ずっと否定してきた女性性を開きたい!!!



方法論はたくさんあります。
けど、もっと大事なことがある、と思っちゃうんです。
表面的なものじゃない、もう少し内面的なもの。
やっぱり「自己否定」ってよくないよね、という話です。

***
根本さんこんばんは!
いつも楽しく拝見させて頂いています。

浮気やお金を入れてくれない旦那様にあっちこっちぶつかりながらやってる、武闘派女子なのでしょうか?笑
やっと全ての選択を旦那様に委ねようと腹がくくれたような気がします。

ですが、ひとつ。自分の中で気になることが。旦那様のお相手が、私羨ましくて羨ましくて仕方ないんです。

お相手は夜のお仕事をされてるため、良くHPにupしてるので、どうしても見てしまうし、見ては女性らしく可愛いくて、色っぽい彼女が羨ましくて。
私にはないものを、たくさん持ってるきがして。悲しくなります。

小さい頃から男の子になりたくて(兄の影響)、厳しい父に育てられたせいか、女性性を、否定してきたのは分かるのですがどうやって女性性を開くのか!知りたいです。

セクシーな下着が大好きですし、スカートもたまに履きます。

でも彼女みたいになりたいと思ってしまうのが苦しいです( >_< ) ネタにしがてら、手取り足取り、詳しく教えてくださーい(´>∀<`)ゝ (Mさん) ***

手取り足取り・・・ブログ/メルマガで???怖いでしょ?今、スマホの画面から私の手がにゅ~って出てきたら。
あんた、それ、もう、ホラーよ。

え?あ、嬉しい?きゃっ!(赤)

武闘派女子の皆さんに「こういう風にしたらいいですよ」ってハウツーをお伝えするとですね、

「よっしゃっ!!やったるでー!!!」

という気合もろとも突撃していき、まさにその通りになるんです。

ミニスカート履いて、セクシーな下着着けて、メイクレッスンに通って、セクシーセミナーを受けて、もう、ほんとハード面は完璧に揃えるんです。

ただ、根本的な過ちがありまして・・・。(あ、この場合は「ねもとてき」ではなく「こんぽんてき」と読みます。ご注意ください。)

そのやり方そのものが男らしすぎる・・・。

ただ、私の知る限り、看護師とホステスは「外見はめっちゃ女だけど、中身は確実に男」が多いので、Mさんが目指される方向性としては間違っていないのかもしれません。

そう、男じゃないとあの仕事、やってらんないんですよ。

#まあ、ここで言う男とか女ってのは一般的な意味での男と女です。

ということで、形を揃えるのは得意だと思いますので、内面的な話で推したいと思います。

そもそも「女性性」ってのは本当に広い意味がありまして、例えば、聖母系、可愛い系、綺麗系、お姉さん系、お色気系、肝っ玉母ちゃん系など様々な区別ができます。
そして、多くの人はそれらをすべて持っていて人間関係や環境要因によってどれかの要素が際立ちます。

だから、女優さんはある時は「可愛い女の子」に扮し、ある時は「色っぽいホステス」に扮し、ある時は「清楚な奥様」を演じたりできるんですよね。

どれも持っているんです。内面に。

だから、Mさんが「ない」と思ってる、その女の子の要素、それは単に「使ったことが“ない”」ということでもあるのです。

でも、そうすると「顔つきが」とか「骨格が」とかいう話になることもあります。

「だって、旦那の浮気相手は華奢で細い女の子なんです。男なら抱きしめてあげたい!って思うと思うんです。それに対して私は骨太のがっちり体型で・・・」みたいに。

で、言うんです。

「そんなあなただってアメリカに行ったらめっちゃ華奢な女の子になるで~」とか「そういうエキゾチックな顔立ちってのは欧米人にはめっちゃ人気でしょ」みたいに。

でも、それに対して口答えするわけですね。

「あたし、日本人が、いい」

まあ、確かに・・・(汗)と言いくるめられそうになる根本くんなのですね。(ここでは、ねもとくんと発音し、こんぽんくんとは読まないのでご注意ください)

で、負けずに言い返すんです。ここで言いくるめられるようなら16年のキャリアが泣きますからね。ふふふふ。

「でも、実際、彼らに口説かれたらちょっと自信になると思わない??」

どうだ!

