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自武女のみなさまは自武女であるがゆえに変化も急激であることが多いものです。
そうするとびっくりして、引いちゃって、怖くなって、何とかしようとして暴れて、混乱して、受け取ろう!身を委ねよう!と頑張っちゃって、それで疲れちゃうってことがよくあるのです。
「何もするな!気分の良いことだけをしてろ!」というのが提案です。
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以前、個人セッションでお世話になりました。
ありがとうございました。
自立系武闘派女子として生きていましたが、個人セッション後、セクシュアリティと女性性を開く(人に頼る・甘える、受け取る、無邪気に振る舞うetc)試みをしています。
その結果、趣味、仕事、親との関係という、三大「男性性で頑張ってきた」ものにおいて、「存在するだけで価値がある」「甘えた方が上手くいく」というメッセージを受け取るような出来事が、立て続けに起こり、男性性の鎧≒アイデンティティがドンガラガッシャンと壊れました(しかも約1ヶ月の間に)。
それ自体は素晴らしいことだと思うのですが、変化が激しすぎ、正直疲れてしまっています(寝つけなかったり、何も手がつかない、ということが発生する)。
変化を怖がらず、流れに身を任せよう、と思いながらも、いつもそのことが頭から離れず心が休まらないのです。
良い変化が起きている時、その変化に身を任せ、より良く変化していくには、どう過ごせば良いでしょうか?
心の持ち方を教えてくださると嬉しいです。
(Aさん)
すごい。1か月の間にそんな大きな変化があるなんて!すごい!!
えーっとどなたの個人セッションを受けられたんでしたっけ?
大事なことなんで2回言いますね。
えーっとどなたの個人セッションを受けられたんでしたっけ?
ということで、大事なことをお伝えしましたのでとりあえずあとはテキトーに話をしていきたいと思います。(今日は月に1日あるかどうかの全く予定がない日なものでして!!)(しかも、温泉に浸かって癒されてきたあとなので!!)
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さて、自立系武闘派女子でも突撃部隊に所属される精鋭のみなさまは「やれ!」と言われたら「イエッサー!!!」と即行動を開始し、たった一人で敵陣をせん滅するほどの武力をお持ちなわけですが、それゆえ、結果を出すのも早いが変化が急激すぎてパニクるという症状に見舞われることも多いものです。
とりあえず勢いに任せて走り出すものですから、気が付けば近畿地方を突き抜けて岡山県の山中をさ迷っていたりして、「あれ?うちどこにおんの?」という状態になるわけですね。
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まず、良いできごとが突然起こるとそもそも自立系な方々はそれを素直に受け取れないものです。
とりあえずびっくりするし、疑うし、引くし、それがほんものかツンツンしちゃうし、そのうえで恐る恐る受け入れようとするものです。
突然背後から敵に襲われることは常に警戒していても、自分の身に幸甚が降ってくるとは想定外なんですよね。
過日、男日照りが長らく続いておりました自武女中の自武女に彼ができました。
本人もものすごくびっくりしてましたが、私もものすごくびっくりしました。
なんでも前々から「ちょっといいなあ」と思っていた年下の後輩がいたんだそうで(聞いてなかった)、でも、ただ眺めるだけで全く手を出す気はなかったんだそう。
仕事上の絡みも少しある程度で「目の保養」くらいに思ってたらしいのですね。
それが忘年会の席がたまたま近くなり、なんとなくテキトーな話をしていたのですが、途中から彼が彼女のことをやたら褒めだすわけです。
はじめは仕事っぷりを褒めてくれてたんですが、だんだん女として褒めてくれるようになり、ドキドキしながら「受け取れー受け取れー」と自分に言い聞かせていたそうです。
で、宴が開けた後、なんとなく駅まで話ながら帰っていると「どこかもう一軒行きません?」とのお誘いが。
読者のみなさんの70%くらいの方もそう思うと思うんですが、彼女も「ああ、こいつ、ヤリてえんだな」と思ったんです。
幸いその日はなんとかリングに上がれるパンツを履いていたものですから、少し安心しつつ、しかし、久々すぎてちゃんと体が機能するか心配しつつ、2人で2軒目に行ったんです。
そしたら、ひとしきり話をしてけっこういい感じに盛り上がったのち、彼が「時々こうして飲みに行けたらうれしいです」みたいなことを言ってきて、彼女の頭の中は真っ白になったわけです。
もちろん勝負に耐えうるパンツを披露することなく駅で解散。
なんかその紳士的な感じも好感が持てる上に、「え?いったいどういうこと?どういうつもり?きっと遊びだよね?仕事ができる先輩と飲みたいだけだよね?女としてってことじゃないよね?」と湧き上がる疑問を必死に否定しながら家に帰ったわけです。
その頃には「気になる」→「好きになっちゃうかも」とレベルが一気に高くなっておりまして、「根本さんの言いつけを守ってちゃんと新しい下着を何着も買いましたよ!」とのことです。(えらい)
で、忘年会の翌々日にもクリスマスの前後も仕事納めの翌日も飲みに行くことになりまして、ものすごく急接近。そして、年末に告白されて付き合うことになったのですが・・・。
