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「サボる」のはよくないと思っちゃいませんか?
いや、実は「サボらなきゃやってられないくらいしんどい」と理解するのが重要です。
そして、それはなぜなのか?じゃあ、自分はどうしたいのか?というところから、自己承認と将来設計を考えていきます。
もちろん、そこでは家庭環境から受ける影響も大きいですから、そこにも触れながらね。
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ブログ、本でお世話になっています。
私は21歳社会人2年目をしてます。今回相談したいのは、仕事のことです。
外回り営業をしているんですがすっご~~くサボってしまいます。こっそり家に帰って気づけば3時間たっていた(しかしまだ動きたくない)ということもしばしばです。お客さんに会うのも怖いと感じます。
私に必要なのは何?って思うんですが先輩や上司に相談することもできず、うだうだ。実をいうと職場の人もお客さん同様怖いです。
が、しかしノルマはあるし、頑張りたい気持ちはまだ残っています。
家庭環境としてはモラハラ父と生活中、母は精神障害を患っていて小学2年生のころから別居。3歳下の妹がいます。反抗期は今のところないです。恋人も募集中ですが現れません泣。
先生のブログをみて、あたしは待つ女だなぁと思い、動けなくてもしょうがないよねとか慰めていましたが、さすがにダメでしょうか。
なんとかアドバイスをください!!
(Rさん)
ダメって言われたって動けないものは動けないでしょう?
「そんなんあかんで!」って怒られて、サクサク外回りができるか?って言ったら・・・そういうわけでもないよね。
しかし、それだけサボっても大丈夫な職場っていいですねえ。
全営業マンが「その会社、俺も行きたい」とか思ってるかもしれません。
それにほんとにRさんが「待つ女」なら営業は厳しいよね。
ルート営業ですか?飛び込みもあり?
どっちみち自分から話を持って行かなきゃいけないわけで、しかも、人に会うのが怖いんでしょう?
それを何とか頑張ってノルマこなしてるんだったら、むしろ、すごくね?って話なんです。
例えば、「お客さんが怖い、先輩や上司も怖い」という気持ちを否定していませんか?
「怖いって思うなんて!みんなふつうに接してるのに!」という風に考えちゃいけないんです。それって単なる自分いじめだから。
「人が怖いんだから、そりゃ、家で休憩する時間くらい必要だわな。じゃないとメンタルが持たないわ!」と考えるのがお勧めなのです。
「サボる」ということは一般的に駄目なこととされていますけれど、人って好きなことや楽しいことをやってるときに「サボろう!」とは思わないんです。
しんどい、とか、やりたくねえ、とか、なんでやらなきゃいけねえんだよ、というときに「サボりたい」と思うのです。
そこで、思考やエゴや“大人の考え”を持ち出して、「仕事なんだからやらなきゃいけねえだろ!」とか「しんどいのはみんな同じでしょ?そこでサボるなんてずるいじゃない!」とか「人が怖いとか言ってねぇで、とにかくやれよ!」という声に振り回されてはいけません。
そういう根性論、精神論に乗っかってしまったら、自分のメンタルが壊れていきます。
社会人なんだから、営業なんだから、大人なんだから、というのも根性論ですから、そこは華麗にスルーしても良いのです。
「私は私」ですから。
「会社に迷惑をかける」とか「周りの頑張っている人に申し訳ない」というのも考えなくてよいものです。
「私は私」が基本ですから。
なので、「仕事をサボらなきゃいけないくらい自分はしんどいんだ」ということを気合と根性で受け入れることをお勧めするのです!笑
だから「待つ女だから動けねえのはしゃあないわ」と思っておくことは正しいことなのです。
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でも、「頑張りたい気持ち」もまだ残っているんですよね?
「何を」頑張りたいんでしょうか?
A.仕事
B.営業
C.人に会うこと
D.ノルマを達成すること
E.それ以外
答え _______
また、「どうして」頑張りたいのでしょうか?
答え ( )
とりあえず、この2問を解いてみてください。
でも、さらに、厄介な質問をしたいと思います。
Rさんは「何のために」頑張りたいと思うのでしょう?
答え ( )
これ、社会人2年目のRさんだけじゃなく、社会人XX年の読者のみなさまも考えてみてください。
例えば、「私に必要なのは何?」って思うじゃないですか。
それって「ほんとうに自分が必要としているもの」なのか、他人軸によって「必要とされるもの」なのかで、全然気持ちが変わってきますよね?
