受け入れる、とは、理解して、共感して、味方で居てあげること。


私たちはついつい自分の気持ちや物事を良い悪い、正しい間違ってる、で判断しようとしてしまいます。
でも、それはただあるだけなので、理解することがとても大切なんです。
それを「ありのままに受け入れる」と言います。

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初めまして。毎日楽しみに読んでます?初めてメールします。Sです。
「自分を受け入れる。」ということにそれ大事と思いながら、今は出来ない自分がいると思いました。
2年前に旦那の言いなりは無理だ~とシングルになり、子供達と三人で住んでます。長男が父親側になった事もあり、執着手離せずでしたが、自分が出来る事はなく、今は離れる事も必要で将来会えたらいいなぁ~と希望持ちつつ、前に進もうとしたら、話術やポジティブ思考に惹き付けられる年下の男性に出逢いました。
普段なら無視するline交換も初めて男性として、lineがこんなに楽しい事、胸がキュンとなるような、忘れていた感情を思い出しました。その彼は、元旦那に似た部分もあり、(仕事がかなり出来る、自分の意見を持って人に流されない。)そういう所に私はひかれるんだるなぁ~と自己分析してます。
恋してもいいかなぁ~と思ったのですが、彼は既婚者で5歳の父親です。離婚する予定でしたが、親権が取れないからと踏み留まり、子供の成長を待って親権を取り離婚する予定だそうです。それ以来奥さんを同居人といい、話もせず家庭内別居状態だそうです。お金は奥さんに渡していて、自分は仕事人間だと言う通り朝早くから遅くまで仕事してます。
職場ではトップ営業マンで昇進し、部下を指導する立場にいる彼が、家庭に向き合わない、向き合えないのは奥さんが好きなのかなぁ~と思ったり。段々気になって来てます。
彼も久しぶりの恋?に私と同じような感情を抱いたようです。感情を出さない彼を物足りない気持ちもありますが、付き合うのいけない事だとわかりながらも止められない関係になりそうでダブルマインド状態です。良くない事が通じるはずはないと分かりますが、そんな私も受け入れていいのでしょうか?
長々とすみません。アドバイス頂けると嬉しいです。
(Sさん)
***

まあ、ちょっとむずかしい話になるんでございますが、「受け入れる」というのと「彼と付き合う」というのはちょっと別の話になるんでありんす。

だから、Sさんが偉大なる指導者であられる根本先生に

>そんな私も受け入れていいのでしょうか?

って聞いてしまうと、

「もちろんいいですよー。なんであかんのー?」

って優しく冷たく答えてもらえます。

けれど、それは

「ユー、彼と付き合っちゃいなよ」

という意味ではないのです。

受け入れる、ということはただそこにそういう状況があることを認める、という意味です。
「そこに花が咲いていることを認めること」というわけです。

で、Sさんだけでなく私たちはそこで「判断」するんですね。

「良い」と「悪い」。
「正しい」と「間違っている」。

AはよくてBはダメだから、Aは受け入れていいけどBは受け入れちゃだめ、という風に“思考する”んですね。(これを判断(ジャッジ、ジャッジメント)って言うわけです)

でも、感情って感情なわけです。
良くも悪くも、そういう気持ちがある、というわけです。

「好きになっちゃいけない人を好きになった」という話もでてきますが、「好きになっちゃいけない」というのは「思考の判断」なわけで、感情はただ「あの人が好き」なだけです。

そうして、思考と感情がすれ違うと葛藤し、悩み、問題になります。
でも、そこで起きているのはただ「好き」なだけなんです。

感情について私たちができることは受け入れることのみです。
だっても感じてしまったのですから。

このブログでも何度か触れていますが、下品な例えをすれば感情は天気と同じです。晴れて欲しいな、と思っても雨が降ってしまうこともあります。でも、そこで恨めしいな、と思っても傘をさして出かけることをするでしょ?
「雨が降ってはいけないんだ!」と傘を差さずに出かけたら風邪ひきますよね。

そして、大変上品な例えをすれば感情はウンコと同じです。来てしまった便意は誰にでも止めることはできません。急行電車の中で必死にもだえ苦しみ、次の駅まで耐える、というプレイをするほかありません。地獄ですね。ほんと、あれ。

