自立系の大人女子にとって不倫の恋が“ちょうどいい”心理的理由。



結婚したい!と思いながらもなぜか既婚者の彼と恋に落ちてしまう。
早く別れなきゃと思うのに、なかなか離れられない。
そうした現象を創り出すのは今の自分にとって不倫の恋が“ちょうどいい”“ほどよい”からなのです。
その心理的な理由と解決方法を考えてみたいと思います。

このところ連日「まあ、不倫(既婚者との恋愛)がちょうどいいし、ほど良いんですよね」という話をしているので、きっと必要とされてる方も多いだろうと思い込みましてネタにさせていただこうと思う次第です。

ちなみに「あなたにとっては不倫という関係がちょうどいいんですよ」とお伝えすると「ええええーーっ!?」という反応をされることがほとんどで、「辛いのに?嫌なのに?結婚したいのに?ちゃんとした彼氏が欲しいのに?」と「?」マークがいっぱい出現する仕様になってるものです。

そりゃすぐには受け入れられないですよね。

「離婚した後は不倫に走りやすい」という話もありまして、「ひとりでいるのは寂しくて、彼氏はほしいんだけど、次の結婚はまだ考えられなくて、でも、誰かにいて欲しい」なんてときには「既婚者の彼」は“ちょうどよい”のです。

特に女性問題で離婚した場合などはそれに拍車がかかり、「女としての自信を取り戻したい」「自分が女であることを証明したい」「女としての寂しさを何とかしたい」というところもあり、潜在的には“復讐心”という心理も動くので、既婚の彼氏を作り、体を求められることによってその思いを満たそうとする傾向があるものです。

で、「既婚女子の不倫」や「独身女子の不倫」についても“ちょうどよい”という傾向があるんです。

最近はセカパ(セカンドパートナー)という大義名分で、「夫もいるけど彼氏もいる問題」を勃発させる既婚女子も少なくないのですが、それとて夫との関係で満たされないものを別の男で満たそうという心理(たいていはセックスやコミュニケーションですね)が働いているものです。

子どもの存在や経済的状況、あるいは夫への情、今の家庭環境への執着などから「離婚はしたくない」のですが、けど「女として寂しい」「夫のモラハラから逃げたい」「平和だけど退屈な日常」「夫から愛情を感じない」「レスが辛い」「女としてもっとちやほやされたい(子育て期間中は母になりきってるから)」等々の理由で、セックス、刺激、承認欲求、存在意義、愛情、人肌、話を聞いてほしい、などの思いを満たそうとするわけです。

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で、今回の主役は「独身女子」であり、かつ、「結婚したいのに~!」という思いを持っている方々であり、そんな彼女たちがなぜ不倫の沼から抜け出せないのか?という点についての考察したいと思います。

特にアラフォー女子(中でも30代)に特に多い心理とも言えます。

結婚したい!出産だって可能性を捨ててない!温かい幸せな家庭を作りたい!と鼻息荒く婚活を頑張ってるのに、なぜか既婚者の彼にハマり、良くないと思いながらも手放せずズルズル関係を続けてしまう・・・。

その理由のひとつめは「婚活疲れ」あるいは「恋愛疲れ」という点に見受けられます。

前者は聞いたことがあるかもしれませんが、後者はあまりなじみがない言葉かもしれませんね。ネットを検索すればたくさん出てくる言葉かもしれませんが、私はあんまり使ってことはないと思います。

「婚活疲れ」ってのはけっこうしんどいですよね。
頑張って婚活してるのに、いつもうまく行かず、そのたびに心が折られるわけです。
「本交際」に全然至らず、自己嫌悪の渦に巻き込まれていたり、頑張った分だけ落胆も大きいわけで、「ほんまにどうしたらいいのかが分からん・・・」と途方に暮れ、頭を抱えて絶望してしまうこともあるでしょう。

