「愛」をベースにものごとを見ると自分や他人を否定をしなくて済むようになる。

できないことや失敗したことは、次、できるようにすればいいし、
相手は自分と同じじゃないから、同じように感じるとは限らないし、
何よりも自分は良かれと思って愛の行動をしたんだから、何も間違ってないんです。

個人セッションでもセミナーでも「そのベースに愛があるとしたら?」という目で見るように心がけています。
心理学を知るとつい「分析」に力が入ってしまい、「問題探し」にエネルギーを向けてしまいます。それって意外と楽しいし、謎解きのようで面白いのでハマってしまうんですけど、でも、クライアントさんはそればかりを求めてるわけじゃないんですよね。
むしろ、「どないしたらええねん!?」という答えが欲しいわけです。

で、その時にどこに視点を置くか?というと、私はなるべく「それが愛だとしたら?」という見方をしたいと思っています。
これは私のお師匠さんから学んだこと。

「なんでそんな愚痴ばっかり言うお母さんの話を聞き続けたの?」

お母さんとの癒着があって離れられないからお母さんを背負うしかなかったから、という分析をするよりも、それだけお母さんを助けたい、楽にしてあげたいって愛があったからだよね?という見方をしたいんです。

「なんでそんな野良猫くんのために自分の気持ちを我慢して付き合ったの?」

自己肯定感が低くて自分にはその程度の価値しかないと思ってるから、というよりも、それくらい彼のことが好きだし、追いかけちゃうんだよね~?そういう情熱の女だし、愛したい人なんだもんね~という見方に比重を置きたいと思います。

「なんで自分の仕事だけでもしんどいのに人の仕事まで抱え込んでるの?」

そうしないと必要とされないと思っているんだよね?それくらい自分の価値を低く見積もっちゃってるんだよね?という分析も悪くないんだけど、それだけ人を助けたい人ってことだよね?武闘派だもんねえ?という見方の方が好きです。

その状況やできごとを「愛」から見るのか?「問題」として見るのか?というのは大きな違いがあります。

愛というのは必ず存在しているので、どんな状況にあっても、どんな問題であっても、そこに愛を見ることは可能です。

例えば、本日発売の『人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本』の中ではそんな見方を紹介しています。
続きを読む

新刊が段ボールに入って届いたので、せっせとサインをして発送の準備をしている。

今日、重たい段ボールが4箱も届いた。

中身はこれである。
『人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本』

そこから私は送付先を印刷するためパソコンで作業をし(これが意外と時間がかかってしまった)、印刷したシールを大量買いしてきたスマートレターに貼り付ける。

続きを読む

自分軸になると長所がきちんと長所として発揮されるようになる~自分軸になる方法~

他人軸って他人が軸なので振り回されます。
優先順位も他人が先ですから、自分は後回しです。
何かをするにも、決めるにも相手次第になりますから、受身の状態になります。

問題にもなりましたが、あるバラエティ番組で芸人さんがいきなり目隠しをされてワゴンに乗せられてどこかに連れていかれるコーナーがありました。

それってめっちゃ怖いと思いませんか?
すっごく不安になると思いませんか?
どこに連れていかれるのか分からないわけです。
そして、自分がどうなるのかも分かりません。
めちゃくちゃ考えちゃうと思います。

他人軸って究極のところ、そういう心理状態を作るんです。

だから、ものすごく疲れます。全然余裕はありません。

これは職場でも起きるし、恋愛でも当然起きますし、また人間だけではなく、「お金軸」「仕事軸」と言ったものにも起こりうるものです。

誰かに人生の主人公を渡してしまうわけですから、主体性はなくなりますし、ライフワークを生きることも難しくなるものです。

特に人の気持ちを考えたり、場の空気を読むことに長けていたり、周りの人に迷惑をかけたくなかったり、自分さえ我慢すればいいと思っていたりすると、その傾向がとても強くなってしまいます。

