別れた夫にすぐ子どもができて落ち込むばかりです。



落ち込むことが当たり前なので、前向きになろうとしないことが大事。
まずは人に話したり、気持ちを吐き出したりして心に余裕を持つこと。
そして、怒りが出てきたら御恨み帳などで手放しを始めていきましょう。

はじめまして。依存や執着心を手放そうと調べているときに、根本さんのブログに出会いました。
私は、20歳の時に知り合った2つ年上の男性と5年交際し、その彼と結婚しました。子供が出来なくて病院に通ったこともありましたが、最近は授かりものだから…と思うようにしていました。
とくに揉めたワケでもなく、穏やかに生活していたつもりだったのですが、昨年秋に夫から『一緒にいるのが辛い』と言われました。
また、そのことで悩んでリストカットをしてしまったと告白され、私の父、彼の兄を自死で亡くした経験から、このまま一緒にいたいと言ったら、彼までそうなってしまうのではないかという思いから、離れて生活をすることにしました。
1ヶ月程そんな生活を続けましたが、彼の気持ちは変わることはありませんでした。
私は彼に、二度とリストカットなんてしてほしくないし、生きてほしかったので、離婚をすることに同意しました。
私は地元に帰って仕事を見つけて暮らしているのですが、彼のことを想わない日はありませんでした。
しかし、最近になって、離婚した1ヶ月後に再婚し、子供も生まれたと知ってしまいました。さかのぼると、私たちが結婚していた時期とかぶっていたようです。
彼と彼女が、いつから関係があったかわかりませんが、彼女は彼との子供をもつことができて、わたしにはそれができなかったのが、自分を否定されたような感じがして自信がなくなり、人を信用するのが怖くなったり、自分への劣等感とか無価値感とか『なんで自分は…』といういろんな感情でぐちゃぐちゃになりました。
彼の再婚を知るまでは、心の片隅で復縁を願っていました。
でももう、わたしと彼は一緒に生きていけない、わたしはわたしでやっていくしかないと思うのですが、落ち込むばかりで気持ちが前向きになれません。
強くなりたいのです。なにか新技があれば教えて頂きたいです。
ぜひ、東北でもセミナーをたくさん開催してください!
これからも、ブログを読んでいろいろ学んでいきたいと思います。よろしくお願いします。
(Mさん)

まあ、それはひどい扱いですなあ。
それは“元夫死ね死ね団に入会する資格”、十分ですね。

そんなことが分かったら前向きに元気に行ける!って人の方がマレでして、ほとんどの人は前向きになんかなれないものですし、なれんでもいいんです。
このネタを送っていただいてから3か月ほど経ってますが、気持ちはいかがでしょうか?相変わらず落ち込む日々だったとしても変なことじゃないので気にしないでくださいな。

そもそも「子どもが欲しかったのにできなかったにも関わらず、他の女との間に子供をさっさと作ってる上に、結婚期間とかぶってる!!」というのは万死に値する罪で、うちの読者の武闘派女子たちが思いわず武器を手に立ち上がっているかと思います。
ここに元夫の氏名住所が書いてなくてよかったです。

それほどのことが起きれば自分自身を思いっきり否定されたって思うのも当然ですし、気力も萎え、落ち込み、そして、希望が持てなくなるのが人というもの。
Mさんがそんな状態になるということは、Mさんも人間だったという証に他なりません。

それに好きだったんですものね。別れるにしても彼を助けるために、でしょう?そりゃあ、善意を踏みにじられたってことで、やはりうちの女子たちを武装蜂起させましょうか?3分ほどでカタが付くと思います。
少なくとも数十人の読者はすでにMさんからのリクエストを読むだけで怒りに震え、スマホを握りつぶしてしまっているかもしれません。

ということで、Mさん、怒りもちゃんと感じていますか?
“依存や執着心を手放そうと”ということでしたら、「怒り」は大切な感情(エネルギー)です。

こういうことが起きると、最初はものすごくショックを受け、悲しみでいっぱいになり、絶望しか感じなくなります。
そして、次々と自己否定感が襲ってきてどうしていいか分からなくなりますね。
その状態がしばらく続くと鬱々とした気分になってきて、時には身動きすらままならなくなることもあります。

なぜ?
どうして?
そんな疑問が次々浮かぶでしょう?
そして、なぜ、自分ではダメだったのか?という答えのない自問を繰り返してしまうでしょう?

でも、その時はその思いに浸っているのが正しいんです。
そんなボロボロに傷ついた体ですぐに立ち上がろうとしない方がいいんです。
まずは、その傷が少しマシになるのを待ちましょう。

友達や家族に泣きついたり、カウンセリングを受けたり、その気持ちを外に吐き出すだけでいいんです。一人で抱え込むのは、、、やっぱりしんどいでしょう。

東北の方は私が知る限り、特に我慢して気持ちを溜め込んでしまう人が多いように思います。それだけ精神的に強い人たちなのですが、そうすると、諦めの気持ちがやってくるものの、なかなか前向きになることは難しいんです。
自分の痛みよりも彼のことを考えてしまったり、自分の辛さよりも周りの迷惑を考えてしまったり、してませんか???

