<リクエスト>
少し前から彼はとても疲れています。
私といると苦しいとも言います。
嫌いなわけではなく、好きだと言ってくれますが、苦しくなるのだそうです。
わかっていても一緒にいて苦しいと言われるのはつらいです。
彼にはもっと楽になってほしいし、リラックスしてほしいです。
彼の苦しさをなんとかしてあげたいのですが、私には何ができるのでしょうか?
(ももさん)
<根本からの回答>
離れてあげるのも「愛」なことがあります。
うーん、辛いですねえ・・・。
そして、何とかしてあげたいというももさんは優しいですね。彼のこと、大好きなんですね。
彼のその疲れによっても見方は変わってくると思いますが、一般に仕事とか人間関係などの疲れだと仮定して話を進めさせていただきますね。
さて、疲れている彼が「私といると苦しい」というときってどんなときでしょう?
「私が役に立たないから」
「私じゃ彼を癒せないから」
「私が迷惑ばかりをかけるから」
などと自分のせいにしなくて大丈夫なケースが多いです。
自信がないと、こういうときに“私”にはまりこんでしまうんですね。(そうすると、自分のことでいっぱいいっぱいで彼のことが見えなくなります)
特に自立系の男性などは、彼女にはいろいろしてあげたい、役に立ちたい、と思うものですから、「してあげたいのにできなくて苦しい」ということだってあるんです。
「本当は一緒にいて彼女を笑わせてあげたいし、食事をしたり、遊びにいったり、楽しい時間を過ごしたい。でも、こんなに疲れていたら、とても一緒にいて彼女を楽しませるだけの余裕がないし、むしろ、迷惑をかけてしまう。一緒にいたい、とか、休ませてあげたいって優しいことを言ってくれるのは嬉しいけれど、それに応えられない自分が苦しい」
ということだってあるんですね。
罪悪感という感情は自分自身を毒のような悪魔のような感覚で捉えさせます。
そのため、自分がそこにはまっているときは、大切な人を毒さないように遠ざけたいと思うものなのです。
自信がないと彼を「私が」癒してあげたい、と思ってしまうものなのですが、かえってその気持ちが彼には重たくなることもあるんです。
リラックスさせてあげるために離れてあげることも優しさであり、愛なんですね。
そう思ったときに、不安や寂しさや悲しさが出てくるかもしれませんが、それは愛ではなく、依存心だったり、自信の無さだったりするんですよね。
だから、それがベストであるならば、愛を持って離れてあげることも、彼のためになるんです。
難しいことですけれど、自我を手放して、彼のために、という思いを強く持つと、ももさんの中から、愛がたくさん溢れてきて、なぜか、心も満たされますよ。
そして、彼が少し元気になって、再びあなたの前に現れたら、ニッコリ笑って受け入れてあげましょう。
そのとき、「ああ、こいつはずっと待っててくれたんだ。」と彼は感激してくれるはずなんです。
さて、ここからは応用編。
彼から寂しいながらも少し距離を置いて離れられたとしたら、その間に、私は“彼を癒せる女”になるべく、自分磨きに精を出すことにしましょう。
どんな女性が彼をじゃんじゃん癒せるのかな?
○○さんみたいな人ってイメージに浮かぶ人はいますか?
彼を癒せる女性を目指して自分を磨いていくと、実はこの時間が二人にとってすごく意味あるものになりますね。
一人じゃ難しいと思ったら、カウンセラーにすぐヘルプ。
ということで、参考になりましたら幸いです!
=お勧め!エクササイズ=
【パートナーがいらっしゃる方へ】
パートナーの頭をよしよしして、頑張ってるよね!と言ってあげる。
パートナーを褒めて癒す方法をマスターしよう!
【パートナーがいらっしゃらない方へ】
「○○さんみたいになる!」を3人に宣言しよう。
憧れの同性を3名リストアップ。そして、友人・知人にそれを宣言してみる。