「私と出会えてよかったね」と素直に言えますか？～女性性を解放し、価値、魅力、才能を受け取る３日間でした～

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リトリートセミナーはその期間を通じて流れているテーマがあり、大きくはそのことを学ばされる場になります。
それは意図したものではないので毎回終わるまで分からないのですが、今回はタイトルにあるようなことを仲間たちと一緒に学び、体験しました。

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リトリートセミナーって参加者だけじゃなくてこちら側も癒されてしまうので、終わった後はボーっとして幸せな気分になりますし、明らかに物事に対して寛容になってるのが分かりますし、また、不思議なことに人やモノとの巡り合わせも良くなるものです。

エネルギーの流れが整っていい状態になってるんでしょうね。

さて、リトリートセミナーというのは基本的にずーっと個人セッションをやっていきます。
希望者に立ってもらってじゃんけんして勝った方の問題とか相談とか夢とか目標とかをお聴きしてカウンセリングをスタートさせ、その目標を叶えるためにどうしたらいいのか？を私が考え（というか感覚的に捉え）、ロールプレイなどのセッションを作っていきます。

「自立して我慢して抱え込んでめちゃくちゃ一生懸命頑張ってきたら、そりゃあ疲れるよね。そこまで仕事中心に生きてたら交感神経が優位になっちゃって休んでも休み切れないよね？そういうときって男性性がずいぶんと強くなっちゃってるので、女性性を採り入れて自分を緩めてあげるのがいいよね」

なんて話をして「じゃあ、このセミナールームの中で女性的な柔らかい雰囲気を持つ人をまず選んでください」「そしたら“自由”を表す人を選んでください」「次に女神様役を選んでみましょう」みたいな感じで女性性のシンボルとなる人を選んでもらいます。

そして、一人一人と統合していき、女性性を採り入れていくと、表情が一気に柔和になり、穏やかな雰囲気が醸し出され、とても緩んだ感じになります。

その感覚を味わう＝自分に教えてあげる＝インストールすることによって、忙しい日常の中にもそうした緩むことの意味・意義・大切さを“体感する”のです。

そして、同時にその場にいる参加者の皆さんもそのエネルギーを受けますから、一緒に女性性を受け取り、緩む効果があるわけです。

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こうしたセッションを１日中繰り返して行います。
そして、今回はそのセッションを３日間続けて何本も行います。
今回は１０本やりました。

つまり、１０通りのセッションを体験するわけです。

パートナーシップ、ライフワーク、親子関係、職場の人間関係、お金や仕事の問題等々、様々なテーマを頂くのですが、一見、自分と関係ないように思えるお話も、掘り下げていけば刺さる部分があるので「どのセッションも自分のためのもののように思えました」という声を頂くことになるわけです。

また、こうしたセッションは一種のエンタメですので、笑いあり、涙あり、感動あり、様々な感情が動く場ですから飽きません。

むしろ、「ええー、もう終わっちゃうの？」と思うほどです。

そして、それくらい感情や感覚を扱っているものですから心地よい疲れが襲ってきますので、すごく深い睡眠を得られることも多いものです。

また、グループワークをやったり、一緒にランチを食べたり、休憩時間におしゃべりしたりすることで「初めて会った人なのにすごく仲良くなれた」ということも珍しくないものです。

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さて、前置きがたいへん長くなってしまいましたが（いつものこと）、こうした個人のプロセスを見ていくとその日の流れ、３日間の流れというものが何となく見えてきます。

それはまるでここに集った私たちが学ぶべきテーマが予め設定されていたかのようで、「なるほどー、今回私たちはこういうことを学ばされていたのね！」ということが見えてくるんです。

昨日、一昨日のブログではその日１日の流れをシェアしました。

そして、３日間通して全体を眺めてみると「もっと自分の価値や魅力や才能を受け取りなさい。存在しているだけで価値があるし、何かをしなくてもちゃんと愛されるだけの魅力があることを知りなさい。」ということを教えられたようです。

リトリートセミナー３日間が終わってそこに流れていたテーマを見ると、今回は「自分の存在価値を受け入れて、女性性によりエネルギーを向けたほうが自分らしく生きられるよね！」という感じかな？と。
すなわち「私に出会えてよかったね！」と胸張って人に言える自分になることです。