「でも、外人だし。あたし、日本人がいいんです。っていうか、旦那がいいんです。浮気とかしたくないですし」

・・・。
す、すいません。
負けました・・・。

ま、要するに
・自分の魅力を受け取りたくない私。
・私は魅力的ではない(色気がない)ということにこだわりたい私。
・私はあの子に負けていて、勝ち目はないということにしておきたい私。
がいるってことですね。

(負けそうなときは話題をすり替えるのがカウンセラーとしての基本テクニックです。)
(うそです。)

でも、「いいなあ、ああなりたいなあ」と思うのって自分の中にあるからそう思うんですよ。
最近はそういう話あんまりしないですけど、これ、もう心理学の基本中ほ基本中の基本である「投影の法則」ですからね。

自分の中にないものって相手には見えないですからね。
しかも、羨ましいって思うってことは、自分の中にあるんだけど、それをなかなか出せなくて葛藤しているから、ですから。

ココは皆さん大きく抵抗されるところですね。

「自分にないから羨ましいんじゃないですか?」って思うんです。
でも、「自分にないものは相手にあるということも気付かない」というのが真実です。

だから、「あるんだ」って思ってみましょう。

でも、「ある」ってたって、その形のままあるわけじゃないですよ。
ここがややこしいところなんですね。

こういう話になると

「あたし、見事なくらい胸がないんですよ。だから、ある人がめっちゃ羨ましいんですよ。でも、あるって言うんですか?」

いい質問です。
ほんと「じゃあ、見せてごらんよ!」というと、即連行されてしまうので言いたいけど言いませんが、でも、「形じゃない」ってそういうことなんです。

「胸がある人にどんな魅力があると思いますか?」って質問をします。
あるいは「おっぱいにどんな魅力があると思いますか?」って。

・女性らしさの象徴
・柔らかさ
・包容力
・女性的な色気
・美しさ
・男性の目を引くもの
などなど

他にもいっぱいあると思います。

で、「あなたにもありますよ」ってのは、胸じゃなくて、そこに紐づいてる魅力なんです。

だから、その質問は人それぞれ答えが違うし、自分なりに答えを出さなきゃいけないんです。

まあ、私は「心」を扱う仕事をしているので、形にはあまりこだわらないっていうか、極論、形には意味はないっておもっちゃうんですよね。
「できごとそのものに意味はなく、すべてニュートラル」ということに繋がります。

その「胸がない」というのも一つの見方であり、じゃあ、その「胸」にどんな意味を見ているの?って「中身」が大事だと思っちゃうわけです。

で、自分が見つけたその「胸がある人の魅力」ってのは、そのまま自分自身の魅力ってわけです。

自分では認めたくないかもしれないけれど、ね。

で、Mさんのリクエスト、女性性を開花される方法について、なのですが、、、まあ、こういう言い方をすると何ですけど、最近の根本くん(この場合も、ねもとくんと読みます)にそんな質問すると「どうして開花させなきゃいけないの?」「開花させるってどういうこと?」って逆に嫌な質問をされますよ。

今時期、梅や桃がきれいですけど、ああやって花が咲いてるなあって目に見えたらいいですね。

人の成長って面白いもので「ああ、女性性が開いたね、ほんとに輝いてるね」って言った方と数か月後に会ったら「あら、もっと開いたね、すごいね。ほんと満開?」ってなり、さらに数か月後「あらあら、またまた開いてるね~」ってなったりします。

だから、Mさんが開花してないのか、開花してないことにしておきたいのか、は分からないんですよね。

そもそも「開花してる」ってことに意味があるのかどうか?(笑)

というのも、「開花してない」と思うことで自分を否定するのはやっぱりちょっとなあ、あれだよなあ、うん、アレだよなあ、と思うからです。

「今でも魅力的なあたしだけど、もっと花開かせたいのぉ~」って言うならOKですけどね。

要するに「そこに否定」があるのが辛いんです。

否定的に見る癖がつくと、魅力的になっても否定的に見ますから、魅力的になってるようには思えないってなるんです。

今の自分を肯定的に見ると、今の自分もステキだし、魅力的になったらますます素敵になっちゃうってことで、どんどんアホになるんです。

なので、Mさんは今のあたしでも十分魅力的よ~ってところに目を向けましょう。
その水商売してる女の子に見る魅力も私の中にある!と思うのもそうだし、旦那様との再構築を頑張ってる私って愛がいっぱいだよね!と思うのもそうだし、ほんと、いっぱいあると思いますよー。

そして、やはり魅力=自分らしさだと思うわけです。
自分らしくいられればいられるほど、魅力的になると思うのです。

だから、今の自分に正直に、素直に、自分らしくあればいい、と、それだけを思いながら生活するだけで随分と魅力があふれ出てくると思います。

とりあえず今日は私らしいパンツ、履いてますか?皆さん???

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