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大人になって行けばいろいろと義務や責任が増えたり、頭で考える時間が多くなったりして「気持ち」を横に置いちゃうことって増えると思うんです。
やりたいことが見つからない!というのもそういう意味では自然と起こることだと言えるんです。
だから、それに気づくことが大きな一歩目。改めて自分を知り、自分を再構築していきませんか?
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学生時代は活発でそこそこに成績も良くクラスでもわちゃわちゃしたグループで過ごしてきました。
けれどずっと自己肯定感が低いまま40歳を迎え、部下ができる立場にると自分に自信がないせいか楽しいこと、やりたいことよりもやるべきこと、責められないように正解であることを追い求めるようになってしまいました。
次第に人が離れて行き心身に不調をきたしドクターストップがかかり、先月末から休職中です。
生きがいだった仕事に躓き、自分が嫌われる側の人間になり、絶望に瀕していた時に今の彼と出会いました。
3年続いていた既婚者の彼に別れを告げ、今の穏やかな彼と3ヶ月ほどが経ちました。
医師からは今は何もせずゆっくり休むこと、やりたいと思うことをすればいい、と言われていますが何をしたいのかが分かりません。
義務を果たしていない時間が怖く、これは不安を埋める行為と感じながらも彼の家を掃除したり手の込んだ料理を連日作りに行っています。
休むことが怖いです。
自分を責めないこと、できない自分も認める、人と比べない、と意識的に言い聞かせていますが一番ベースにある「できない自分を責める自分」が強すぎてすぐに押しつぶされそうになります。
自分を許して楽にしてあげるにはどうしたらいいでしょうか。
(Kさん)
「自分を許して楽にしてあげる」という発想はとても素晴らしいですね!
その思いをぜひ持ち続けてください。
そうすると「どうしたら自分を許せるのか?楽にしてあげられるのか?」ということを“研究”することができますね。
その試行錯誤もまた成長につながるわけですが、何よりもお医者さんがおっしゃった「やりたいと思うことをすればいい」ということですよね。
やりたいこと=自分を許して楽にしてあげること、という風に捉えればいいと思うのです。
彼の家を掃除したり、料理を作ってあげたりすることは「義務」なのでしょうか?「喜び」なのでしょうか?あるいはどっちなのか分からないってところでしょうか?
不安がありながらも、それが「喜び」であり、「ヒマツブシ」であり、彼もまたそれを喜んでくれているのであれば何ら問題はありません。
やりたいことをやってるってことなので。
それが「義務」であり「苦痛」であるならば、「このやり方はちゃうのか」と手を止めることをお勧めしたいものです。
そして、手を止めながら「どうしたら楽しめるのだろう?どうしたら喜びに変えられるのだろう?」ということを考えてる時間にしましょう。
そうして自分の気持ちに目を向けていく時間を作りましょう。
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休職中ってことは基本的にヒマですよね。
で、今まで仕事を生きがいとしてきたKさんとしてはこのぽっかり空いた時間をどう過ごすべきか?についてはアイデアがあまりないはずなんです。
仕事のことをいつも考え、それが日常生活の軸になっていたわけで、それを取り上げられたら何をしていいかなんて思い浮かびませんよね。
そうするとそのヒマを埋めるべく、「何かしちゃう」というのが人間の真っ当な心理なんです。
体調が良くなければ寝て過ごすしかないかもしれませんが、それでも何かしなきゃ、という焦りが常に心に付きまといます。
それで彼の家を掃除しに行っちゃったりするんですけど、それが喜びでもあれば全然問題はないんです。
ヒマってのはあんまり良くなくて、物事をネガティブに捉えてしまう時間になるものです。
それで「ヒマはメンヘラを作る」なんて本も書きました。
この本は個人的に「新しいライフワーク本」だと思ってますので機会があれば目を通してワークなどもやってみてください。
少なくとも生き方を変えるタイミングに来ているようですから。
自分に負担をかける生き方から、自分が楽だと感じられる生き方への移行期です。
そこを軸にみていくことにしましょう。
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まず、学生時代はわちゃわちゃと楽しんでいたのに、どうして部下を持つようになったら自分を追い詰めるようになってしまったのでしょう?
