短所(欠点)と長所(魅力)は表裏一体!?



ラブ・カウンセリング

失恋のカウンセリング。復縁を願うケースも、新しい方向に進むケースも、どうしていいのか分からないケースも、まずは、“価値”“魅力”を見つめなおすところから始めることが多いんです。

失恋すると、心がとても傷ついて、そして、自信を失います。
そんな中で頑張って、何とか前に進もうとすることもあるんですが、でも、傷を引きずりながら歩くようなもので、痛々しかったり、辛そうだったりします。
自分を酷く責めて、自己嫌悪・自己攻撃を繰り返し、ますます傷を深めてしまうことも多いでしょう。

だから、傷ついていても、決して輝きを失っていない自分の魅力を知ることも大切なことだと思うのです。

もちろん、失恋直後にそんなこと言われてもすぐには受け入れられませんよね。
それどころか「そんな魅力的ならなぜ彼は私を振ったの?」と怒りすら湧きかねません。


でも、魅力って、失恋しようがしまいが決して輝きを失うものではありませんし、じゃあ、その恋で自分の魅力をちゃんと受け入れ、表現してきたのか?となると・・・Yesと即答できる方は少ないんじゃないかと思うんです。
(Yesと答えられる方は、きっとすんなり別れを受け入れ、次のステップに進めますしね)

つい私達は(無意識に自分を守るために)、魅力を隠して、嫌悪してしまうようです。

実は、心理学的に見ると、長所と短所は表裏一体です。
ワークショップなどではよく紹介しますので、お聞きになったことがある方も多いと思うのですが、それらはほんと光と影なんです。

光が強ければ、影も濃くなるように、魅力的な一面って別角度から見ると厄介なところだってあるんです。

例えば、「とてもバイタリティ溢れるアクティブな人」と言えば長所ですけど、「いつも前向きすぎて疲れてるときにはしんどい人」と言えば短所ですよね。

また、「とても優しい人」を悪く見れば「優柔不断で、決断力のない人」に見えることもあるでしょう。

逆に、「わがままで自己中」という短所は、見方を変えれば「自由で、自分をきちんと持っている人」とも言えるわけです。

要は“ものは言いよう”なんです。

私達は同じものを見ているのに、光が当たっているほうを見ているのか?影の方を見ているのか?で表現も感じ方も全部変わってしまいます。
それはまるで、同じ地球でも太陽が当たっているところは明るく「昼」で、そうでないところは暗くて「夜」なのと同じなのです。

それは、自分自身が選んだ“見方”なんですね。

自分がネガティブな状態ならば、どうしても影に目が行きます。
気分がよく、楽しい状態ならば、光の方を自然と見てしまうでしょう。

そう考えれば「彼のこと、私、本当に好きなのかな?あるときはすごく魅力的に見えるんだけど、でも、次の瞬間、彼に絶望してたりするんだよね」という疑問も氷解しますよね。

あ、そうか、自分の状態によって見え方、感じ方が違うもんな、そりゃそうだ、と。

だから、見方を変えると、短所だと思っていたところが長所になったりするのです!

もちろん、なかなかすぐには思いつかないかもしれませんし、納得できないかもしれませんが、もし良かったら例題を出しますので、考えてみていただけませんか?

下記に一覧表を作ってみました。
(これが「短所」なのか「長所」なのか?という議論があるものもあるかと思います。)

短所ばかりを書き連ねてみましたので、じゃあ、それを長所としてみると何だろう?って考えてみてください。

#自己嫌悪の要素を書き出してみましたが、なんか出が悪く、他にもいっぱいあると思うのですが、これだけしか思いつきませんでした。

ちなみに、答えはないと思うんですね。だから、“私の見方”は、来週紹介します!1週間、じっくり考えてみてください。そして、自分自身の自己嫌悪と比べてみるといいかもしれません!
どうぞ、お楽しみに!

短所

(自己嫌悪)

長所

(魅力)

優柔不断、意見がない

やさしい、包容力がある

わがまま、自己中

自分がある。自由。自分の意志を表現できる。

ポジティブすぎて疲れる

バイタリティがある、情熱的

窮屈、堅い

人の顔色を伺う、気を使う

嫉妬深い

暗い、大人しい

ネガティブ

場の空気が読めない、デリカシーがない

人の意見をきかない

怒りっぽい、キレやすい

我慢しぃ、言いたいことが言えない

時間にルーズ、遅刻が多い

人に迷惑ばかりかけてしまう

意地悪

依存的、重たい

愚痴をよく言う、不満が多い。

人を傷つけてしまう

繊細、傷つきやすい

自意識過剰

意志が弱い、長続きしない

消極的


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