ここで便意はあり得ないだろ・・・と思っても、あいつは空気を読めませんから、いついかなる時にもやってくるんです。

そこで「いや、今便意来てもあかんから来てないことにしよう」という風にしたらどうなると思います?
大変、素敵な思い出が一つ、できそうですね(^^)

Sさんの思いをたいへん上品に表現すれば、彼に感じたトキメキは急行の中の便意と同意なのです。感じてしまったものは仕方がないので、それを受け入れる他ないんですね。ちなみに根本先生は便意と同意をかけてますよ。気付きましたか?笑うところですよ。

それを「受け入れる」と言います。
今の状況をありのままに受け入れる、ということです。

でも、Sさん。急行で便意が来たからといって、そのままズボンを下ろしますか?
たぶん、きっと下ろさないよね?下ろすべき場所を探しますよね?

すなわち、感じている感情と、それをどう処理するか?は別のお話なんです。

「彼のことが好きなんです!」というのと「お付き合いする」というのは別なんです。

ここが苦しいところです。
そして苦しいのは「欲」があるからですね。

「あの男が欲しいんじゃ。何十年ぶりの獲物なんじゃ。なんとしてでもモノにしたいんじゃ。」
そんな風についつい武器を磨き始めてしまうわけです。

 感情は受け入れるのみ。
 でも、行動は選択できる。

これが基本です。

でも、私たちの「欲」というのは本当に難しく、ここでやめておけばいいと思ってもついつい「オヤジ、もう一杯くれ」と言うてしまうんですよね・・・。

まあ、それが人間らしいところ、愛すべきところ、でもあります。

受け入れるために大切なことは「理解」です。

人のこともそうなんですが、自分自身のこともちゃんと理解してあげてくださいね、ってお願いしています。

自分が自分の一番の味方でいてあげること。
何があっても自分のことを理解してあげようとすること。

Sさんの場合はどうでしょう?

「ずっと旦那の言いなりだった結婚生活から抜け出して、子ども2人を抱えて頑張っていらっしゃるんでしょう?
そんな時に素敵な彼に出会っちゃったら、そりゃあ、ハマるよね~。
恋するのなんてほんと何十年ぶり?
しかも、その後半はずっと寂しかったり、辛かったり、我慢したりする生活でしょう?
そんな時にそんな素敵な人に出会ったら、そりゃ、きゅんきゅんするし、恋するって気持ち思い出すし、毎日が輝きだすし、笑顔だって自然と増えるよね。
それって当たり前のことだと思うんだよね~。何がおかしいのかな?
だから、好きになるってのは無理ないよね~自然なことだよね~
ってか、思い出すよね。私、恋が大好きな女だったんだって。
そしたら、彼のいない世界にはもう戻れないし、戻る気にもなれないでしょ?
それが本来の私なのかもしれないしね~」

こんな感じでいかがでしょうか?

言い訳、じゃないんです、自分自身に共感してあげるんです。
まるで大切な友達の相談に乗ってあげるかのように自分自身に対して振る舞うんです。

そしたら、さらに続けられるでしょう?

「でも、そんな彼がたとえ家庭内別居状態だとしても結婚してるんじゃ辛いよね~。
迷うし、苦しいよね。
彼の気持ちに疑い持つのも仕方ないよね~。
だって、トップセールスマンだもの。口はうまいし、きっとモテると思うし。
それにやっぱり不倫になっちゃうもんね・・・。良くないと思っちゃうのも無理ないよね」

否定する必要ないんです。
あるものはある、と認めるだけ。

私たちは大切な友達に対してはそんな共感的態度を見せることができます。
けれど、ついつい自分自身に対しては鬼軍曹になっちゃうんです。びしばしやっちゃうんです。一人SMごっこ好きなんです。

まずは、受け入れる、ということから。
そうするとね、アクションも取りやすくなります。

覚悟が決まったり、適当な距離で付き合えたり、逆に自由になれたり。

そのうえで、根本先生はSさんにこう聞くんです。

「で、どうしたいの?ほんとうは」
「それを彼に伝えてみたら、どう?」
「それでコミュニケーションを通して、これからの関係を作って行けばいいんじゃない?」

いつも自分には味方がいる、という意識は深い安堵感と自由を与えてくれます。
そうするとより自分らしい自分でいることができるようになり、こうした難しい選択についても自分らしい方向を選べるようになるんです。

自分が自分の味方で居てあげること。
ジャッジせずに、理解、共感してあげること。

まずはそこからです。

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