— 根本裕幸｜カウンセラー・作家・講師 (@nemotohiroyuki) May 6, 2023

元々私は問題から価値才能魅力を見つけるカウンセリングをする人ですが、今回は特にその傾向が強くなりました。

こういうセミナーで思考というのはあまり役に立たないというか、頭で考えてできるものではなく、感情をキャッチしながら感覚的・直感的にプロセスを編んでいくものです。

だから、意図的に何かをするのではなく、すべてプロセスを信頼してお任せしています。

思考はその直感や感覚を分かりやすく伝えるために使われるものです。

まさに「感情が先、思考は後」というわけです。

だから、その場その場は目の前の問題に向き合っていくのですが、そうすると不思議なことにそんな流れがあることに気付かされるんです。

そして、こういうセミナーはなぜか最終日の午前と午後イチにエネルギーが一番ピークを迎えることになり、とても象徴的なセッションが繰り広げられることになるものです。

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自立系武闘派女子はその豊かなエネルギーと女性性をときどき男性性に転化させ、ハードワーカーになってしまい、精神的に余裕のない日々を作り出してしまうことがあります。

だから、女性性をちゃんと受け取ることが大切なのですが、自立系な分だけ与えることは得意でも受け取ることは苦手です。

じゃあ、与えることでその女性性を解放しようじゃないか！というセッションを組み立てました。

助けてあげたい人をただただ自分のエネルギーを与えることで癒してあげることをしていきます。

「ただ祈ってあげるだけでいいですよ」と伝えることもよくある私ですが、まさにそんなセッションですね。何かをするわけではなく、ただただ「この人が癒されますように。穏やかで優しい気持ちになりますように」と祈りながらハグをするんです。

与えることでも女性性はちゃんと解放されるんです。

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「何かしなければ愛されない」と思うことありませんか？

無価値感というのは「自分は愛される価値がない」という思いですが、つまり、そこでは愛されるには価値が必要という思い込みが隠れてるということでもあります。

自立すればするほどこの思いは強くなり、愛されるために頑張ったり、認められるために結果にこだわったり、自分の存在が許されるために役に立とうとしたりするのです。

つまり愛されるには理由が必要だと思っているわけです。

ほんとうにそうなのでしょうか？

「何もしなくても、ただ存在しているだけで価値があるし、愛される」という言葉は各地で耳目にしたことがあるかと思いますが、それって信じられます？

頭では分かっているけどそんな風には思えない・・・でしょうか？

私たちは生まれてきた頃は自分には存在するだけで価値があり、愛されることを体験していました。

けれど膝窩が始まり、周りの人たちと関わるようになると「何かすると褒められる」「突出した魅力しか評価されない」「みんなと同じことをするように求められる」「モテるのは外見がいい子だけだ」などの経験をしていきます。

お手伝いも宿題もしない子は怒られてばかりになるわけですから、「存在していることに価値がある」なんて思えないようになるんです。

その結果、恋愛でも友達関係でもそうだし、特に仕事においては「何かするから愛される」と思うようになるわけです。

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でも、みなさんの周りにいませんか？

一緒にいるだけでなぜか嬉しくなる人。
何かをしてくれるわけではないんだけど、そばにいてくれるだけで安心してしまう人。
会うと元気になれる人（推しを含む）。

よく推し活してる方が「存在してるだけで尊い」と連呼されていますが、それが自分自身にも当てはまるって知っていましたか？

とはいえ、とてもそうは思えないので私たちは犠牲をし、我慢をし、無理をして何とか認めてもらおう、愛されようとしてしまうんです。

そこには「頑張れば愛してくれるだろう」という期待があるので、けっこうな確率で裏切られることになるんです。

でも、お子さんがいらっしゃる方。思ったことありません？
ペットを飼ってる方、感じませんか？

「その存在がただただいとおしい」
「この子がいてくれるだけで幸せ」

子どもが大きくなっても親はそう思うものなんですよね。

だから、これを読んでくださってるあなたもそう思っていいのです。

その「存在しているだけで価値があるし、愛される」という思いを象徴する言葉を考えました。

「私と出会えてよかったね」

自分が何かできるからではなく、何かを与えられるからではなく、自分自身の存在を全肯定する言葉だと思います。

皆さんも今、心の中で思ってみてください。

素直にはそう思えないと思うので、ちょっと無理やり思ってみるといいでしょう。

そう思えたらめちゃくちゃ人生楽になると思いません？

もしかしたらそれだけで人生変わっちゃうかもしれません。

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リトリートセミナーはそういうことに気付き、教えられ、体感する場なんですよね。

今回は３日間でしたが、その間ずーっと「どうしたら幸せをもっと感じられるようになるのか？」ということを思い続けるんですね。

プレッシャーもありますし、気も張るんですけれど、けど、そうしたセッションを通じて私自身も学び、一緒に体験し、癒されます。

「ああ、すごくいい旅だったなあ」と終わったあとは心から感じます。

そして、共に旅をしてくれた仲間たちに自然と感謝の思いが出てきます。

今回、一緒に旅した皆さん、お疲れ様です。そして、ありがとうございました。

リトリートセミナーは私の軸ですので、これからもちょくちょく開催していきます。

良かった皆さんもいつか一緒に心の旅に出てください。

次回は９月の３連休を予定しています。

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