その1週間ちょっとの急激な変化により、彼女は年末年始をなぞの体調不良に襲われて寝正月となり、彼が心配して「看病しにいきましょうか?」と言ってくれた言葉を「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と断り、初詣デートもキャンセルせざるを得ず、何よりもメンタルが急上昇&急降下を繰り返し、カウンセリングまでの日々を指折り数えて過ごしたそうです。
「彼氏がいる」という状態に心身共々ついていけなかったわけです。
寝込みながらも「これは夢だ。ありえない。そんなはずない。きっとヤリモクに違いない。からかってるに違いない。」と必死に否定する自分が出てきて激しい葛藤を繰り広げていたそうで、夢見も悪けりゃ、起きてる間中ずっと彼のことを考えてしまうわ、もうしんどい!こんなことなら彼氏なんていらん!とまで思ったそうです。
で、年始に仕事が始まっても体調もまだ戻り切らないこともあって低調なメンタルで過ごしていたわけですが、そのおかげ(?)で武闘派女子っぷりは影を潜め、彼に刃を向けることなく少しずつ距離を縮めていったのです。
「そっかー。体調崩さなかったら彼のこと突き飛ばしてたかもしれんなー」は担当カウンセラーの弁です。
まあ、彼氏ができてからなんとなく体調がよくないそうで、「ほんとに体がびっくりしてるんだろうねー。まだ心も体も彼氏がいるモードに移行できてないようですねー」などとテキトーな返しをされるのです。
まこと突撃部隊らしい急激な変化が起きたわけです。
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で、とりあえず彼女には「乗っとけ!」とだけお伝えしました。(あ、ベッド上のプレイの話ではありません。)
あれこれ考えるな!彼と一緒にいられるときは一緒にいろ!何もするな!と。
長年の根本信者である彼女は「彼氏ができたときのために」様々な知識と情報をブログ、動画、本、カウンセリングなどから得ていました。
それを大いに使ったろう!と思っているのですが、「それは余計に疲れるだけだからやめとき」と言われる始末です。
Aさんにお伝えしたいこともまさにそれでして、「何もするな!」です。
>変化を怖がらず、流れに身を任せよう、と思いながらも、いつもそのことが頭から離れず心が休まらないのです。
ある意味の開き直りが必要です。
流れに身を任せよう!と思っても、流れに身を任せたことなんてほとんどないわけですから難しいですよね?こんな状況で新しいスキルを身に着けようったってなかなか厳しいわけです。だから、「なんもせんでええよ」って勇み立つ自分をなだめてあげてください。
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>それ自体は素晴らしいことだと思うのですが、変化が激しすぎ、正直疲れてしまっています(寝つけなかったり、何も手がつかない、ということが発生する)。
体は正直だのぉというわけでして、そんな状態ならばまずは体をいたわりましょう。
疲れてるなら、休む!が大原則。
寝付けないなら良い睡眠をとれるように試行錯誤してみましょう。
例えば、温かい風呂にゆっくり浸かる(with バスソルト)、風呂上りにはカモミールのハーブティでも飲んで一息つく、寝る前にストレッチとかヨガをしてふとんに入る、寝る前にスマホはなるべく見ないようにする、等々。
何も手につかないなら何もしなくていいと自分に言ってあげます。
気を取られるなら好きな小説を読んだり、好きな映画を見返したりして現実逃避しても良いです。
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心も体もその新しいステージに馴染んでいく段階です。
あれこれ動いてしまうとなかなか馴染めません。
だから、じっとしとけ!何もするな!がお勧めです。
良いことであっても急激な変化は「怖れ」を大量発生させます。
そして、その怖れに飲み込まれそうになり、何なら元の状態に戻りたいと思うこともあります。
また、新しい世界ですから先のことが全く見えません。
それも不安を煽りますね。
そうするとじたばたしちゃうんです。人間は。
特に武闘派女子は何とか自分や状況をコントロールしようとしちゃうんです。
以前の自分が出てきちゃうわけですね。
だから、「まあ、動きたくなったら動こう」くらいの気持ちで良いですし、「何か新しいことをしなきゃ」とか思わなくても良いのです。
>「存在するだけで価値がある」「甘えた方が上手くいく」
こんなの怖いに決まってますからね。
そんな状況が向こうからやってきたときはびっくりするものですが、それが落ち着いてくれば、そのとき感じていた恐れが後から復活して出てくることもあるものです。
だから、今は基本、必要最低限のことだけやって、あとは周りに任せるというか、最小限の出力に抑えて日々を過ごす意識を持ってみてください。
でも、そういうときこそ、また個人セッションを受ければいいのに、と思うのですけれど?
ということで、
>良い変化が起きている時、その変化に身を任せ、より良く変化していくには、どう過ごせば良いでしょうか?
1)気分が良くなることだけをする。
2)今できることだけをする。
以上です。
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●3人の自立系武闘派女子が自分と向き合って幸せになっていく物語。
「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ」(小学館)
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『急激な変化はそれが良いものであったとしても疲れちゃったり、何も手につかなくなっちゃったりするものです。』
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