<リクエスト>
勝手に不満を溜めて自分だけでマイナスに考えていき突然「おまえとはやっぱり合わない。前からそう思ってた」と離れていくタイプの男の人と続けていくには?(修復の余地がないわ)1度それで別れて復活しました。これから不安です・・・。
(junさん)
<根本からの回答>
うん。根性ですかね?
それは冗談として、でも、すごく鍛えられるでしょう?女として、人として。
強烈な研磨剤のような効果があると思います。だから、彼と付き合ってから、どれくらい自分が魅力的で、どれくらい市場価値が上がったのか、をまずは見つめてみませんか?
素直に「あたしってめっちゃいい女やん」と胸を張れるようになれてませんか?
「こういう難しい男と一緒にいるあたしって偉いわ」とか自信を感じられませんか?
ロックマン(岩男)なんて例えられるタイプ彼だと思うんです。
人を寄せ付けなかったり、人の言葉に耳を貸さなかったり(時に“彼女の言葉だけに耳を貸さない”という場合もあります)。
自立的で、でも、まだまだ葛藤も多く、ちょっと弱さが透けて見えてくるんだけど、でも、そこには手を触れさせないような・・・。
たくさん尽くしてきました?
我慢して彼に合わせることも少なからずありました?
そういう彼を好きになってしまったら、不安や怖れを抱きながらも、しっかり腹を括って付き合わないといけませんよね?
それが自分を磨くことになりますが、でも、苦しいです。
周りの友達は、別れたらいいのに、とか言いません?でも、なかなか別れられない何かがあるんですよね?
それってなんだろう?
どうして、「修復の余地がないわ」と嘆きつつ、別れられないのでしょう?
それくらい強い愛情を感じるから?
それともしてあげたいこと、もっと愛してあげたいことがあるからでしょうか?
僕の知る限り、こういうタイプの男性を好きになって付き合う方は、芯の強い、情熱系の女性であることが多いと思うんです。
そして、彼に負けず劣らず頑固なところがあったりすることも少なくありません。
でも、その頑固さは不器用に見えるかもしれませんが、強みになります。
鍵はシンプルさ。
そのまっすぐな情熱で、彼の素晴らしいところを見続ける、というのはどうでしょう?
馬鹿みたいかもしれないけれど、「好きになっちゃったんだから、しゃあないやん」というノリで開き直れたらすごく楽かも。
「好きだから」という理由で、プライドを手放してしまうんです。
彼はけっこうプライドが高い方ですよね???
そうすると、つい競争心が働いて、お互いプライドと意地のぶつかりあいのような恋愛になっちゃったりするんです。
難しいけれど、でも、「惚れちゃったしなあ」と前向きに思えば、開き直りやすくなるはず。そして、“いい女度”もここでグッとアップします。
「好き」で「愛してる」という気持ちで腹を括れたら、実はすごく強いです。
彼に振り回されにくくなります。
顔色伺うとぐるぐると気持ちを揺さぶられてしまうんですが、こちらの気持ちが固まっていれば、むしろ、彼は降参するしかなくなります。
一途な愛とか奇麗事じゃないところで、意地を張ってもいいかもしれません。
でも、そのためにも、今の自分の“いい女度”をきちんと受け取っておく事をお勧めします。
どうせ、別れられないのならば、骨の髄まで惚れてしまう方が、きっと強いです。
そのためにも彼と本気でやっていく、という“コミットメント”が実に重要です。
そして、本気でやっていくのならば、その彼の繊細さにも気を配れるようになると思います。(そこを暗に責めてしまうのではなく)
すると、自然と彼を立てられるようになりますから、“あげまん”にもなれるはず。
(補足)
「おまえとはやっぱり合わない。前からそう思ってた」
という彼の台詞ですが、これは、額面どおりに受け取っていいのかはちょっと微妙です。
例えば、彼が「お前には適わない」と思って、一発逆転を狙って(つまりは自分が自立のポジションを確保するために)別れを切り出すこともあるんですね。
いわば、別れなんですけれど「ケンカ」のようなものです。
だから、一定期間経つとよりを戻すことになったりします。
(彼の心理からは本当に別れたような気持ちになってないこともあるんです)
また、こういう態度を取る彼は、実のところ、外見とは違って、あまり自分に自信がもてないのかもしれません。
強がってはいるけれど、芯はまだ細いような感じ。
そういう弱さ、繊細さを見てあげることが大事かと思うんです。
そうしないと、傷つけたり、怒らせたり(地雷を踏んだり)してしまいます・・・。
=お勧め!エクササイズ=
【パートナーがいらっしゃる方へ】
今日はパートナーの愛情、価値、魅力をしっかり見据える日にしてみましょう。
特にロマンスが終わり、相手にあまり魅力を感じないときにこそ、役立つ方法です。
「私はあなたの○○を愛しています」
「私はあなたの○○がとても素晴らしいと思います」
「私はあなたの○○をとても尊敬しています」
と、相手の年齢の数だけ探してみてください。
この時点でゲッと吐き気がする方にこそ、洗面器片手にチャレンジしてほしいな・・・とか思うわけです。
不満や怒りや恥ずかしさに隠れてしまったロマンスの心を取り戻すチャンスです。
【パートナーがいらっしゃらない方へ】
今、近くにいる異性のいいところを3つ探し、コミュニケーションしてみましょう。
これは「相手を見る」+「価値を見る」+「感情を伝える」というレッスン。
見るのは自分ではなく、相手。
そして、あら探しをするのではなく、価値や魅力を見る。
そして、それを勇気を出して伝えてみる。
誤解されることを恐れないで下さいね。
もし、伝えるのはさすがにそれは無理やわ・・・と思われたら、異性の友達や家族にぜひやってみてください。