好きなもの=自分軸、得意なもの=他人軸!?


好きなことは人目を気にせず、自分は自分となります。
得意なものって、つい、他人の評価によって成り立っているような気はしませんか?

好きなこと、得意なこと。
もちろん、好きなこと=得意なこと、になるケースもあり、様々な議論はあるかと思いますが、、、これ、実は似て非なるものなのです。

そもそも「得意」というのは「うまくできる」とか「ちゃんとできる」というもの。
例えば、「自分は別に事務作業は好きじゃないんだけど、意外とできちゃうんだよね」というとき、その人にとって事務作業は「得意なもの」として認識されます。

個人的には羨ましい限りです(笑)

つまり、「好きじゃないけど得意なもの」というのが存在するんですね。

そして、この「うまくできる」「ちゃんとできる」「うまくいく」というのって・・・実は「他者評価」によるものであり、特に「他者軸」になり得るのです。

実は、そもそもこの話は・・・。

「今の仕事、得意なことをやってると思うんだけど、イマイチ、モチベーションが上がらない、というか、成果は上がってるんだけど、これをずっと続けるのかと思うとうんざりなんだよね。」

という話題から生まれました。

「その仕事って好きなの?」

と聞くと、

「好きとは言えないんだけど、うまく行ってるし、評価されるし、役に立ってる実感もあるから満足はしてるんだよ。」

という答え。

「じゃあ、好きってわけじゃないねんな」

とさらに突っ込むと

「まあ、確かにそうだね。好きってわけじゃないね。でも、それが誰かの役に立ってるってことは好きだし、誇りに思うよ。」

別に彼をカウンセリングする気はなかったし、彼もそれを望んでるわけではないので、会話はそこで終わりました。

「得意なこと」に潜む危険ってあるんだよなあ、と思いました。

人の役に立つこと、嬉しいですよね。
人に評価されること、嬉しいですよね。

それに人に褒められたり、評価されたり、役に立つこと自体ってみんな「好き」だと思うんですよね。

そうすると、それ自体は好きじゃなくても、その周りを好きな要素が囲んでしまってると、その本質まで好きになったような気がしちゃうんです。

でも、よくよく考えて見れば、好きじゃないんです。
得意で、やればできるんだけど、「好きか?」と言われると「それほどでも」となるんです。
しかも、嫌いではありません。(←これ重要ね)

好き?と言われると、好きじゃない、と答えるが、
嫌い?と言われると、嫌いじゃない、と答えるレベル。

なかなかややこしいですよね、これ(笑)

しかも、得意と思うに至るには「他者評価」が大いに影響してることって少なくないと思いません?

好きじゃないんだけど、評価されるから、それが得意なものになった・・・という。

そうすると、得意なものって・・・実は他人軸(他者軸)なのかもしれません。

そもそも、好きなことをやっていて、それが他人に評価されて、できるものだとするならば、その時あなたはそれを「得意なもの」と評価するでしょうか?「好きなこと」って言いませんか?
(とはいえ、これには人によって異論はあろうかと思います。得意なもの、という人もいそうです。)

得意なものは「好き」というエンジンが動きません。
いや、正確にはその周り(評価される、役に立つ、褒められる、お金が入る等)には「好き」なものはあるんだけど、その核心は「好きじゃない」ので、長期的に見れば、疲弊してしまうのです。

それが彼の言う「モチベーションが上がらない」とか「うんざり」になるんです。

「お掃除をしていたらみんなに褒められた。先生にも褒められた。別にお掃除が好きじゃないんだけど、褒められると嬉しくて一生懸命やるようになった。
何かの役割の時にはすすんでお掃除係を引き受けた。それでみんなが喜ぶし、私も褒められて嬉しいからだ。
けれど、だんだん億劫になってきた。そもそもお掃除は好きじゃない。お片付けは得意じゃないし、どっちかというとナマケモノだと思う。
だけど、人に褒められるのが嬉しくて頑張ってみたけど、やっぱり好きじゃない。でも、みんなは私にそれを期待するし、どうしたらいいんだろう?」

そんな感じなのかもしれません。

私たちは「好き」と思うものに対しては無限のエンジンを発動します。
勝手にワクワクして、やりたくなるし、人からの評価は気になりません。
「下手の横好き」と言われたって平気です。好きなんだから。

好きなものって行き着くところ、好きだから好き、であって理由はありません。
自分がワクワクするから、自分がときめくから、なんです。

だから、好きなものに対して私たちは「自分軸」です。

好きなことをしなさい!ってのは、それ自体が「自分軸」を生きることになるからでもあるんですよね。

得意なもの=他人軸、
好きなもの=自分軸。

この見方は意外かもしれませんが、ちょっと掘り下げて見ると合点の行くところもあるんじゃないかと思います。

得意なことがあるだけでも幸せですが、だからといってそればかりをやっていると、もしかしたら、心が疲弊しちゃうことがあるかもしれません。
それがまさか、得意なことが原因だとは気付けませんよね。

仕事、充実してるはずなのになあ、なんかおかしいな・・・。と思った方はこの点をチェックしてみるといいんじゃないでしょうか?

じゃ、どうするの?

もし、前述の彼にアドバイスするならこんな話をしたと思います。

「お前のさ、好きなことってどんなことなの?それと今の仕事を掛け合わせることってできないかな。たぶん、まったく新しいものが生まれると思うんだけどな。」

何が生まれるのか?は分かりませんが、きっと新しい世界が広がるはずですね。

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