したいのは「結婚」ではなく、「幸せな結婚」のはず。



婚活カウンセラーの根本です。こんにちは。
最近もとても多いですね。婚活のご相談。
出逢いが無い方から、うまく行ってたのに連絡が途切れちゃった方まで様々なご相談を頂きます。

「あたし、絶対結婚したいんです!!」と力強く宣言される方も多いのですが、ついつい婚活システムに乗ってしまい、つい「結婚」が優先されてしまうことが多いんです。
時にはこのままだと後悔しない?と思ってしまうことも。


例えば、ネットの婚活にしてもいきなり情報過多になりますよね。
何で選んでいいのか、どこをポイントにすればいいのか、分からなくなることも多いはず。
ああいう情報がずらっと閲覧できる「カタログ的」な仕組みはどちらかというと男性脳を使います。ですから、女性性が強い人ほどかえって混乱してしまうんです。
考えれば考えるほど分からなくなる、選べなくなる、と言う方は紹介やパーティの方がいいかもしれませんね。

こうしたシステムは「条件」で結婚相手を選ぶ傾向が強くなります。
多少フィーリングが違っても条件が捨てがたくなったりね。
(この間も「性格的には全然合わないんですけど年収がね、○○○万円もあるんです。ああ、年収が!」と悶えてる方がいらっしゃいました。)

条件も大切な要素ですけど、それだけじゃないですよね?
実際会ってみて、話してみて、時間を重ねながら見えて来るものもあります。

そういう時、よくこういう話をします。「結婚がしたいんじゃないですよね?“幸せな結婚”がしたいんですよね?」と。

あなたにとって幸せな結婚ってどんな結婚?
どんな時に幸せを感じると思う?

明確には分からなくても、どんな生活をしたいのかをイメージすることはとても大切だと思うのです。

そうした自分の幸せな結婚のイメージから、どんな彼がいいのかへさらにイメージを広げていくんですね。

話し好きな人がいいのか、それとも聞き上手な人がいいのか。
仕事を頑張ってる人がいいのか、家庭的な人がいいのか。
いつも一緒にいられる人がいいのか、それとも個人の時間を大切にする人がいいのか。

そうして「ああこんな感じの人と、こんな生活がしたいな」というヴィジョンを持って、婚活サイトを見たり、メールをやり取りしたり、パーティに参加したりすると、より実現しやすくなります。

でも、そういう話をすると決まって出てくる反論が!

「でも、そんな贅沢言ってられないんです!!だってもう、こんな年ですもの」

確かにそうかもしれませんが、でも、今35歳だとしてもあと4,50年は一緒に暮らす相手ですよね。

焦ったり、不安になったりするかもしれませんが、そういう時は「ドウ、ドウ」と手綱を引いて気分を鎮めてください。

はい。深呼吸。深く深く息を吐いて、ゆっくり吸って、ゆっくり吐いて、を繰り返しましょう。

うまく行った方のお話を伺うと、鼻息荒く頑張ってる時よりも、少し力を抜いてる時の方がうまく行くみたいですね。
「必要ならばきっとベストな人が現れる!」
そう“天”を信じられたらいいですね。(これも理想論と怒られてしまいそうですが(苦笑))

実は「焦り」は自分を信じられないところから生まれるんです。
「大丈夫、大丈夫。うまく行く、うまく行く」と声をかけてもいいでしょう。

そして、自分の欠点探し(結婚できない理由探し)ではなく「私が幸せな結婚ができる理由」をぜひ探してください。
時間をかけてもOKですから「ない」と言わずに笑顔で探してみてください。
きっといろいろな宝物(長所、価値、魅力、可能性、与えられるものなど)が見つかります。

たくさんの方のご相談を受けて思うのは、うまく行くときはうまく行く、ということ。
だから、大丈夫です。なるようになりますから。

そう信じて婚活もサポートさせて頂いています。

男と女の心理学


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