なぜ、楽しく過ごしていた時期もあるのに自己肯定感が低空飛行を続けているのでしょう?
そうすると私としては次のような情報を頂きたくなるわけです。
・きょうだいはいるの?親との関係はどうだった?
・「いい子」や「優等生」をしてきた自覚はある?
・学生時代は楽しかったことは何?
・仕事が生きがいになっていったのはなぜ?
・それは何が楽しくて、面白かったから?
・義務や正しさを追い求めるようになったのは上司になってから?
・その昇進は望むものではなかったの?
・できない自分を責め始めたのはいつから?どうしてそうなった?
・できない自分はどうなってしまうと怖れてますか?
・Kさんの自信のなさを作り出しているのは何?
最後のはちょっと難しいかもしれませんが、そうして人生を振り返りつつ、どこが分岐点になり、そこでどんな心境の変化があったのかを見ていきたいものです。
既婚者と3年付き合ってたというのもツッコミどころの一つで、男女関係の歴史も何かしら影響を与えているかもしれません。
例えば、大きな失恋を機に「男は裏切るが、仕事は裏切らん!」と猛烈に仕事を頑張ってた人もいますし、「仕事が面白すぎて婚期を逃した!」という方をカウンセリングしたこともありますし、「いやー、仕事頑張ってますけど、実は恋愛至上主義者でして」という方も案外いるものです。
私のセッションは「今」に軸を置きながらも、過去に光を当てていく作業をよくします。
なぜ「今」が作られたのか?を探っていき、その「今」がしんどいのであれば、「どこで自分を見失ったのか?自分を隠してしまったのか?」を探っていきます。
それを否定的に、犯人捜しのように行うんじゃなくて、肯定的に、そうするしかなかったんだよねー、という感じで見つめなおしていきます。(←これがとっても大事ね!)
そうして「黒歴史」を「白歴史」に変えていくんですよね。
そこで出てくるのが「自分らしさ」です。
「それってKさんらしいよね!」というものがあれこれ見えてくるわけですね。
個性とも言えるし、キャラとも言えるものです。
それを土台に人生を再構築していこう!というのがよくやってるプロセスです。
だから「自分を知る」ということがとっっても大事なわけです。
自分が何が好きで、何に興味を持ち、何にわくわくし、何を求めているのか?
裏を返せば、嫌いなもの、興味のないもの、わくわくしないもの、をできるだけ断捨離していきます。
自分の考え方のパターンを知ったり、自分を突き動かしてる価値観と出会ったり、そこから人生が教えてくれる“才能”(ギフト)を見つけたりしていきます。
この流れがKさんの質問「自分を許して楽にしてあげるには?」と私なりの答えです。
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やりたいことや好きなことが分からなくなることって人生では案外よく起きることなんですね。
義務にとらわれたり、忙しさに心を失ったり、問題に振り回されたりして、やりたいことや好きなことに意識を向けられなくなる時期なんてよくあることなんです。
そこで「ん?あれ?最近好きなことやってねーな!」と気付かないことだって珍しくないわけで、だからこそ、「ああー、最近、温泉行ってねーなー!」と気付くことがまずはそこを抜け出す一歩なわけです。
で、Kさんはもうこの一歩目は踏み出されてるわけですから、この上に書かせてもらったプロセスを進めていきましょうか?というところなんですね。
だからやっぱり「どこでそんな義務や正しさに追われる人生になっちまったんだろうなあ?」というところを知りたいわけです。
人によって向き不向きってのがあります。
とあるビジネスパーソンがマネージャーに昇格した途端、成績を落とす、という経験をされました。
彼の話を聞いていくと、どうやらあんまり「管理職」(リーダーやマネジメント)が向いてなさそうだと分かってきました。
現場で好きなように自由に動き回る方が好きだし、楽しいらしいのです。
人の面倒を見るのはほんと苦手で、実際、部下をつぶしてしまったこともあったそうです。