けど、まだまだ結婚をあきらめる年齢ではないし、希望は捨てたくないんです。
けど、疲れちゃったんです。もう頑張る気力は湧きません。

そんなときに既婚者が言い寄ってきたり、ちょっと気になる既婚者がいたりしたら「オアシス」のように見えちゃうんです。

「あそこで一休みしていこう」という気分になるんですね。

彼に体を求められて女としての価値を確認し、アンダーグラウンドだから男に対する恨み辛みはもちろん、仕事などのストレスも思い切りぶつけられてすっきりします。

彼も「不倫をしている」という罪悪感があるから、そういう彼女をなるべく受け入れようと頑張ってくれますし、セックスというご褒美のために彼女のご機嫌を取ろうとしますからたいへん優秀なサンドバック君になってくれるんですよね。

だから、わがままを言いまくれたり、思い切ったセックスができたり、気が済むまで彼に文句や愚痴や不満を垂れ流したりできるんです。

また、潜在的には「お父さんから与えられなかった愛を同じ既婚者の彼からもらえる」というメリットもあるので、子どもみたいに甘えたり、泣いたりできる人もいます。

ところが、そうした点はとても癒し効果が大きいんですよね。
罪悪感がずーっとあったり、「あたし何してんねん?」というツッコミが絶え間なく入ったりするものの、それ以上に解放感があるんです。

そうすると「旅の疲れを癒すオアシス」のつもりが「ここに住みたい!」みたいな気持ちも出てくるんですね。

ずっとここにいたい、ずっと一緒にいたい、離れたくない、という気持ちが出てきちゃって沼るんです。

もちろん、頭で「こいつじゃない!わたしは、わたしは、ヘラクレスオオカブトくんと結婚するんじゃー!!」と思っているし、心でも罪悪感や違和感や嫌悪感などでざわついているものの、「据え膳食わねば武士の恥」と言うべきか、目の前にある居心地のいい彼との時間は蜜の味がしてしまうのです。

そしたら、その彼を切っちゃうのは寂しいものですから、「彼をキープしながら婚活すればいい。それでいい人が見つかれば彼と別れればいい」という戦略を考えるんですよね。

それでうまく行けばいいんですけど、あんまりそういう話は耳に届いてません。(まあ、私の職業柄、うまく行ったらお会いすることもなくなるわけですけど)

というのも、不倫の彼の居心地が良い分だけ、それが基準になってしまいます。
その彼以上に居心地が良い人なのか?みたいな基準で考えるんですよね。
その彼があんまり良いと思えなくても、その距離感が安心感を作ってくっる場合もあります。

また、不倫だけど彼氏がいる、という安心感や余裕が逆に婚活を頑張る気力を削ぎます。
そもそも婚活にはいいイメージが全くないわけで、「またあんな嫌な思いをするのかー」と思えば、腰も引き気味になりますね。

そうなるとそのオアシスに安住しちゃって、そこから再び冒険に出ることがめんどくさくなるわけです。

ここは次の「恋愛疲れ」の話と絡めてしてみたいと思います。

で、アラフォーにもなればいろいろな恋愛をしてきたと思うんです。

アプリで出会った人と話をしているうちに「この人のこの部分は元カレになんか似てる」「あの人のこういうところは元々カレを思い出させる」「その人のあの要素は元々々カレみたいだ」みたいな感じで、なんとなく相手のことが分かっちゃって、そうすると「上から目線であれこれ言って来そうでヤダ」とか「淡泊そうだからレスになっちゃいそう」とか「けっこうお金にうるさくて揉めそうだな」みたいに分かっちゃうことが出てきて、ちょっと気分が落ち込んだり。

まあ、いわば酸いも甘いも噛み分けてきたわけです。(まあ、ほとんど“酸い”の方だったと思いますけど・・・。)

そうすると「好きってどんな気持ちだったっけ?」なんてふと疑問に思うことも出てきたりしてね。

もちろん、彼氏がいない時期、欲しくない時期もあったかと思うのですが、それでも周りから情報は入ってきますよね。

嫉妬しちゃうような素敵な情報もありますが、「A子ちゃんが長年付き合ってた彼氏と別れたらしい」「B美ちゃんの夫がお金にも女にもだらしない人で結構大変らしい」「C子ちゃんが子ども2人抱えて離婚して今、大変らしい」「D美ちゃんが結婚詐欺みたいなのに引っかかったらしい」などネガティブな情報も入ってくるわけです。

