恋愛がうまく行かない理由→【恋愛=○○】という図式



ラブ・カウンセリング

「恋愛」「恋」という言葉から、どんなイメージを感じますか?
感覚的なものでもいいし、色でもいいです。

例えば「恋=楽しいもの」「恋=幸せなこと」「恋=私の人生に必須アイテム」「恋=いつもしていたいもの」などのポジティブなイメージばかりが浮かぶ人は恋愛の壁が低く、うまく行く可能性が高い人かな、と思うんです。

でも、反対に「恋=一方通行」「恋=怖いもの」「恋=うまくいかないもの」「恋=辛いもの」「恋=苦しいもの」などのネガティブなイメージが先行してしまうとどうでしょう?そのイメージに従って恋愛が進行していくと思うのです。

たとえば、「恋=怖いもの」だとしたら、ふつう、人は「怖いもの」を寄せ付けようとしませんよね。
一方、「恋=楽しいもの」だとしたら、楽しいものはみんな好きですから、恋は引き寄せられやすくなると思うのです。


もちろん、この「恋=○○」に当てはまる言葉は1つや2つではないと思います。
ポジティブなものもあれば、ネガティブなものもあろうかと思います。

では、試しに10~20個くらい思い浮かべてみましょうか。
紙とペンを用意して、できるだけ頭で考えず、直観的にやってみるといいと思います。

次の○○にあてはまるものを探してみてください!

1.恋=○○
2.恋=○○
3.恋=○○
4.恋=○○
5.恋=○○
6.恋=○○
7.恋=○○
8.恋=○○
9.恋=○○
10.恋=○○

#こういうものは考えてしまうと頭で「正しい答え、望ましい答え」を探すようになってしまうので要注意です。

さて、いかがだったでしょうか???
ポジティブなもの、ネガティブなもの、どちらが多かったでしょう?
また、数だけでなく、それぞれの“比重”も重視してみてくださいね。ネガティブなものが3つしかなくても、その3つが非常なインパクトを持っていれば、ポジティブが7個あっても負けてしまいます。

私たちは思考的にものを考えていても、行動や現実を支配するのは「感情・感覚」の世界なんですね。
頭でわかっているけどできないことが多いのはそのためです。

ですから、「恋愛」「恋」というものに、ネガティブなイメージを貼り付けてしまっていると、ネガティブなものは避けて通る性質が心にはあるので、結果的に恋愛を遠ざけてしまったり、そのイメージ通りの現実を引き寄せたりしてしまうのです。

また、ポジティブなイメージばかりが出てくるのに、恋愛がうまく行かないという方もいらっしゃるでしょう。
そういう方の多くは、とても頑張ってる人!ではないかと思うんです。前向きに、ポジティブに頑張ろう、恋を見つめよう、ネガティブなことを思っていてはダメと叱咤激励していませんか?

ポジティブが100%というのも、実はちょっと考えもの。
空回りしそうな予感がヒシヒシ。

全体のバランスとしては、ポジティブがネガティブを上回っていればOKです。
10個ならば6:4とかでいいんですね。
(もちろん、比重がありますから、単純に数だけでは論ずることはできませんけれど)

さて、この結果を踏まえてどうしていくか?が大事ですよねー。

(1)もっとも忠実な方法は、そのネガティブな要素について一つ一つ吟味していくこと。
なぜ、そういう思いを持つに至ったのか?その思いを持つ原因となった人は誰なのか?(複数あり)
ネガティブなものは「心の痛み」がその原因となっています。
だから、その痛みを緩和すれば、ネガティブな要素もなくなっていくんですね。

もちろん、カウンセリングを使うのがいいと思いますが、自分なりに見つめていくこともできます。

根っこから変えたい人にはお勧めです。

(2)ネガティブな要素をポジティブな要素で上書きしていくこと。
これは意識レベルから潜在意識レベルを書き換える方法で、時間をかけながら、ネガティブなイメージを意識的に改善していく方法です。

例えば「恋=辛いもの」というイメージに対し、「辛い」の反対ってなんだろう?辛いって気持ちを凌駕してしまうポジティブな感情ってなんだろう?って考えてみるんですね。
それが「すごく楽しい!」だったとすると、「辛いこと」に打ち消し線を引き、赤字で「すごく楽しいもの!」と書き換えるんです。「!」は結構重要ね。

そして、その「恋=すごく楽しいもの!」と打ち消し線を引かれた「辛いこと」を毎日何度も見つめます。両方見つめるのが大事です。

そうして、数週間かけて、じっくりと染み込ませていくやり方です。
自己啓発的な感じですね。

これでうまく行けばOKですが、そうでない場合は、やはり、その「辛いこと」になった原因の痛みが大きすぎると考えて、カウンセリングなどを利用されるのがいいでしょう。

(3)すでにあるポジティブなイメージを膨らませていく。
これは比重を変えていくやり方。たとえば、10個のうち半分がポジティブだとしたら、その5個のポジティブな要素の比重を高めるべく、その5個を強く強く大胆に感じます。
そこで他のネガティブな要素が霞むくらいに意識を高めるんです。
想像力やパワーが要りますが、何かを直接的に変えるわけではないので、取り組みやすいかも知れません。

どの方法にせよ、そのイメージは変えられます。
そして、恋愛に対するあなたの姿勢も、また、相手も、結果も変わるのです。

ぜひ、自分を見つめる方法の一つとしてご活用ください。


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