[21]体の求め方のなぜ?



男女関係のなぜ?今回は21回目です。
お題は「付き合う上での体の求め方」。

ここ2、3回は難しいテーマが続くんですけど、僕もさて、これをどう料理したものか?どんなお話をしたら良いのか、ちょっと考えてしまいました。

こうしたお題を頂いて、お答えするのも僕にとってはチャレンジなんですよね・・・。


* * *

付き合う上での体の求め方って多くの方にとっては難しいことかもしれません。
「ねえ、エッチしよー」って言える方はいいですけど、どんなタイミングで誘ったらいいのか分からなくなったりしますし、あるいはいつ誘われるのか、どきどきしてしまうこともあるでしょう。

性に関しては男性も女性もとても繊細なものに捉えています。
普段は隠してる(見せない)ところをオープンにするわけですから、慎重にもなりますよね。

大人の恋愛ならば当たり前と思うことでも、最初からオープンに話が出来る方は少ないんじゃないでしょうか?

だから、何となしにお互いそんな雰囲気になって、何となしにホテルに行き、何となしに体を合わせるようなことも少なくないのかもしれません。
一度、そういう流れができてしまうと、やはり次のデートの時でも、何となしに繰り返してしまうようになるんですよね。

そんな時は「え?ちゃんと付き合ってるの?それとも体が目当てだったの?」って不安になることも出てきたりします。

どうして何となしに流れてしまうかというと、先ほど言ったようにお互いにとって繊細なものだからです。
繊細なものゆえに慎重になる反面、恥ずかしさが前面に出てくるんですね。
だから、色々と考えたり、感じたりしながらも、その気持ちを出さずにできるだけサラッと流したい気持ちになります。

水面下では下のような展開が繰り広げられてるのかもしれません。

男:「エッチしたいんだけどなー。ちゃんと付き合うってことになったしなー。でも、今日いきなりってのはまずいかなあ?でもなあ、最初が肝心だからな。びしっといっとかないと・・・。」

女:「そろそろ誘ってくれると思うんだけど、まだそんな素振りは見せないのね。私からってのも変だし、そういう女だと思われるのも嫌だから、もうちょっと様子見てみようかな」

男:「うーん。なんか構えてるみたいで誘いにくいんだよなあ。体だけが目当てって誤解されるのも嫌だしなあ。でも、どういう風に持っていけばいいのかな?もうちょっとお酒飲ませちゃおか?」

女:「あ、お酒飲ませようとしてるー。酔った勢いでって予定かしら。そんなことしなくてもいいのに。素直に言ってくれたら私だって応えやすいのに。でも、男ってこういう時はけっこう繊細になるものだから、ちょっと乗ってあげてもいいかな。」

なんて流れが講じてホテルに入ると、女の子は「わー、景色がきれい」って窓際に走っていって、景色を見る振りをしつつ、窓に映る男の子の様子を伺ってみたりするんです。
で、それをチャンスと男の子は後ろから抱きついてみたり。

・・・。

妄想?(笑)

因みにこの手の話は良く聞くんですけど、僕はこういう経験はありません・・・。
どっちかというとストレート勝負か、あるいは、じらすタイプです・・・。
(嫁に怒られそうだな・・・)

* * *

で、何が言いたいのかというと、特に付き合い始めはお互いがお互いを知ろうとしたり、いい関係を作ろうと頑張れる時期ですので、水面下の駆け引きをするんじゃなくて、きちんと表面きって話をしましょう、コミュニケーションをとりましょう、ということです。

特にセックスが苦手な方(男性も女性も)、怖い方は、我慢しがち、隠してしまいがちですから、ここは勇気を振り絞ってコミュニケーションしてみるといいですよ。
相手がそう切り出してくれたら、付き合いはじめならば優しく対処してもらえることが多いはず。
そこで逃げてくような相手は最初から体目当てってことですので、かえって傷つかずに済むこともあると思います。

セックスに関するコミュニケーションができるカップルってのはうまく行くことが多いと思います。

プライドや体裁にこだわっていても仕方がないし、疲れてしまいますから、自分が欲しいな、と思ったら、それを伝えてみることが大事です。

もちろん、嫌なときは嫌って伝えましょう。
でも、相手が嫌なんじゃなくて、自分がその気になれないだけって理由までちゃんと説明してあげることが大事です。

傷つくのを怖れたり、勘違いされるのを怖がっても何も始まりません。
お酒の力を借りてもいいですけど、できれば、二人でちょっといい雰囲気になってきたときに、セックスの話が交わせると、すごく密なコミュニケーションが図れた気分になれて、信頼関係も高まります。

まあでも、やっぱり怖いものは怖いし、嫌なものは嫌ですから、自分なりに、あるいはカウンセリングなどを通じて自分の心を見つめていくのもいいと思います。
どうして怖いんだろう?
どうして嫌なんだろう?

あるいは逆に
どうして私はこういう趣味なんだろう?
どうしてこんなにも好きなんだろう?

なんて風に。

そうすると隠れた痛みが浮かび上がってくることも少なくないと思います。

ちょっと抽象的なテーマでしたので、やはり抽象的なお答えになってしまったかもしれません。

セックスに関するご相談はとても多いんですよね。
なかなか人に言いにくかったり、一人で抱え込んでしまうことが多いからかもしれません。

そして、セックスは二人の関係性を象徴するものでもあり、また、自分自身の本質的な魅力(セクシャリティ)や問題を示唆してくれる部分でもあります。
自己嫌悪と直結しやすいですし、隠れた魅力とも繋がりますから、性をテーマにしたカウンセリングは、結果的に自分自身を大きく変えてくれる(成長させてくれる)機会になることが多いように感じます。

ですから、自分の性を素直に見つめてみる時間を作ってみるのもお勧めです。

※セックスに関する心理学講座もたくさんありますので、機会があればご一読ください。

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