時には人に甘えることも大事なことです。
Mさんの場合は「こんなに甘えちゃって・・」というくらいがちょうどいいかもしれません。

悲しみや辛さとしっかり向き合い、その気持ちをちゃんと外に吐き出していくことが、実は「強さ」なんです。
辛い気持ちをグッとこらえて肚の中に溜め込み、それで前向きに明るく生きることは「強さ」と呼ばずに「強がり」と呼びます。似て非なるものです。

だから、その辛い気持ちや寂しさとしっかり向き合うべく、ここに書いたようなことに取り組んで頂けたらと思います。
それが強くなる方法でもあるんです。

こういう時は食事もままならなかったり、睡眠もとれなかったりで心だけでなく、体にも相当なダメージが出てきます。
心というのは私たちが思う以上に強いものですが、体というのは案外弱いもので、こういう時は体のケアもとっても大切です。
東北だったらいい温泉もたくさんあるでしょう?
なかなかその気にならないかもしれませんが、少し余裕ができてきたらぜひ温泉に浸かったり、整体やエステなどで体をケアしてください。

あと心理的な痛みは内臓にも影響を与えます。
寒い時期になってきてますから、体を温めることも意識しておいてくださいね。
体があったまるとそれだけでも心が少し和みます。

自分でできるケアというのはまずは自分の気持ちを吐き出していくこと。
ノートにどんどん自分の思いを書き出してみてください。

よく「日記を書く」という宿題を出すんです。
日々の気持ちを吐き出す場所を作る、と言う目的と、あとから読み返したときに自分の変化、成長を感じるための方法です。

匿名ブログやツイッターも気持ちを吐き出すには有効です。
数週間単位で気持ちが変化することもよくありますから、やはり出て来た思いを溜め込まずに出していくのが理想です。

その時は「自分本位」になっていいんです。

Mさんの文章を読むととても優しい女性だということが分かる一方、人のことを気にして自分を疎かにしてしまう癖があるようにも見受けられます。

しんどい時は自分中心でいいんです。
その許可を出してみるのも手放し、許しのためにもすごく重要なことなんです。

そして、それは自分軸というものを作っていきます。
「私は私」という意識の確立です。

自分軸に移行していく段階で手放しも加速していきます。

そして、その時は怒りも出てくるものです。
怒りもまた吐き出すことで手放しも進んでいきます。

必要ならば御恨み帳もご利用ください。
https://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/15692

通販もやってます(宣伝!)
https://nemotohiroyuki.jp/service/20595

さて、一応、もう少し深い部分にも触れておきましょう。
私が気になったのは、Mさんのお父さまを自死で亡くされてること。
彼のお兄さんもそうですが、身近な人をそういう形で亡くすと、どうしたって「夫も同じ道をたどるのでは?」と思ってしまいがちです。
それは彼も同じですね。
リストカットをしてしまうのも、どこかにお兄さんや周りの人の自死を見て来た影響かもしれません。

身近な人の自死を目にすると、その恐怖を抱くだけでなく、「そういう人を助けたい」という思いも同時に強くなります。
それはお父さんを助けられなかった、という思いがそうさせているもので、だから、どこかでMさんは死の匂いのする人を好きになろうとするマインドがあったのかもしれません。

ちなみに「離婚」というのは「結婚生活の死」という風にも捉えられます。

だから、Mさんにとってはその死と向き合うこともいずれ必要になるかもしれません。

大切な人の死をきっかけにカウンセラーになったり、ソーシャルワーカーのようなお仕事に就く方も少なくありません。
もしかすると、人の心を少しでも救うことがMさんの才能かもしれないのです。

Mさんの状態が今、どんななのか分かりませんが、手放しのためのプロセス、そして、この問題自体を卒業する宿題を出しますのでできるところから取り組んでみてください。

1.元夫に言いたいことを手紙にしたためる(出さない手紙)(何度書いてもOK)

2.元夫に対する「恨み・辛み・憎しみ・怒り」を吐き出すノート(御恨み帳)を書く。

3.友達や信頼できるカウンセラーに話を聴いてもらい、一人じゃないことを実感する。同時に泣いてもらったり、怒ってもらったりして、一緒に感情を解放していく。

4.亡くなったお父さんへの手紙を書いて墓前に供える(何度書いてもOK)

5.亡くなったお父さんになったつもりで、今の自分宛に手紙を書く。

まずは、この辺から始めて参りましょう。

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