そうすると「今から新しい人と出会ってゼロから関係を作っていく」ということに対しておっくうな感じがしちゃうんです。ま、めんどくせーってことです。

そんな風に感じるってことは「疲れてる」んですよね。

でも、その疲れは恋愛だけじゃないわけで、仕事もそれなりにやってきて“責任”なんてものが付いて一人で任されてる業務がいろいろあったり、まあ、あとね、言いにくいですけど体力的な低下みたいなものもあるじゃないですか。

そうして「頑張って生きてきたことでの疲れ」ってのも重なるわけですよ。

そんなときに既婚の彼は“安心”だし、ある意味“安全”です。
先のこと考えなくていいし、お互いを深く知り合っていい関係を築いていこうとする必要もないし、そしたら「楽」じゃないですか。

それに不倫の場合、急接近することもなければ、(相手の奥さんにバレて事件になる以外は)急に離れちゃうことも少ないわけで、一定の、安全な距離を保ったまま関係を続けられるわけです。

そしたらやっぱり「ほど良い」「ちょうど良い」という距離感だと思いませんか?

婚活疲れ、恋愛疲れでだいぶ語ってきてお腹いっぱいかもしれませんけど、でも、不倫がちょうどいい理由はそれだけじゃありません。

「自立してるもんね」という話です。

決してこれは悪いことではなく、むしろ喜ばしいことなのですが、それなりに生きてきたら「生き方」がある程度定まりますよね。

「自分の世界」というのが意識しなくても出来上がってるんです。
「ライフスタイルがある程度決まってる」とも言えます。

例えば「土日のどっちからは家にいてのんびり過ごしたい。家の掃除や洗濯もあるし、ゆっくりひとりで過ごしたい」と思ってるわけで、そしたら、その日に「アプリで出会った人とのデート」を入れるのはちょっと嫌なんです。

なんなら「貴重な休日が1日つぶれちゃう」と思っちゃうことだってあるでしょう。

しかも、一人暮らしの今の家がとてもお気に入り!だとか、実家が居心地よくてたまらん!とすると、それだけ家で過ごしたい気持ちが強いわけです。

いろんな意味で疲れてもいますしね。

しかも経済的にも困ってなかったりしませんか?

長年の取り組みのおかげで自分のお給料である程度好きなことができる状態にしてきたので、ベストではなかったとしてもベターなエリアに家を借りれるし、いつもの店で好きな服も買えるし、贅沢はできないにせよ、旅行も行きたいところに行けるし、友達とちょっと奮発していいレストランでメシを食えるし、「なんか今日はメシを作る気分なれん」と思えばスーパーで総菜を買ってきたり、帰りがけにワインバーに寄って軽く飲み食いしたりもできるし、予定のない休日はパジャマのままネトフリで映画を見まくれるし、、、。

だから「結婚しても自分の部屋は欲しい。なんなら今の家は残したままパートナーと一緒に住みたい」という気持ちになるんですね。(実際最近は別居婚・週末婚も多いし、一人暮らしの家を残したまま結婚する人も少なくない)

そうして日常生活が良くも悪くも自己完結するでしょう?

それで「えーっと、男ってなんで必要だったっけ?」というモードになっちゃうこともありません?

