまう出会いばかりですよね・・・。
マルチ商法の人、病気の人、体もとめる人・・・並べてみるとしんどいように見えるかもしれませんが、でも、なぜ、彼らはぽえまるさんに“近づけた”のでしょう?
逆にちょっとこう考えてみてください。
“なぜ、近づかせてしまったんだろう?”と。
そういう男が悪い、と決め付けてしまうのは簡単なことですが、こう何度も続くと、“なぜ?”と思ってしまいますよね。
マルチ商法の人が近づくとしたら、きっと乗ってくれそう、あるいは騙せそう、そんな雰囲気をぽえまるさんの何かに感じたのかもしれません。
病気の人。分かってくれそう、助けてくれそう、そんな風に感じたのかもしれません。(それはあながち悪いこととは言えないかも、ですけど)
体求めてくる役員の人。受け入れてくれそう、と思ったのかもしれません。
もし、ぽえまるさんが過去のいじめの傷、こうして変な男性に引っかかってできた傷を引きずりながら生きているとしたら、なかなか自信なんて持てないと思うのです。
そうすると、やはり、弱弱しい雰囲気、受け入れてくれそうな雰囲気を醸し出してしまうことがあるんじゃないかなあ、と思ってしまうわけです。
もちろん、自分では意識しないうちにね。
だから、そういう時って、まずは自分を見つめなおす・・・それも、傷を癒すことも大事だけれど、いいところを探していく・・・そんなチャレンジはいかがでしょうか。
昔、あるお客さんがこんな話をしてくれてたんです。
「私って染めてるわけじゃないのに髪が茶髪に見えるし、こんな顔してるから、軽く見られるみたいで、高校時代からナンパされたり、強引に連れて行かれそうになったりして酷い目に合ったし、痴漢にもよく会って怖い思いもしたけれど、それじゃあダメだと、自分を見つめなおして、もっと自信つけようと頑張ったら、気がつけばそういうことが一切無くなって不思議な感じがするんですよね。今の私に痴漢する人ってあんまりいないかも、って自分でも思うんです。」と。
自信つけようって格闘技を習ったわけじゃなく、自分が醸し出す雰囲気を変えようとしていったんです。
一人では無理ですよ。誰かのサポートは必要です。
何かを頑張る・・・というよりは、諦めずに自分の心の中にある宝物を掘り当てていく、そんなイメージで見てくださいね。
必ずあるものですから。気がつかないだけで。あるいは、受け取れないだけで。
自分の女性としての魅力、輝き、可能性・・・信じられないかもしれませんが、数多くあるはずなんですよね。
それを一つ一つ受け取っていく、そうすると、自分は人を愛する力があり、愛される価値があることに気付いていけます。
すると邪心を持った人が近づきにくい、あるいは、近づいてきてもすぐにそれと分かる目が備わってくるんです。
で、そうすると、その片想いの男性にも近づき易くなるんじゃないかと思うんです。
欠点を直すよりも、長所を伸ばす・・・。
そのための長所探しをまずは始めてみませんか?
=今日のミニレッスン=
「私のいいところどこですか?」と周りの友人、家族、カウンセラーに聞いて見ましょう。そして、教えてもらった答えを大切に受け取ってみましょう。