[204]別れられない夫と苦痛な毎日を送っています。


<リクエスト>

悩んでいます…
宜しくお願い致します。

40代の主婦です。夫の何度目かの浮気疑惑で、見事に愛情も執着も消えました。
「かつてはDVも受けたけど、あんなに一途に好きで懸命に何役もこなしたし尽くした。ダメならもういい」
私は達成感を覚え、自分のためにも、お金や時間を使うと決めました。
その後、好きな人ができて益々気持ちは冷めました。そして2年半、立場はすっかり逆転し、今は夫からの愛情?執着、束縛が負担です。
夫は性欲が強く、無理強いされるのも負担です。
しかし、社会的地位も経済力もあり多忙な夫が、自主的に家事も沢山手伝うようになり、何か頼むとほぼ実行します。
夫は私に「気紛れなお姫様。可愛い」などと言い、尽くさない方が大切にされ困惑してしまいます(気持ち悪いです)

もう、どうでも良いですが昔のことを思い出すと恨む気持ちもあります。
別れないのは経済的なことと子供のこと。自己嫌悪です。
そして、この冷めた気持ちのまま老いていくのかと思うと虚しいです。
夫以外の誰かを思い切り愛し、その人から愛されたいのです。
贅沢な悩みかもしれませんが、一体自分がどうなってしまったのか、どのようにしていけば自分の心が治まるかわからないのです。

長文ごめんなさい。

(あさみさん)


<根本からの回答>

どうしていいのか分からないときは感情的リスクを犯すとき。

紆余曲折といいますか、様々なご苦労があったみたいですね。
浮気のこと、DVのこと、相当心を痛めたことでしょう。

そかし、その後、ご主人への執着をうまく切ったお陰でしょうか?
彼の心が戻ってくるなんて。(戻ってくると鬱陶しいわけですが)
ほんと自分自身のことに集中し始めると(つまり、自分が変わると)、相手の態度もどんどん変わってくるんですよね。

さて、立場がすっかり変わってしまったのですが、確かに経済力や子どものことがあって離婚できないとなると、それもまた辛いですね。
しかも、可愛い可愛い言われる上に、セックスも強要されるんですよね?

何だかその点では逆に鳥かごの鳥のような窮屈さを感じますし、そういうセックスはちょっと・・・こまりものですよね。もしかしたら、形を変えたDVなのかもしれません。

こういう状況で、我慢してこれから先の人生を生きていくのはほんと辛いものですから、何とかしていきましょうね。

様々な観点からお話させていただけると思うのですが、やはり、その過去の恨み辛みの気持ち。この感情があるうちはなかなか物事は動かせないと思うんですね。
だから、この感情を手放せていけたらなあ、と思うのです。
一度、過去と向き合ってみませんか?
DVや浮気でとても苦しんでいた頃の自分。そして、夫。
心の中で向き合ってみることはできると思うのです。そして、その感情を燃やしていきます。
少しずつすっきりした気分を感じられることと思います。

さて、「変える」という意味で少し厳しく聞こえるかもしれない話を次にお伝えしたいと思います。

あさみさんの中で、自分以外の何かに幸せにしてもらおう、と言う気持ち、隠れていませんでしょうか?
つまり、ご主人に対して、まだまだ「依存」の立場なのかな、と感じられてしまうのです。

依存状態というのは、いわば、捉われている状態ですから、身動きはできません。
自分の幸せはご主人をはじめ、自分以外の何者かが握っている状態になってしまいます。
だから、とっても窮屈で、そこから飛び出したい欲求・衝動に駆られます。

でも、捉われの身が長いと、飛び出すことが怖くなります。
一人でやっていく自信がなかったり、不安が強かったり。
そうすると、現実面などでご主人にしがみ付いてしまう部分が出てくるのです。

ここでは自分自身のちっぽけさ、無価値感などが隠れています。

そうすると現実的ではない、空想の世界に夢を抱くようになります。
つまり「夫の経済力は享受したままで、燃えるような恋を他の人としたい」という感じのものです。

これは非現実的なものと分かっている分だけ、なおさら虚しさを作ります。

厳密に言うと、あさみさんの感じていらっしゃる虚しさは、今の現実に対する虚しさではなく、今の現実を動かすことを諦めているところから生まれるものなのかもしれません。

この虚しさを処理できるのは、あさみさん自身だけですね。
だから、自分自身のその感情と、向き合ってみていきませんか。

特に経済的な理由から離婚を踏みとどまる心理として、自身の中の男性性に問題がある(男性性を成長させる機会)と見ることができます。(それは必ずしも経済力を付けることではありませんが)

いわば、姫から女王へと成長する機会と見ることも出来るのです。

ご主人への恨み辛みはよく分かります。
でも、その一方で、自分をちっぽけに扱っていたり、無価値感が強くあったりする状況では、なかなか自由になれませんし、自ら鳥かごに入ってしまう心理状態を作り出してしまいます。

鳥かごから自由に飛び出せるように(もちろん、それは離婚を意味しているものではありません)、隠れた依存心、または無価値感などと向き合い、癒していきたいんですね。

そうすると、自分自身にもっと自信を持つことができ、より自由な心、解放的な自分を感じられるようになるでしょう。
そのとき、離婚を選ぶこともできますし、信じられないかもしれませんが、もう一度、ご主人にロマンスを感じることもできる可能性もあるんです。

多く膠着してしまった問題を動かすときは「リスクを犯す」ことが求められるわけですが、今のあさみさんにとっては自分の中の様々なネガティブな感情と向き合うことなのかな、と思うのです。

ただ、かつて、自分自身にお金や時間を投資されたことも一つのリスクを取ったことになるんですよね。だから、1度は経験済みのことなんです。

自分の人生は自分自身が主人公。
そのようにシナリオを書き換えていけるといいな、と思いました。

参考になりましたら幸いです。

=今日のミニレッスン=

自分がとても辛かった頃の自分に心の中で会いに行きましょう。そして、その子に言葉をかけ、近づき、抱きしめてあげましょう。

男と女の心理学


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