で、「あ!人肌が恋しい!セックスだってしたい!たまには甘えられる相手が欲しい!」ってなるわけです。

そのときいろいろと相手に合わせなきゃいけなくなるステディーな恋人は、自分のライフスタイルを犯されそうで嫌なわけです。

そしたら欲しいのは今の生活で足りないピースを埋めるための“彼”という存在になるわけですから、不倫がちょうどいいって感じになりませんか?
ベストではないけれど、ベターな選択として。

そして、そこにいわゆる一般的な不倫の心理が入ってくることもあります。

・過去の失恋や離婚のダメージが実はまだ残っている。手放し切れていない。
・親密感への怖れが強く、パートナーと障害なく1対1で向き合うことができない。
・父親の愛が感じられず、ずっと父性を求めてきた。
・育った家庭がバラバラで辛い思いをしたから家族を作ることに抵抗がある。
・過去のトラウマの影響で男性不信に陥っている。
・今までの恋愛がしんどいものばかりで絶望してる。
・寂しさが強く、また、寂しくなることが怖い。
・大人になり切れずに、子どもでいられる関係を求めてしまう。
・長年の不倫経験が習慣化してしまっている。
などなど。

だとしたら、自分が不倫しちゃって、なかなかその彼と別れられず、ずるずると来ちゃったのも理解できませんか?

「それじゃ嫌なんです!ダメなんです!」と言いたくなるかもしれませんが、まずは、その自分を受け入れてあげませんか?

「今の自分にはこの関係が必要で、この不倫がちょうどいいんだ」と。

否定しようにもそれが現実だからしゃあないと思いません?

で、その上で、そこから先を考えていきませんか?

まずは「今の自分にとって不倫の彼は必要な存在で、その関係が程よい、ちょうど良いのかもしれない」と。

そして、それはどんな理由や背景があるんだろう?
そして、自分は本音ではどうしたいのだろう?

と正直な胸の内を明かしていきましょう。

そこから始めていくんです。

「疲れ」があるならば、それを癒すことも大事です。

ときには婚活や恋愛から一旦離れてしたいこと、好きなことをやって自分をご機嫌にすることにエネルギーを向けてもらうこともあります。

海外に出かけてみたり、じっくり温泉に浸かったりして英気を癒すのもいいでしょう。
友達に会いまくってしゃべりまくって元気を取り戻すのも大事。

頑張ってきた自分をたくさん承認してあげる(ほめてあげる)ということもとても大事です。

自分の疲れはどうしたら抜けてくれるのかを考えましょう。

それから、せっかくだから不倫の彼を“利用する”という手を提案することも多いです。

それまでの人生や恋愛で「苦手」としてきたものを克服したり、「我慢・犠牲」を辞めたりするために「言いたいことを全部言ってみて」「我慢せずに思い切ってわがままになりましょう!」「思い切り大胆になってみない?」なんてことをやってみます。

怖々ながらもやってみると殻を破れたり、わがままを言ってもいいんだ!という体験ができたり、泣きじゃくれたり、怒りをぶつけたりできて、ガラッと変わる方も多いです。

彼にはちょっと申し訳ないですけれど、いい女と秘密の恋を楽しんでるんだからそれくらい許してもらいましょう。笑

そして、私の方ではその内面的な部分のサポートをさせていただきましょう。

疲れを癒したり、セクシャリティを開いたり、我慢・犠牲・いい子のパターンを手放したりするのと同時に、慢性的になってる子ども時代からの関係を癒したり、過去のトラウマと向き合い、解消したり、“ほんとうの自分”と出会い、“ほんとうの気持ち”を探ってみたり、まだまだ隠れてる才能や魅力を開発していったり、自分を大切にすることを学び、実践したり。

ライフワークに着目することもあれば、親密感への怖れを癒して真実のパートナーを手に入れる準備をしていくこともあるし、この辺はとても“手が多い”です。

そうすると、その不倫の恋が「必要じゃなくなる」瞬間がやってくるものです。

ある人は「なんだかんだ彼との関係は自分を大切にしてるとは言えなかった」という思いが腑に落ち、あっさり彼と別れることができました。

またある人は「真実のパートナーシップにコミットするぞ!」という情熱が湧き上がり、怒涛の如く別れの儀式を済ませてきた自武女もいます。

さらに「ライフワーク」の糸口をつかんだことで、すんなり彼に別れを告げられた人もいます。

その時は必ず来るものですから、自分らしい生き方に自然と戻れるよう、今できる準備をやっていきましょう。

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