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助けたい、救いたいという思いがあると、どうしてもサービス過剰になってしまいます。
でも、その背景にあるのは、罪悪感、無力感、無価値感などから生まれる「自己価値の低さ」です。
だから、自分にもっと価値を見て、自己肯定感をあげることが必須になるのです。
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彼とやっと終わったかも~と思っては続く…を繰り返し、勇気を持って自分を見つめてみたら、おや?と思うことがありました。これ、どーゆうこと?センセのキレッキレなお言葉ちょーだい!
・彼のことは、心ではもう無理だわ、こんな男。わたしを大切にしないしデートの約束もしないし他に女いるし。そんな男いらなくね?捨て捨て!と思うのに、そうすること、つまり、彼を見捨てることに罪悪感がある。
彼がかわいそうって思う。最終的には、あ!わたし彼を助けたいんだわーと気づく。彼の言動の裏には悲しみがあり、怖がってる彼を解放して、その結果わたしのことをぞっこんで愛してもらうぜ!と思ってるらしい。
げぇーーーーって衝撃でした。まじかーーー!両親と同じことしてるやん!って。
わたしの人生ずーっと家族のために自分を捧げてたんです。情熱的に笑。
我慢したりわたしがやればいいんだ、そうすればよくなるから!という思いで家族に時間を費やしてきました。歯を食いしばって頑張った結果、両親離婚、父音信不通、母他界。姉は結婚し子供もでき家族がある。
わたしは何も手にしてない。ちーん。無力感というか、あんなに頑張った時間なんだったんだ、報われないなと。センセにうまく伝わってますか?
同じことを彼で繰り返してるっぽいんです。でもまた報われないな…を繰り返すのはやだぜ!なんなんだよ、これ!って感じです。
わたしに分かったのはここまで。この先どうやってこの助けたい思いを手放せるのかわからないです。
助けなくても彼は野良猫だから生きていける!と思うとか?野良猫男子は魅力的です。よだれもんです。刺激物でしかない。中毒性高くやばいやつ。いろんな依存症と同じですか?アルコールとかドラッグとか。野良猫依存症。ウケるー!
(Yさん)
だね。野良猫依存症。決まりね。お薬はありませんぜ(笑)何とかにつける薬はねえ・・・ってわけじゃあありませんけれど。
そりゃ、「世の中で一番嫌いなものは何ですか?」という問いに、食い気味に「退屈!!!!!!」と答える情熱女にとっては、野良猫君はかっこうのエサですわな。
全然退屈させてくれませんもんねー。そりゃあ、僕みたいにごく普通の男子と付き合ったら、すぐに飽きて、自分が野良猫になっちまうもんねええ。
キレッキレの回答をするならば、「それでいいんじゃね?」でどう?どう?
「それがあたしなんだし、しょうがねーよなー」ってことでどう?どう?
たいていYさんみたいな人はとても賢い(頭の回転が速い)ので、セミナーとかでYさんの同志から同じ質問を頂いたときに同じ答えを返すとすぐに
「センセ、めんどくさいと思ったでしょ?だから、そういう答え返すんでしょ?」
って見抜かれてしまうわけですけど、でも、本音なんすよね。
「それがアタシなんだから、しょうがないよねー」ってのは本音。
それは長所でもあるんだから、消さない方がいいよって思うんです。
ここに書いてくれてる話って、その長所がネガティブに動いた話ばかりだから、それってヤバいなあ、変えたいなあ、って思うかもしれないんだけど、けれど、そういう性格で良かったこともいっぱいあると思うんですよね。
諸刃の剣だから、長所って。
そもそも長所も短所もねーし。
野良猫をいつも追い回してフンフン鼻息荒くしてる武闘派の女子ってのは、よく「そういう性癖直したいんですぅ~」って言うんですけど、やっぱ好みってものがあるじゃないですか。
ラーメン好きな人って、体に良くないよなあ、こればっかりは・・・と思っても、ついラーメン屋に入ってしまうじゃない?
甘いものが好きな人だって同じよね。
それって性(さが)だから。
もちろん、変えていくことは可能だけど、表面的なところだけ変えようとしたってダメでしょ?
だからできることって自分を肯定することだけなんだわなあ。
それでいいじゃん。
それがアタシなんだからさ。
これに尽きるのよね。
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両親のこと大好きだったでしょう?
だから助けたいと思ったんでしょう?
それで一生懸命やって、報われない結果に終わったとしても、それって元々結果ばっかり追いかけたわけじゃないと思うんです。
「助けることラブ」なんです。
これもやっぱり気質みたいなもんでね。
Yさんとは関係ないけど、風俗で働いている女の子にも同じ部分があってね。
男性を癒したくて、助けたくて風俗やってる子もたくさんいるんですよね。
それで、やっぱり辛くなって、ましてや子供なんかもできちゃったりしたら罪悪感に苦しんだりもするんだけど、それが好きだったらしょうがないよねえ、と思うんです。
でも、助けたい、癒してあげたい、という人だから、その方法は風俗に限らないのね。
だから、その本質の部分をもっと自分が喜べる方法で叶えない?ってことで、ある人はカウンセラーやコーチになって、ある人はエステシャンになって、やり方を変えて本質を生かす道を探っていくんです。
そしたら幸せになれるんです。
それがライフワークを生きるってことになります。
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Yさんはそれだけ愛が強い人ですよね?
