今、幸せなのに、昔の彼のことを思い出してしまう。

＊

それは今、危機を乗り越えて心に余裕が生まれてきた証拠でもあります。
そして、同時に今、向き合いたくない何かがあるのかもしれません。

＊

今日はリクエストにお答えしましょう！！
＊＊＊＊
私は、結婚して15年になり、子ども二人もいて、旦那の軽い浮気があったり、私自身、母との葛藤、介護等ありましたが、今はようやく穏やかです。
が、主人と揉めていた時に大学時代の彼と結婚していればこんな辛いことはなかったとよく悔やみましたが、(これについては根本さんのブログの通り、問題からたくさん学びました)今穏やかで、新たなことに挑戦しようと思いワクワクしていたのですが、チョット疲れたりしているとふと「大学時代の彼と結婚していたら、友達も共有していて、新たな挑戦したり、頑張ったりしなくてもそのままで幸せだったのかなあ」なんてまた現実逃避なことを考えてしまいます。
大学時代の彼と、彼の友達グループと遊ぶのが楽しく、自分なりに今の生活の満足、新たな楽しみを見つけたり、挑戦しても、何故かそこに毎回固執してしまいます。何故なのでしょう？
もう、その固執から卒業したいのですが、、今後も、ブログ楽しみにしています。
（Ｙさん）
＊＊＊＊

一言で言えば、大学時代の彼とその友達グループと遊んでいた時代がＹさんにとっての「オアシス」なんですよね。
そういう場所を知っていれば、疲れたときやイライラしたときに、そこに戻ってふーっと息を付いて安らぎたくなりますよね。

現実逃避ってそういうものなんですけどね。

逆に言えば、そういうオアシスを知っている、現実逃避先がある、ということはある意味幸せなことでもあります。

「もし、あの彼と結婚していたら・・・」と思えるのは一つの「余裕」なんです。
だって、もし猛烈な腹痛に襲われてトイレを探している最中だったらそんなこと思わないでしょう？
幸運にも空き個室を一つ見付けて駆け込んで事なきを得たなあ、大人として恥をかかずに済んだわ、と思ってホッとした頃に、その現実逃避先はポッと出て来るんです。
「あの時、あの彼と結婚していたら、こんなトイレに駆け込まずに済んだかもしれないのに・・・」と。

だから、その彼とお付き合いしていたら・・・という思いが出て来た時は、「ああ、今、、私、幸せなんだな。余裕があるんだな。」と思い返してみてください。

まずは、それが一つ目。

ただ、過去に執着してしまう理由の一つは「今、向き合いたくないものがある」なんですよね。
さあ、それは何でしょう？

例えば、「苦手な数学の試験前の夜、勉強をしなきゃと思うんだけど、ふと気が付けばどうでもいい雑誌の記事を読んでいる」って経験ありませんか？？？
数学の勉強をしなきゃ、と思って集中しようとするんだけど、心は嫌がってるからいつの間にか何か別のことをしてる、みたいな。

この向き合いたくないものって、ほとんど大学時代の彼とは関係ないものです。
自分なりに今の生活の満足していて、新たな楽しみを見つけたりしていても、どこかに何か向き合えないものがあるんです。

もちろん、自分の内側にある感情なんですけどね～

きっともっと幸せになれる、幸せになりたい、と思ってるんだと思います。
だから、今の生活に満足していても、そういう昔のことが出て来てしまうんですね。

旦那さんのことでしょうか？
それとも自己実現でしょうか？
それともちょっとした刺激を求めていらっしゃるのでしょうか？
自分がどうなることがより大きな幸せにつながるでしょう？？？
そんな視点で考えて見てはいかがでしょうか。

過去に固執してしまうのは心がモヤッとしますが、必ずしも悪いものとは限りません。
それは何かを教えてくれるメッセージですから、それをちゃんと受け取れたら卒業できます。

＊＊＊

５、６月の根本のセミナー。

大阪：5/10（日）10:30～16:30　根本裕幸＆理加のヒーリングセミナー（新大阪）