それで彼は思い切って降格を申し出て、現場に復帰することになりました。
そしたら途端に活躍し出して、営業所でトップの成績をたたき出すことになったんですね。
しかも、一時期とはいえマネージャーを経験していたので、上司の気持ちも理解でき、良好な関係を築くと同時に、上司とそのほかの部下たちとの橋渡し役も務めることも自然とできるようになってました。
そして、あっという間に彼の営業所は全国トップの数字を出すことになったのです。
そんな風に自分のキャラに合わないポジションは自分の首を絞めます。
Kさんが上司になって苦しんだのも自己肯定感が低いからとはまだ言い切れません。
その役割が向いていなかったってことだってあるわけです。
それに「仕事が生きがい」というのも変わって行く可能性だってありますよね。
先日「価値観カードを使ったワーク」をやっていたら、最後に「パートナーシップ」というカードが残って困惑していた方がいました。
彼女は「仕事が好き!仕事に生きるぞ!!ライフワークを見つけて豊かになるぞー!!」というテーマで受講されていたのですが、彼女のカウンセラーでもある私は「ほんとは恋に生きる女じゃね?」ということを見抜いていたんですよね。
男性性も確かに強いけど、女性性もめっちゃ強い方ですから、仕事だけうまく行ったって面白くないはず!と私は思っていたのです。
ダメンズたちを相手に痛い恋愛を繰り返した彼女ですから、仕事を生きがいにしたい気持ちはわかるんですけどね。
だから「やっぱパートナーシップにも向き合った方がいいよねー」とニコニコしながら彼女に伝えました。(彼女からすればニヤニヤしながら嬉しそうに言われたように見えたみたいですが)
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Kさんにとっても今の彼はまさに救世主ですよね?
地獄で仏に出会ったようなものかもしれません。
ちょっと遠回りしたけれど、そんなヘラクレスオオカブト級の彼氏を得たのであれば、その彼との未来を描くことも「やりたいこと」ですよね。
だから今の不安な生活の中にも「喜び」「安心」などが得られるシーンもあると思うのです。
彼と一緒にいるときは笑ってる自分もいるでしょう?
それはまさに自分を許してる状態だと言えるんじゃないでしょうか?
そういう風に「今」や「過去」に光を当てながら、もう一度、自分を発見していくんです。
それは「思考」「義務」「正解」という硬い鎧に覆われてしまった自分を解放し、自分の感情を取り戻すプロセスとも言えますし、「ああ、たしかに私はこうだった!」と自分を知るプロセスになると思うのです。
そしたら、できない自分を責めることは確実に減っていくでしょうし、できないことよりもできることに価値を感じられる自分になっていくでしょう。
たぶん、とっても楽に息が吸えるようになると思いますから、そのヒマを自分を知る冒険に充てることをお勧めしたいのです。
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まさに自分を知るワークショップ!!
↓
◎東京:2/23(月祝)13:00-17:00 自己探求ラボ in 神楽坂「今の自分を作っている価値観を知る、これからの生き方を探る」
◎東京:3/21(土)11:00-18:00 1DAYリトリートセミナー私は私の人生を生きると決める日。人生の軸を取り戻す1日~
◎ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398
◎3人の自立系武闘派女子が自分と向き合って幸せになっていく物語。
「ひとりで生きちゃう武闘派女子が頼って甘えて幸せになる50のトレーニング: 「頑張らないこと」を頑張りたいあなたへ」(小学館)
◎戦闘力上がりすぎてひとりで頑張っているあなたへ1日5分、スキマ時間にととのう本
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