私に言わせれば、今のRさんに必要なのは「まずは『いやあ、サボらなきゃやってられんような仕事を頑張ってるあたしは偉いぞー!』と思う気持ち。」なんですが、たぶん、ここで期待している答えはそんなんじゃないですよね?
なんか、もっと厳しい、というか、頑張らなきゃ、みたいなものですよね?
※自分を愛する~鏡に映った自分を癒す~「今日こそ自分を甘やかす」(大和書房)
*セミナー動画「○○すぎる人のための自分を徹底的に甘やかす講座~もっと深く自分を許し、愛する~」
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でも、やっぱりここでも「どうしたいか?」という話になると思うのです。
しんどいし、辛いし、人が怖いけど、「なんとかこの仕事を頑張りたいんです!一人前になりたいんです!」という気持ちを“自分軸”で持ってるならば応援します。ケツも叩きます。笑
しかし、「この仕事を頑張りたいのかどうか分からない」とか「とにかくやらなきゃいけないって気持ちが強い」とか「周りの人に迷惑をかけたくない」とか「社会人なんだからそれくらい頑張らなきゃ」などの“他人軸”の「どうしたいか?」が出てくるのであれば、それは賛成できません。自分を苦しめるだけです。
だとしたら、「自分はほんまにどないしたいんや?」と自分に問いかけ続けることの方が価値があると思います。
つまりは「もっと自分を知る」ということですね。
自分は何が好きなのか?何が嫌いなのか?
自分はどうするのが幸せなのか?
そのために何ができるのか?
自分に向いているのはどんな仕事なのか?
その仕事に就くためには今何をしたらいいのか?
どういう仕事に自分はわくわくするのか?
答えは出なくてもいいので、ずっと自分にそう問い続けること、その答えを探し続けることをお勧めしたいのです。
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さらに、目標なりヴィジョンなりってのもすごく大事です。
今の生き方に「意味」を与えてくれるからです。
Rさんは今の営業職を続けた先に、どんな未来を見ているのでしょうか?
もし、それがなかったら今からその未来を描いていきましょうか。
例えば、今の仕事を3年、5年続けたとしましょう。
そしたら、その頃の自分はどうなっていると思います?
また、自分が25歳になったときに、どんな自分でいたいと思いますか?
そのために、今できることって何でしょう?
それから、自分が25歳、30歳になったときに身に着けておきたいものって何でしょうか?
仕事上のスキルとか、コミュ力とか、女子力とか、色気とか、あざとさとか、お金を稼げる能力とか、カリスマ性とか、、、なんでもよしです。
そのために「今できること」を探してみるのはいかがでしょうか?
こうした未来を描くことで、モチベーションって上がっていくんです。
もちろん、これも「自分軸」でなければ意味はありません。
せっかくサボれる時間があるのですから、その間にぼーっとこれらの答えを考えてみるのもいいでしょう。早速今日から始めてみましょうか!
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家庭環境を書いてくださってるので、Rさんも私のブログや本を熟読していただいていると思いますし、その家庭環境を見れば、虎の穴で育った筋金入りの武闘派女子である可能性が高いと思われます。
「え?あたしが武闘派女子?え?あんなバリキャリ系のお姉さま方と同じ?」と疑問に思われるかもしれませんが、それは愚問ですね、はい。笑
で、未来から「今を見る」話をさせてもらったので、こんどは過去から「今を見る」話をしていきましょう。
>家庭環境としてはモラハラ父と生活中、母は精神障害を患っていて小学2年生のころから別居。3歳下の妹がいます。反抗期は今のところないです。恋人も募集中ですが現れません泣。
恋人が現れないのは今なのか、今までもずっとそうなのかは気になるところですが、それはまたの機会にして、虎の穴にふさわしい両親の元に生まれて来られたのですね。
妹さんは今、何をされてるのでしょうか?学生?仲はよい?
母と小2から別居ということは、それ以降、家事はお父さんの担当?それともRさんや妹さんもけっこうお手伝いしてきたの?
母が別居中ということで、寂しい思いはどれくらいしましたか?
父はやっぱり怖い存在?
