W不倫が終わったのち、私だけがブラックな感情を持ったまま5年が過ぎました。


それだけの思いを持ち続けられるのはなぜなのか?
なぜ、そんな関係にハマらざるを得なかったのか?
その情熱の源泉はどこからくるのか?
表面に起きているできごとから掘り下げてみるのが有効だと思うのです。

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初めまして。メルマガで私のネタを取り扱って頂ければ幸いです。

私は同じ会社の方とダブル不倫を半年し、彼のご家族にばれてしまい別れました。別れてもうすぐ5年が経ちます。別れた後も、食事したり、手紙で気持ちを伝えたり、キスしたりで、友達以上ではありました。愛してるとお互いに言う仲でした。しかし、今年頭に、家庭問題もあり、「愛してる」には答られないと言われ、それからは気持ちを伝えたりはしてません。

ご相談は、私の気持ちが不安定な事です。彼を愛する日もあれば、彼に対して怒りでいっぱいな私がいます。
あれほど愛してると言ってたのに!私はあなたと付き合わなければ無職になる必要も無かったのに!と怒ってます。彼と同じ部署に異動するように命じられましたが、彼の素っ気ない態度を見るのが嫌で辞めました。
また、彼と別れた後に、婦人科系の病気を患い、手術をしました。これも彼のせいだ!と怒っている自分がいます。
無理矢理付き合ったわけでもないのに、被害者意識が強い私です。彼はばれて家庭に戻った。私に期待させるような態度、言葉を発してますが、基本は家庭に戻っています。
私だけがブラックな感情を抱き5年が経ちました。
彼への怒り、相手を責める嫌な感情、私を愛していてほしい、という感情で毎日疲れてます。何やってるんだろ、バカな私だなと思います。こんな私にアドバイスを頂けると救われます。よろしくお願いします。
(Kさん)
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私の元にはKさんのような情熱的女子からのご相談が相次いでいるので日本中そんな女子ばかりだと思っていたのですが、ふとそんな話をセミナーでしたら複数の参加者から「私は違いますよぉ!絶対違いますって!!ぶぉぉぉぉぉ!!」という声が相次いだので、やはり情熱的女子の国だと確信している次第です。

このブログ/メルマガでミミダコになっているかと思いますが、情熱の女は退屈が嫌いです。
退屈になるくらいならば自ら炎となって問題を作り続けるくらいなのです。

Kさんもそんな情熱女子の王道を闊歩されているようで、好きな男に対して常に業火の如く愛を燃やし続けているわけですね。
好き、という気持ち、愛という気持ちに繋がればその炎はロマンスとなり、怒りや恨み辛みと繋がればその炎は赤々と夜空を染めるほどに舞い上がるわけです。

ぶぉぉぉぉぉぉーーっ!!てわけです。

怒り、嫌な感情、執着、愛情、それらの感情が交互にやってくるのは一見苦しいのですが、常に情熱を燃やし続けることができるんですよね?

それがKさんの目的だとしたらいかがでしょうか。

そもそもこの手の話を伺うときにまず私が目を付けるのは「夫との関係に何かあったから彼に恋をした」ということです。
つまんない男なのか、付き合いきれん男なのか、飽きてしまったのか、おもんなかったのか、淡白だったのか、夜の生活が楽しくなかったのか、寂しかったのか、義理での結婚だったからなのかは分かりませんが、そもそもはそこに原因があります。

ご主人との関係にマンネリなり退屈なりを感じていて、それが嫌で彼の元に行ったとしましょう。
ところがあっさり彼との関係がバレてしまい、たった半年しかドキドキを味わえなかったわけですよね?
そりゃあ、フルコースを食べに行って前菜だけで「終わりです!」って言われたらそりゃあ、暴れますよね?

楽しみにしていたお料理がおじゃんになって、何も用意されてない冷たい家に帰れると思います???
ムリですよね。

だとしたら彼のことで無理やりにでも炎を燃やさないと意味がないと思いません?

