人の意見に、つい、「でも・・・」と言ってしまう人のことを「でもでも星人」と呼ぶそうです。
中には、反応的に「でも」と言っちゃう人もいて、ああ、自分のことをそうして苦しめてしまうんだな、と思うのです。
そういう私もよく「でも」って使っちゃいます。気をつけなきゃ、と思うんですけどね。文章にも「でも」って多いと思います。きっと今回も。
「ほんと頑張ってらっしゃると思いますよ」→「でも、彼は認めてくれないんです」
「仕事忙しいんでしょう?休んでる?」→「でも、しんどいのは私だけじゃないですから」
「お母さんに誕生日のプレゼントあげるって素敵なことですよね」→「でも、それくらい誰でもやってることじゃないですか?」
「今の時代、会社を切り盛りするのって大変でしょう?頭が下がります」→「でも、社長だから当然です。」
「かわいいとかきれいとかよく言われませんか?」→「でも、外見だけって思われますから」
「ちゃんと彼のこと、手放せて来てると思いますよ」→「でも、まだ思い出す時もありますから」
「内面的な魅力、たくさんありますよ。例えば、その気が利くところとか」→「でも、それだけじゃダメなんですよね」
「好きなことをまずはやってみましょう」→「でも、そんな時間も取れないんです」
「休みを無理から取って海外で羽を伸ばしてみては?」→「でも、同僚に迷惑をかけてしまいますから」
「なかなかできることじゃありませんよ」→「でも、それだけでは意味がないような」
照れ隠しの「でも」もあるのですが、否定的な「でも」も多いですよね。
エネルギーがぐんと下がってしまいます。
「でも」が口癖になったり、つい頭で言ってしまうと、どうしても気分は沈みがちですよね。なかなか浮上しにくいです。
もちろん、そうなってしまうにも理由はあります。
でも、そこに捉われるのではなく、ちょっとチャレンジしてみませんか?
今日は『でも無しデー』にしてみる、とか。
・・・おっと、つい「でも」って言っちゃっていませんか???
癖ですからねー。
「でもでも星人」はなかなか人間関係がうまく行かないはず。
人間関係を良くする秘訣は「でも」を減らすことですが、どうしても言いたくなってしまう場合には「そうですね。」とか「確かに」とか「そうだよな」といったん受容してあげてくださいね。
そして、それを口癖にしようと思ってください。
「なるほど、確かにそうですね」を口癖にして「なるほど星人」に変化。
いいと思うなあ。
でも、調子こいてる、とか言われそうで、怖い?笑