しかも、このタイプの人は「人のために良かれと思って・・・」という動機で動いています。
それって素晴らしいことなのです。

が、他人軸になってしまうと報われなかったり、評価を気にしちゃったり、頑張りすぎたりしてしまい、疲れてしまうわけです。

そうすると「長所が短所になる」という最悪なできごとが起こります。

だから、自分軸を確立することは人の気持ちを考えられる人こそ、非常に重要なのです。
続きを読む

誰かのために頑張ってるのに報われないと感じるすべての皆さんへ。

こんにちは。根本です。
新刊『人のために頑張りすぎて疲れたときに読む本』が11/22に発売になります!
皆さん、予約はもう済みましたか??(笑)

この本は私がセッションやセミナーで大切にしている「愛」を意識して書きました。
否定したり、ああすべき、こうすべきと断定したり、決め付けたりすることをせず、できるだけ受け入れ、理解し、そこに愛を見るスタイルにこだわりました。

他の本もそういう意識で書いているのですが、今回は特に『読むだけで癒される』ということを意識しました。

今回のターゲットである『人のために頑張り過ぎちゃう人』は特に愛の人です。
人の気持ちを察するのが上手で、相手の気持ちを考えて行動できる人。
場の空気を読み、気の乗らない仕事であっても「私がやらなきゃ」と頑張れる人。
自分のことを横に置いてでも誰かのために動ける人。
平和主義でとても優しいので、誰かが苦しむならば私が!と手を挙げられる人。

それだけ尽くしているのに理解されなかったり、報われなかったり、正当な評価を受けられなかったり、さらに過剰な期待をかけられたりして、疲れてしまっている人たちの気持ちが少しでも楽になり、「ああ、私って素晴らしかったんだ!」と自覚していただけるような内容です。

人の気持ちを察することができたり、誰かのために頑張ることができたりするのって本当は長所であり、強みであり、周りからの信頼を集められる素晴らしい要素なのです。

しかし、残念ながらそこには落とし穴があります。

人の気持ちが分かるだけに、つい自分を放置してしまうことなんです。
結果的に自分よりも他人を優先してしまうことなんです。

だから、疲れちゃいます。

すばらしいことをやっているのに、それに見合う成果が出ないから自分を認められません。

そんな切ない思いをしたら「こんな長所なんていらない!」と思っちゃいますよね。

一番最後のページにこんな一文を書きました。

「お察し上手な人は、愛の人。素晴らしい愛を持った、癒やし人なのです。」

この言葉を皆さんに贈りたいのです。


続きを読む

新刊の見本が届きましたっ!!!

見本が届きました(^^)
実物を見るとふつふつと実感が湧いてきます。

いよいよ、明後日11/22発売です!!

アマゾンで購入するならこちら!

『人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本』

まえがきと第一章を無料公開しています!

続きを読む

まえがき&1章を無料公開!!>11/22発売!『人のために頑張りすぎて疲れたときに読む本』(大和書房)


人のために頑張りすぎて疲れた時に読む本

気が付けばあと3日で発売のこの本。
現在、アマゾンキャンペーンをやっております。こちらはあと2日で終了となります。
未発表原稿並びに、抽選で当たる講演会参加チケット。
ぜひゲットして頂ければと思うのです。

本の概要とキャンペーンの案内はこちら!
https://nemotohiroyuki.jp/osassijozu/27018


さて、間もなく発売ということで出版社のご好意により「まえがき」と「1章」を無料で公開させていただくことにしました。
今回の本の狙いと、そして、どういう方に向けて書き下ろしたのかがよく分かると思います。

どちらもPDFファイルです。ダウンロードしてお読みください。

まえがき(全7ページ)

第一章(全48ページ)

人のために頑張り過ぎちゃう人、人の気持ちを察し過ぎる人、人のことを考えて行動し過ぎちゃう人、良かれと思って頑張る人、気をまわしていい人になってしまう人、そんな才能豊かな頑張り屋さんを応援する1冊です。

もし、良かったら皆さんの周りにいる、そのような方々にもぜひシェアしていただけると私も嬉しいです。

宜しくお願いします。