だから、彼はいい感じに地雷を踏みまくるし、また会社も会社で同じ部署に異動にさせるなんてKさんの情熱に油をぶっかけるようなことをしてくるし、婦人科系の病気にもなるし、というできごとを“自ら創り出して”その退屈さを紛らわせてる、と考えたらいかがでしょう?

5年も続くんでしょう?
いったいどれだけそれまでの人生に絶望していたのでしょう???

そもそも不倫って気持ちが不安定にならざるを得ない関係でしょう?
だから、知ってか知らぬかは分かりませんが、潜在意識では不倫に走るのはそんな不安定さを味わいたい人だけなんです。

意識レベルと潜在意識レベルで思いが食い違っていることも多いので、たとえ自分ではそのつもりはなくても、目の前の現実が正しいと思った方がいいですね。

しかも、W不倫ってのは元々のご主人との関係に何らかの問題があるからこそ、生まれるものですからね。
故に、より不安定になるのは必然と言えるでしょう。

だから、Kさんをカウンセリングするとしたら、そんな前提に立ったうえで「旦那とはどうして別れないの?」という話から始めたいと思います。

そして、意外かもしれませんが、彼との関係には触れず、旦那さんとの関係から、Kさんの生い立ちなど過去のことを掘り下げて行くと思います。

なぜ、彼との関係にそこまでこだわらなきゃいけないのか?は彼との関係にあるのではなく、Kさんの心の内に元々あったものが表出したものだと考えるからです。

だって5年も引っ張るんですからね~。なかなかのネタですよ~。

ということはとりあえずKさんにとってやっていただきたいことは自分の人生を振り返ることです。
この5年で散々やられてきたかもしれませんが。

子どもの頃、どんな女の子だったのか?
お母さん、お父さんとの関係はどうだったのか?
きょうだいとの関係はどうだったのか?

学生時代、友達関係、あるいは、異性との関係はどうだったのか?
今までの恋愛はどんな恋愛が多かったのか?

そんな自分を振り返る時間を作ることは、なぜ、今の私が出来上がったかを知るのに有効な方法です。

情熱の女は時に思い込みという武器を発揮して、相手の行動を見通します。
確かに直感鋭く、感性レーダーも高性能なため、かなり相手の心や行動を見透かしてしまうのも事実ですが、時にその思い込みが暴走となって関係性を壊したり、決め付けに走ったりしやすいんです。

いわば、自ら堀った穴に自ら落ちるという演出にハマりやすいわけです。

例えば、私だけが本当にブラックな感情を持ち続けているのかは分からないところです。
彼が苦しんでいないのか?彼の気持ちがほんとうに家庭に戻ったのか?も実は本人にしか分からないものなのです。

また、バレたから彼の気持ちが家庭に戻ったのではなく、そもそもKさんとの関係に不満があって結果的にそうなっている可能性もあります。

つまり、「私」のことはまあいいとして、「彼」のことは彼にしか分からないのでそこは越権行為となってしまうのです。

もし、Kさんが彼との関係以外で過干渉・過保護気味な傾向があるとしたら、それはそれでちょっと意識してみる方がいいかもしれません。

でも、そもそもそんなに情熱の女なのに、被害者意識の方にばかり捉われるのはなぜなのでしょう?
どうしてそんなに自信を失ってしまったのでしょう?

やはりこの辺は「自己肯定感」ってのがカギ何だろうな、と思っちゃうわけですね。いつものワンパターンですいません(笑)

「彼」というのはKさんの感情にスイッチを入れてくれる存在なだけです。
もちろん、彼に限らず、自分以外の人やできごとはすべてそうなのですが、それを自分がどう受け止めるか?によって世界が成り立ちます。

だから、「彼」を通して「自分自身」を見つめることをいつもお勧めしていますし、「彼」よりも大事なのは自分自身ですからね。
まずはそこを徹底的に見ちゃいましょう!という提案です。

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