(10/9)自分と同じようにパートナーを扱ってしまう



トップページの「今日の一言」にも書いたんですけど、朝早くから乳児を予防接種に連れて行きました。
ベビーカーに雨除け用のビニールをかぶせまして、てくてく歩いていくんですが、病院に近づくに連れ、同じような装備で続々と集まってくる乳児&ママ軍団。
結構面白い光景かもしれません。
そして、中に入れば、予防接種を受けに来た乳児&幼児達が集まっていまして、みんな元気に笑ったり、泣いたりしています。
うちの深希は周りをきょろきょろしながら、ひたすらニコニコしてました。
子どもや犬猫などを見かけるとすごく喜ぶんです、こいつ。

そんな深希と待合室で名前を呼ばれるのを待っていたら、不思議と和んできまして・・・。
子どもが出来るまでは、うるさいし、落ち着かないし、小児科なんてあんまり好きじゃない空間だったはずなのに、今は、みんな、かわいいかわいい。
なんか、とても楽だなあ~という気分です。
ほんと、新・癒し空間発見!という気がして、うきうきしてしまいました。

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10/6のミニコラム「開設3周年記念(今だから出来る話)」にて、こんな話をさせていただきました。

>これを読んでくださってる皆さんはどこでこのホームページを知られたのでしょうか?
>個人的にとても興味があります。

って書いてみたんですが、これまた予想外にたくさんの方からメールを頂きまして感謝しています。
ありがとうございます!!
一通一通お返事はできてないんですけど、皆さん、色んなところで見つけてくださってるんですね。

やはりYahoo!やGoogleなどの検索エンジンを使って見つけてくれた方が多かったんですけど、その検索ワードは皆さんばらばらですね。

他にもざくっと列挙してみると・・・

・心理テストが目的で
・うちをリンクしてくださってるサイトから
・友達、パートナー、家族から薦められた
・本や雑誌で見て

多種多様なチャンネルがあるんだなあ・・・と改めて感心します。

でも、びっくりしたのは「大学の先生がお勧めしてくれました」とか「しばらく通っていた心療内科の先生が教えてくれました」という声。

ドキッとしました・・・(笑)

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パートナーシップというのは深く知れば知るほど面白いこと、意外なことが分かってきます。
本当にパートナーというのは鏡であり、また、反面教師であり、繋がっているし、対等なんだと思わされます。

パートナーというのは自分に一番近い存在ですから、知らず知らずのうちに自分自身と同じようにパートナーを扱ってしまうようになります。
例えば、自分を粗末に扱っていると、パートナーも粗末にしてしまいます。
「うちの彼、全然私のこと大事にしてくれないの・・・」と感じたとしたら、きっと彼自身も自分のことをあまり大切にしていないのかもしれません。

自分に厳しくする方は、パートナーにも厳しくしてしまいます。

でも、そこで「え?うちは違うな~。彼は自分には甘いくせに、私には厳しいよ」という方もいらっしゃることと思います。
そういう場合は次のようなケースが考えられると思うんです。
一つは、二人の間にまだまだ近づく余地がたくさんある場合。
つまりは距離、壁、障害がある場合ですね。

もう一つは、本当に彼は自分に甘いのか?という部分。
私から見れば彼は自分に甘いように見える・・・でも、別の角度から見れば厳しい一面もあるのかもしれません。

「彼は自分に甘い」というのは自分の判断(主観)ですから、疑ってかかった方がいい場合も少なくないんです。

でも、この自分を扱うように相手を扱ってしまうというのは怖い面もあると思いません?
だから、カウンセリングを受けると「彼、ではなく、私、を見つめていきましょう」って言われることも多いかと思うんですけど、このことにも基づいているんです。

例えば、あなたが自己嫌悪が強ければ・・・、彼に不満や嫌悪を持つようになったり、あるいは、自分のことが嫌いになるような行動ばかりを起こしてしまうんです。

僕はご存知のとおり、ハードワークしてしまう人ですから、ついつい奥さんにもハードワークを求めてしまうことがあるんです。
自分自身ではそんなつもりは無いんですけど、奥さんに言わせれば「ひしひしとそういうプレッシャーを感じることがある」とのこと。
自分の態度はなかなか気付けないものです。

だから、僕が年々ハードワークを手放すにつれて、奥さんがそうした不満を口にすることは随分と減りました。
昔はケンカすればその話題ってくらい、大きなテーマだったんですよね。

ということは・・・自分を愛することができれば、それがパートナーを愛することにも繋がるんですね。

だから、何があっても、まずは自分自身を見つめていくこと。
これが出発点になるんですね。


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