・・・みたいなことをいろいろと聞いてみたいわけですが、少なくともRさんはきっとずいぶんと早く大人になっちゃったんだと思います。
私の想像でお話しするので正確かどうかは分からないのですが、精神的な自立はかなり早かっただろうと思われます。
場合によっては妹の母役だってやってこられたと思いますし、父とあれこれやり合わなきゃいけなかったと思うのです。
で、父に対しても母に対してもだいぶ気を使われたことと思います。そこで、相当な精神修行をされたんじゃないかと。つまり、そこで相当自立が進んだのではないか?と。
学校生活はどうでしたか?
馴染めましたか?
先生とはどんな関係が多かったですか?
そうするとうちのブログに出てくる「子ども時代に子どもができなかった」という可能性があるんですよね。
そして、21歳なんだけど、実は2人分の人生をすでに生きてる!という可能性も考えられるんですよね。
とても濃厚な人生とも言えるのですが、子どもなのに大人なこともしなきゃいけないとしたらメンタルもとてもしんどいと思うのです。頼る先もあまりなかったと思うので。自分で何とかしなきゃいけないことが多かったでしょう?
そうすると実は精神的に疲れちゃってる・・・みたいなのも考えられるんです。
逆に言えば、それくらい心に負荷をかけてきた、と。
だから必要に応じて、そんな疲れた心もいたわってあげなきゃいけないですよね。
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それで、営業先も職場の人も「怖い」と感じるのは、きっと父を投影しているからで、父に対して潜在的に抱えていた「怖い」という思いがそこに出てきてるんだと思うのです。
もちろん、父とは心理的に距離を置いていると思うので、異性を遠くに置いちゃうのも自然なことでしょう。つまり、恋人になりうる人が遠くなっちゃってるわけです。
だから、まずは「父」との関係を扱っていきたいですね。
それと同時に、子ども時代に子どもができなかった分を取り戻すこともテーマの一つです。
それから、怖れが強い環境にいるとどうしても内にこもりがちになるんですよね。
当たり前です。怖いんですから。
そうすると「待つ女」の要素が出てくるのですが、それが「自称」であることも少なくなく、「一瞬待つ女に見えるけど、実は相当の突撃部隊だった」という方も珍しくありません。(ほんと人は見た目で判断してはいけません!)
あくまで可能性ですけどね。
そういう点を踏まえながら、とりあえず今やっておきたいことと言えば、
・父に対して抱えている気持ちをノートなどに吐き出す(お恨み帳も可)。
・自分の小中学校時代を思い出し、その頃のしんどさ、寂しさを振り返るノートを作る。
・母との思い出をノートに書き出してみる。
・今までの人生で、楽しい、うれしい、幸せを感じたできごとを拾い出す。
・そんな父だけど感謝できることを探してみる。
・自分なりに頑張ったなあ、偉いなあ、と思えることを100個以上探してみる。
・自分を助けてくれた、支えてくれた存在は誰だったのかを思い出す。(動物や二次元などでも可)
・子どもの頃、好きだったものを思い出してノートに書き出す。
ノートに書き出すものが多いのですが、気持ちに整理になるのでぜひ。もちろん、スマホでも可です。
そうして、自分を振り返り、客観的に自分を見つめ、「自分を知る」ということを意識的にやっていきましょう。
そこから今できることをやると同時に、未来を見つめていくこともできます。
そして何よりもRさんの魅力、価値、才能を引っ張り出すことだって可能です。
まずは自分でそうしたノートを作ってみて、客観的に自分を見て、そんな価値、魅力を探してみてはいかがでしょう?
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20代って生き方を定めていく時期だと思っています。
かつては10代の後半にそれをする必要があったんですけど、今の時代はけっこう猶予が与えられています。
だから、Rさんにとってはこれから10年近くをかけて、自分がどう生きたいか?どのような人生を歩みたいか?自分にとって幸せな人生とは?というところを探求・研究・追求していきましょう。
そのためにもまずは自分いじめをやめて、今日お伺いした大量の課題に取り組んでみてはいかがでしょうか。
◎東京/オンライン:5/24(日)13:00-17:00 自己探求ラボ「投影を極める、投影を使いこなす」
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/58210
●新しい学び「どうしたらいい?」が解決する 自分と他人の心理学(池田書店)
◎5/3,4,5 ザ・リトリートセミナー in 神楽坂~生き方が、人生が、自分自身が変わる3日間~
https://nemotohiroyuki.jp/schedule-cat/51398
◎新しい学び「どうしたらいい?」が解決する 自分と他人の心理学(池田書店)
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