「一つの道を究める」のは男性性の目指すところなので、女性性が豊かな人はそういう生き方が向かないことを知った方がいいのです。



ここ最近、お仕事についてよく話題に出てくる男性性と女性性の違いについてシェアしたいと思います。

「自分はこれで一生食っていく!という仕事に巡り合う。」

「これぞ!という仕事に出会い、夢中になって働く。」

「コツコツ努力を続け、階段をひとつずつ登っていって成功者になる。」

「ひとつの仕事を極める」

「目標を設定し、その目標を達成し続けて成功する。」

これらはすべて“男性性”によるものです。
男性性が強くないと、なかなかこうはなれません。

だから、女性性が豊かな方はそれを望む気持ちは分かりますが、「自分には合ってないんだなあ」と受け入れるか、どうしてもそれを手に入れたい場合は男性性を鍛えまくることをお勧めします。

一方、女性性というのは飽き性です。
つまり、変化を好みます。

だから、ひとつの道を究める、というのはそれくらい興味や楽しみを維持できないと難しいものです。

興味あることも数年(だいたい3年くらい)経てば飽きます。
めちゃくちゃハマっていたはずなのに、その熱量は下がってしまいます。
そうすると、その興味あったこともあっさり手放します。
そして、次に情熱を湧きたててくれるものを探します。

男性性は必ずしも情熱や興味で動きません。
思考が強いので、仕事においては楽しみよりも、正しさを選びやすいものです。
そうして仕事を得た上で、情熱をどう作ろうかを思案します。

女性性はそうして数年で飽きてしまうので、そこから先は

A.我慢に我慢を重ねて同じ仕事を続ける。その分、そのストレスはおしゃべりや他のことで発散する

B.転職、異動をして目先を変える。

という選択になります。

ただし、創造性豊かな仕事の場合は常に変化し続けるので、意外と長続きします。

Aの場合は同じ仕事を我慢しながらもずっと続けているので、その担当業務には自信を持ちますが、その自信って何の役に立つの?と思っています。

つまり、淡々とやるべきことを我慢しながら続けているので、それなりに仕事を極めているのですが、それは別にやりたいことではないので、そのスキルに価値を見出せないのです。

一方、Bの場合はいろんな仕事を転々としているので、どれも中途半端で、何もモノにできてないと感じます。趣味がこういうパターンをたどる方はとても多いですね。

そもそも女性性は「モノにする」「極める」という男性性的な要素を持たないんです。
楽しい、面白い、興味ある、わくわくドキドキする、といった感情を満たすことが重要なのです。

だから、中途半端だとか男性性を持ち出して自分を批判する必要はありません。

男性性が豊かな人は、仕事の成果によって自信を持ちます。結果主義なところがあるので、結果が出てることで喜びを得ます。
結果さえ出ていればプロセスは重視しません。

一方、女性性が豊かな人は仕事の成果はうれしいけど、それは結果を出したことよりも、仲間と一緒に成し遂げたつながりや達成感、また、仲間が喜んでくれることへの喜びなどで成果をとらえます。

だから、仮に立派な結果を出したとしても、そこに至るプロセスが楽しくなかったり、不正や不誠実さがあると、その結果を喜ぶことはできません。
これが女性性の「プロセス主義」というものです。

だから、女性性が豊かなタイプは、高額な報酬を得るよりも、楽しみ、喜び、つながり、わくわくなどのポジティブな感情を欲します。
そうすると給料が良くても人間関係がギスギスした職場からは去りたくなります。

男性性はその高額な報酬という目的があれば、ギスギスした人間関係でつながりや楽しみがなくてもそこに居続けます。報酬のために納得して我慢するのです。

つまり、女性性が豊かな方にとってのライフワークというのは、楽しみ、喜び、つながり、わくわく、好き、安心といった「自分が感じたい感情を満たしてくれる生き方」なのです。

そういう意味で転職回数が増えてしまうのは仕方がないし、コレ!といった仕事が見つからなくても自分を責めなくていいんです。

それよりもそうした自分の喜びにつながるものを探すことが重要なのです。

私たちは誰もが男性性と女性性を心の中に持ち、それぞれ異なるバランスを持って生きています。

だから、男性でも女性性が優位な人もいれば、女性でも男性性が優位すぎて筋金入りの自立系武闘派女子になってバリキャリをしている人もいるわけです。

そのバランスに従って仕事やライフワークを選んでいくことが望ましいんですよね。

とはいえ、仕事についてはまだまだ男性性優位なところが多いですよね。
職場もそうだし、社会全体が仕事を男性性として捉えています。
そうすると「こうするのが正解」と思われることは男性性的な価値観なことが多いんです。
だから、社会一般に言われる「仕事観」というのは女性性が豊かな人を苦しめるだけですので、それはさっさと「わたしは違う!」と思った方がいいでしょう。

「働かざる者、食うべからず」も男性性色が強いですし、「仕事をしてない奴はおかしい」というのも男性性的な考えですしね。

女性性が豊かな人はそこで傷ついて自信を失っている方も多いので、自分のそのバランスを確認して、その通りに生き方を選択するのが望ましいものです。

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