失ってから気づくことが癖になっていませんか?



ラブ・カウンセリング

ちょっと痛い話かもしれません。でも、今とこれからを大切にするためには必要な話かも、と思いながら読んでいただけると幸いです。

心理学、セラピーの世界では「パターン」という心の癖を重視します。「いつも~になってしまう」ということ、ありますよね。

その中でも失恋や離婚のカウンセリングでよく伺うのが「別れた後(失った後)に彼から、すごく愛されていたことに気付いたし、自分も大好きだったことに気付いた」というケース。

みなさんも恋愛に限らず、家族や友人などの関係で、そんな思いを抱いたこと、ありませんか?


失った後にその愛に気付いても手遅れなことも多いんですよね。
ケンカ別れして、しばらくして落ち着いて、彼がこれほど愛してくれたことに気付いて、もう一度その愛に触れたくて、でも、彼はすっかり心の扉を閉めてしまっていて、全然取り合ってもらえない・・・そんなカウンセリングを幾度となくしてきたと思います。

別れた後に彼への愛情に気付き、とてももやもやした日が続くので、思い切って彼に伝えてみたけれど、「何をいまさら」と冷たくあしらわれて、すごく傷ついた・・・というお話もよく耳にします。

もちろん逆に、それで復縁するケースも多いです!!
だから、気持ちに気付いたら、伝えてOK!とお勧めすることも実は多いんですけどね。
「もし彼に伝えられるチャンスがあるなら、伝えてもいいですよ」って。

ただ、これはあくまで“表面上”のことかもしれないんですね。
そういうパターン、ありませんか?という点に私は注目してみたいんです。

「後から気づくパターン」は言い換えると「リアルタイムには感じられない」という問題になります。

付き合っている間、結婚している間にあった彼からの愛、彼への愛に気付けない自分がいる・・・あるいは、気づいているのだけれど、そこに価値が感じられない自分がいる・・・そうすると、失った後に、その大きさに打ちのめされてしまうでしょう。

もちろん、事情はいっぱいあります。
「ケンカが多かったので、自分にも相手にも愛情があるとは思えなかった」
「自分なんかが愛されるわけがないと思っていた」
「自分の愛なんてちっぽけで、彼に申し訳なく思ってた」
「日常生活がいっぱいいっぱいで、彼のことをちゃんと見る余裕がなかった」
「仕事に夢中になっていて、彼のことを大事にできなかった」

もちろん、その事情を否定する必要はありません。
その時々のあなたは一生懸命やっていたはずです。今から思えば怠惰で未熟に感じられるかもしれないけれど、そう感じるのは自分が成長したからで、当時の自分はベストを尽くしていたと思うのです。
だから、そんな自分を責める必要はありません。

でも、そういうパターン、「今」も継続している部分はありませんか?

もちろん、彼への愛情、彼からの愛情は途切れたままかもしれないけれど、家族、友人、新しい恋人等、今ある愛情に目をつむっていませんか?

もし、今愛情を感じない、愛されているとは思えないと思ったとしたら、注意深く、自分自身や周りを観察してみてください。
彼に対して感じているのと同じことをきっと他の人に対しても大なり小なりしているはず。

もし、そこに気付き、修正し、うまくできなくてもいいので、愛情を与えたり、受け取ることをしてみませんか。

その意識を強く持ち、実践していくことができれば、彼とよりを戻しても、新しい彼ができたとしても同じ轍を踏むことはありません。

今、あなたを愛してくれている人に感謝の思いを贈りましょう。
また、あなたが愛している人に、その思いを贈りましょう。

もう二度と切ない思いをしないために、今できることは必ずあります。
今をもう一度、見つめてみてくださいね。

参考になりましたら幸いです。

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