愛したい、助けたい、人なんですよね。
それが生命線というか、それが生きる糧なんです。
友達に泣きつかれたら頑張って助けようとしちゃわない?
だから、その部分はYさんの魅力であり、価値であり、宝物なんです。
それを失うのはよくないと思うんですよね。
生きがいなくすようなもんだから。
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助けたい、愛したいのはYさんのしたいこと。
でも、そうしても報われない、とするならば、「やり方」が間違ってるのかもな、と思うんです。
上質の材料を仕入れた。
けれど腕によりをかけた料理がまずかった・・・。
とするならば、やっぱり料理の仕方が間違ってたかな、って思うじゃない?
それと同じことで、Yさんが持ってるその魅力ってのはかけがえのないものだから、それをどう生かすか?ってやり方を考えた方がいいと思うんですよね。
何が好きなの?
何に喜びを感じるの?
彼らを助けてどうなるのを夢見てるの?
自分にとって幸せって何?
ほんとうにしたいことって何?
自分を肯定しながらして何度も何度も問いかけてみてください。
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子どもの頃から親を助けて頑張ってきた人は、助けが必要な人に恋をして、親にしてあげたことと同じようなことをして助けようとするんです。
子どもが親を助けるのは全身全霊で肉体を使うんですよね。
いい子になって言うこと全部聞いたり、慰めたり、話を聞いてあげたり、励ましたり。
仲良くしてほしくて頑張って両親の間を往復したり、一生懸命我慢したり。
思考や精神がまだ人間として未熟な子ども時代というのは、そうして体を使って助けようとするんです。
でも、それが身に着いた「やり方」になってしまうと大人になっても同じ方法で相手を助けようとしてしまうんです。
話を聞いてあげたり、駆け付けたり、体を与えたり、お金を渡したり、我慢したり、待っててあげたり。
でも、助け方ってそれだけじゃないでしょう?
大人になって頭が使えるようになれば、冷静に「ここは彼を信頼して突き放してあげた方が相手のためだ」と考えることもできるし、母性のような大きな心で彼を包み込んであげることもできるんです。
それを「学ぶ」のはどうでしょうか?
「やり方が違う」って言われても、「じゃあ、どないすりゃええねん!」って思うでしょう?
だから、それを学ぶんです。
大人の助け方を。
助けたい人に恋をして全身全霊ぶつかって何とか救ってあげようとする以外にも彼を助けるやり方はあるんです。
そこに意識を向け始めると、野良猫君を手放せるようになります。
どうやって助け方を学ぶのか?って言えば、興味のあるセミナーとかスクールに通ってみて、そこで学ぶことができます。
本やブログからも学べます。
また師匠を見つけてその人についていくのもありです。
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でも、やっぱりその前提となるのは「自己肯定感」なわけです。
自分を肯定してあげようとする気持ち。
中毒になるくらいサービスし過ぎるってのは、やっぱり罪悪感が強かったり、自己否定が強かったりするからなんです。
自分の与えてるものに価値がないから。
本物のヴィトンのバッグを「これもあげる、あれもあげる」ってどっさり渡されても、あまり価値を感じないの、分かります???
本物のエルメスがスーパーのワゴンの上に乗ってて「大特価!3500円!本物!」って手書きのチラシが貼ってあったら信じますか???
そう、自分の価値を知らなきゃいけないんです。
Yさん自身の価値がどれくらい素晴らしいものなのか?
Yさんが与えているものがどれくらい価値のあることなのか?
それを思い知る必要があるわけです。
そしたら、ちゃんと然るべき場所に飾り、然るべき方法で与えることができます。
ガードマンがいる路面店の棚に恭しく並んでいるからその価値が分かるように。
だから、自分が与えてきたこと、自分がしてきたことを振り返って、ちゃんとその価値を見てあげて欲しいんですね。
そうすると過剰なサービスができなくなります。
もったいないと思うからね。
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野良猫君に振り回されたり、過剰に与え過ぎたりして、報われないと感じるのは、何も恋愛に限ったことじゃありません。
仕事でもそう、ほかの人間関係でもそう。
自己価値を低く見積もりすぎているから「報われない」という結果が起こるんです。
逆説的に見れば「報われない」という結果を得ることで、「ああ、自分のことを粗末に扱ってるなあ。」ということに気付くことができるのです。
「私は自分が今思っているよりもずっと素晴らしい存在なんだ!価値がある存在なんだ!」ということを実感できるように、まずは自分を愛し、自分を助けることに目を向けてみてください。
それだけの価値と能力は十分備わっていますから。
分かる?
要するに、それだけいい女っちゅうことです。
「私はすっごくいい女」
毎日300回くらい唱えてくださいな。
自己肯定感をあげる本はコレ。
↓
「敏感すぎるあなたが7日間で自己肯定感をあげる方法」(あさ出版)
セミナーならばコレ。3/25 東京、3/31 札幌で開催。
ワークショップ「自己肯定感をあげて仕事や恋愛を成功に導く7つのメソッド」
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