「それはあなたがしたいこと?」



*「こんなとき、どうしたらいいの?」にお答えする心の処方箋シリーズ*

目標とか、夢とか、今やっていることとか、今あなたがしていることにちょっと注目してみましょう。

そして、自分に聞いてみるんです。

「それ、ほんとうに自分がしたいこと?」

情熱が湧かないな・・・と思ったら、多くの場合、原因はここにあります。
犠牲をしていたり、我慢をしていたり、仕方が無いからと諦めていたり。


でも、もっと怖いのは、「自分がしたいこと」と思い込んでいる場合なんです。
例えば、誰かの期待に応えること。
誰かを喜ばせてあげたい、とか、その人の期待に応えるのが喜び、などの気持ちもありますよね。
それは決して悪いことではありません。

でも、それが「ほんとうに自分がしたいこと」かどうかは分からないのです。
期待に応えられるのであれば、何でも良いのかもしれません。
その人が喜んでくれるのであれば、それじゃなくてもいいのかもしれません。

特に、いい子をしてきたり、優等生だったり、優秀だったり、リーダーだったり、トップセールスマンだったり、学歴があったり・・・などの人の先頭を走ってる人は要注意。
しかも、「自分はなかなか壁が崩せない」と心のどこかで感じているならなおさら、自分の本音を煙に巻いてしまってる可能性があるのかも。

心の声を聴く時間を作ってみてください。
本音に行き当たると、すーっとしたり、ホッとしたり、腑に落ちたり、ハッとしたりします。

そして、「ほんとうにしたいこと」を探しましょう。
見つかったら、それをやってみる時間も今度は創り出してみてください。

少し、自分が「人間らしくなった」感じがしたり、「イキイキする瞬間」を味わえたりするようになると思います。

心の処方箋

あわせて読みたい