神戸の夜景を眺めながらしばし執筆に没頭してみる。



明日からの神戸・北野リトリートセミナーに前乗りして、準備や打ち合わせをし、晩飯を食ったり、バーであれこれ話をしながらも、ちゃんと締め切りを守るために執筆する根本氏。えらい。すごくえらい。

昨日とはうって変わってホテルのバーにパソコン片手に出勤して、美しい夜景を傍目に、アードベックのソーダ割りをなめながらひたすら頭の中にある物語を文章に変換していきます。

罪悪感本も事例を語るシーンにやってきており(この辺がみなさんを感動させたり、なるほどー!と納得させたりするための重要な場面)、物語の展開を考えつつも、いざ書き始めれば自動筆記みたいにすらすらと文章が沸いて出てきます。

あ、でも、きれいに言い過ぎた!それまでは今日もしばらくウンウン唸ってました。書いては消し、書いては消し、を繰り返してます。あるときは1,000文字くらい書き進めていい感じ!と思った矢先にテーマの罪悪感には結びつけられないことに気付いて泣く泣く削除しました。

産みの苦しみのときは少しでも書き進められたらそれが救いになります。でも、それを消すのは葛藤が頭のなかを巡ります。一応、物書きを長年やってるのでテクニックで話をまとめることはできるのですが、それは不自然だし、強引な気がします。でも、せっかく文字が画面上に浮き出ているので、今さら消すのはもったいないと思います。

けど、違和感を抱えてるとしたら、思い切って消します。悔しいけど、そんなテクニックで書いた文章は読者の心を動かさないと思うからです。なんせ、私の心が動いてませんもの。

そんな中でも少しですが、前に進めました。昨日より6,000文字分だけ。

よくやった!と自分を誉めて部屋に戻りました。

こんな葛藤もまた幸福だと感じるのはやはりドMだからでしょうか。神戸の夜景に癒されながら明日にバトンを渡すことにしましょう。


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