(3/19)態度と目線



一日が経つのがとても早く感じられる今日この頃です。

18日の午前中は雨が降っていたので、これ幸いとベランダの掃除をしたまでは良かったものの、マーフィーの法則に従い、掃除が終わった後に見事に植木鉢をひっくり返しました(涙)。
慣れないことはしない方が良いのかもしれません・・・。
でも、黒く溜まった粉塵が流されていくのを見るのは気分が良かったです。
階下の方のことを考えると雨の日にしかできないことなので、また雨のシーズンになったらやってみようかなあ・・・。

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18日は2時間のカウンセリング講座の日。
僕はこういう講座では、基本的に事前にテーマを決めずに、集まってくれた受講生の雰囲気や、最初に頂いた質問を元に講座を組み立てます。
初心者が多い日、ベテランが多い日で、内容も全然異なるのが普通だと思うので。

だから、予めテーマを決めて募集をかけてるカウンセリングサービスの心理学ワークショップとは、また違った趣向があるんですね。(そのワークショップにしても、レクチャーの中身はアドリブですけど)

18日の講座の場合は、コミュニケーションをテーマにしてみました。
カウンセリングとコミュニケーションというのは、繋がるところがたくさんありますから。

コミュニケーションの中で、言葉そのものが占める割合というのはとても少ないので(1、2割と言われます)、態度や表情がすごく大切なんです。
皆さんも「口ではいいこと言っていても、態度が伴わない人」ってあんまり信用できないでしょ?

自分自身の態度や表情というのは無意識的に作っていることが多く、自分ではそんなつもりはなくても無愛想に見られたり、近寄りがたく思えたりすることもあります。
(これは僕のことです・・・(笑))

だから、自分のそうした無意識的な態度を誰かにチェックしてもらう機会というのは大切なことなんです。
僕自身、けっこう無愛想だったり、ぼーっとしてたりするので、カウンセリングや講座をした後のアンケートとか感想メールとかを見ながら、自分なりに反省会を開いてるんですよ。
最近は以前に比べたら「気さくな感じ」とか「話しやすそう」というご感想をいただくことも多くなってきて、一人ニヤニヤしてるんです(笑)

それに第一印象の占める割合というのも結構大きいですから、特に対人関係に問題を感じている方の場合は、こうした態度や表情、目の動きを一度チェックしてみて、そこを改善していくのも一つの方法じゃないかな・・・と思うんです。

例えば・・・、人が苦手だなあ・・・と思っていると、誰かと会うときに緊張したり、不安になったり、怖くなったりしますよね。
そうすると、目があわせられなくなったり、目が泳いでしまったり、知らず知らずのうちに防御の姿勢を取ってしまったり、逆に強がって横柄な態度になってしまったりするものです。
でも、これらが癖になってしまうとなかなか自分では気づけなくなってしまい、
「どうして私は人とうまく行かないんだろう?」
という悩みだけが表面に出てくることになるんですね。

その内面的なアプローチも大切なことですし、その内面が作り出す態度や目線に注目してみてはいかがでしょうか?


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