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ストレスがある一定以上に達すると、どうも、毒を以て毒を制す、かのように自己攻撃が激しくなります。いわゆる、やけ食い、ヤケ酒もその一種。
しかし、それを否定するのではなく、受容、許可することで、ストレスは解消されていくようですね。
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自己弁護の回(笑)
例えば、普段は甘いものを控えているのに、どうしても食べたくなって食べちゃうとき、ありませんか。
しかも、かなり多目に。
お酒、飲み過ぎは良くないし、次の日しんどいって分かってるのに「もう一杯」とやってしまうとき、ありませんか?(私、ちょくちょくそんな時があります)
早く寝なきゃ、と思うのに、夜更かししたり。
こんなの体に良くないよな、と思いながらも、ファーストフードが続いたり。
食事や睡眠は「人間活動の基本」って言われますが、他にも、人間関係や仕事などで、自分をいじめてしまう日だってあると思うのです。
そもそも何からのストレスが溜まっていると、心はそれを自然と吐き出そう、解消しようとするものです。
早い話、「眠気」が襲ってきたりするのです。
しかし、その心の欲求に素直に応えられるのは稀で、「眠いけど、何とか頬をつねって頑張る」という状態を続けてたとします。
だって、仕事は忙しいし、休めないし。
ちなみにストレスって自己攻撃の一つです。
(これは皆さん、知ってますよね?)
そこで、心の次なる手段は「毒を持って毒を制す」という手段。
自分が「こんなことしちゃ、ほんとはいけないんだけど」ということを使って、ストレスを吐き出させようとするんです。
お酒に呑まれて「吐く」というのはその典型かもしれませんね。
吐いてるのは胃の中の物だけではないと思うんですよね。
「こんなの体に良くないよな」と言う物を敢えて食べることで、自己攻撃を強め、それによって溜まってるストレスを解消しようとするわけです。
実際、“甘いもの欲しい欲”を「ケーキバイキング」なる戦場にて満たした時の満足感ってすごいと思いませんか?(笑)
ちょっとした自己嫌悪もある一方で、素晴らしい解放感を味わうこともあります。
(ただし、翌朝、吹き出物が出て、さらなる自己嫌悪にハマるのも、いわば、デトックスの一種と考えましょう)
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この心理、私も実はよく体験しておりまして。
ストレスが少し溜まってる状態の時は、むしろ、健康志向に意識が向かい、アルコールは控え、玄米菜食を徹底し、入浴や温灸などで体をケアし、早寝早起きを実践します。
これは自分でも「最近頑張ってたから、少し体のためにいいことをしよう」という意識のもとで真面目に行動できます。
しかし、ストレスがもっと溜まってしまうと、むしろ逆に意識が向かい、毎晩のようにアルコールを求め、時に暴飲暴食となり、翌朝、自己嫌悪に陥る、という悪循環が起こります。
そういう時は「体にいいことをしなければ」と思いつつ、コンビニで食べ物を買ってたりするのです。
その時、ふと気づいたのです。
「自分をいじめたい時もあっていいんだ」と。
毒を持って毒を制す、ということなんだ、と。
よく私もブログで「心と体の反応はすべて正しい」と常々言っておりますが、この「自分をいじめたい時」というのも、正しいことなんだ、と思ったんですね。
だから、そこで許可をするようにしたのです。
「今は、そういう時期」
そうすると、案外、暴飲暴食の時期は短くなり、朝寝坊しても許せるようになり、メリハリが返って付くようになりました。
はい。
暑くなると、それだけでストレスですよね。
じめっと来るし。
だから、仕事帰りに角打ちの酒屋でつい、おっさんに交じって一杯やっちゃうのも、許してあげよう、と言うことなのです。はい。