もっと早く出会えてたらよかったのに。



ラブ・カウンセリング

カウンセリングをしていると「もっと早くこのブログやカウンセリングサービスを知っていれば別れずに済んだのかも」という声をよく耳にします。
有難い言葉として受け止めているんですね。
でも、その時にこう伝えるんです。
「ありがとう。でも、おそらくその時期にうちのサイトを見つけたとしてもピンと来なかったと思いますよ」って。

“今”だからそう感じるんだろうな、と思うのです。
“かつて”だったら、違うんじゃないかなあ、と。

タイミングは完璧です。
“今”だからこそ、フィットするということは、“今”必要なものなのです。


恋にしてもそれは同じこと。

気になり始めた彼には実は彼女がいた、とか、お互い好きなんだけど仕事が忙しくてすれ違ううちに気持ちが冷めてしまった、とか、告白してきた彼がすごくタイプなんだけど自分にはすでに約束のある彼がいる、とか。

もっと早く出会えたら良かった、とか、もっとタイミングが合えばうまく行ったのに、と思うと、なかなかやりきれない気持ちになることもあります。

でも、やはり、その彼とはそういうご縁だったのかな、と見るんです。

そうは言ってもすでに好きになっていたり、「惜しい!あまりにも惜しい!」と執着する気持ちがわんさか出てきたら、すぐには納得できませんよね。
それは無理ないことです。

ただ、「こういう出会いをしたことに意味がある」とか「タイミングが合わないという出会い方をしたんだ」という解釈はより前向きな自分にしてくれます

要は、あなたにはもっと素晴らしいものが用意されているのです。

辛い失恋を乗り越えて、やっと素敵な人と出会い、好きになったら、実はその人は結婚していたことが分かった、という方がいました。なんで・・・と自分を責めたくなる気持ちを切り替えて「きっともっといい人と出会えるってことだわ!」と前向きに過ごしていたら、その半年後、とても素敵な彼に一目惚れされました。
もちろん、その半年間は「やっぱり私なんてダメなんだわ」とくじけそうになっていましたけどね。

お付き合いし始めていい雰囲気だったときに彼が転勤。遠距離で頑張ろうとしていたけれど、お互い仕事が忙しい上に、家のごたごたもあって疎遠に。そして、自然消滅。ふとした時にサークルの後輩君と仲良くなって付き合いが始まり、その3か月後にはプロポーズされて電撃結婚。

そういえば、歳の差婚、増えてますよね。
「私がもっと若い頃に出会ってたら付き合ってたのに!」と散々言ってた彼女。結局彼に押されて15歳下の旦那様を手に入れることになりました。

タイミングは完璧。出会うべくして出会うもの。

頭で考えて理解しようとすると難しいかもしれません。
「そうじゃない!なんで私は・・・」と言いたくなったら、きっとまだまだ痛いんです。
そういう場合は無理に思い込まなくても構いません。
むしろ、しっかり痛みを癒すことの方が大切です。

でも、少しでも希望を感じるなら、そう信じてみることで流れが変わり始めるでしょう。

タイミングは完璧、と思って、うまく行かなかった彼を手放して、前を向こうとすると、自然とキラキラした雰囲気が出ますね。
そのキラキラな雰囲気に引き寄せられるものは素敵なもの。

きっとうまく行きますよ。そうほんとに思ってますから。

参考になりましたら幸いです。


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