[247]特に親しいわけではないのに、なよっとした男性がパーソナルスペースに入り込んでくるんです。



<リクエスト>

特に親しい関係でもないのに、パーソナルスペースに入ってくる男性について。
職場の人とか、雇い主なんですが、あまり人との距離感が図れてないのか、私がその人のパーソナルスペースにいるのが当たり前、みたいな距離の近さに正直うんざりしています。
そういったタイプの人と男女関係はないのですが、子供の頃、似たような(女性的な、なよっとした)男の子に性的いたずらを受けて以来、怒りもあるし、正直何されるか分からなくて怖い、みたいな感覚があるのです。
いずれの人も、過度に男性性を抑圧してるようなので、近づかれるの嫌なんですが、こういう目に合ってしまう理由とか対策を教えていただきたいです。(普通の男性はそうでもないです)

(tukarechauさん)


<根本からの回答>

「近づいたら危ないわよ」オーラを漂わせることが必要かもしれません。

性的ないたずらのトラウマってやはり根深いことが多いんですよね。
だから、感覚的にその怖れや嫌悪感や怒りが出てきてしまうのでしょう。何されるか分からない怖れってほんと嫌なものですものね。
少なからずその影響が残っているのかなあ、と思ってしまいました。いや、それは普通のことですから、変なことでは決してありませんから。

女性的な、なよっとした男性というのは、女性性が比較的強い(男性性が抑圧された)タイプの方なので、どちらかというと、自分自身を“女性的に”扱ってるのかもしれません。
そうすると、男性としての距離の取り方ではなく、女性的な距離の取り方をしてしまい、安易にtukarechauのパーソナルスペースに入り込んでくるのかなあ、と思うのです。

要は彼らが「大丈夫」と感じる距離と、tukarechauさんが「大丈夫」と感じる距離のギャップですね。
だから、もし彼らが“女性”だとすれば、tukarechauさんもその距離は嫌じゃないと思うんですが、いかがでしょうか?

それと、tukarechauさんの雰囲気。こればかりはお会いしてみないと何とも言えないところでもありますが、そういう男性が近づき易い雰囲気を醸し出してしまってる方もいらっしゃるんですね。

例えば、すごくいい人を演じてしまう人とか、愛想がよくて本当は嫌だけどつい人が近づくのを受け入れてしまう人などは、こういうタイプの方に“親しみを感じさせてしまう”こともあるようです。

なかなか自分を客観的に見るのは難しいんですが、そういう意識で見つめなおしてみるといいかもしれませんね。
特に親子関係などに起因する部分もありますから、こうした男性だけでなく、他の方との関係性にも役立つんじゃないかなと思うんです。

なお、そういう男性って「嫌です!」と言っても、「なんで?」て理解してもらえないこともありますし、また、雇い主だったりすると、なお、言いづらいかもしれませんね。
でも、やはりきちんとNoを言ったほうがいいと思うのです。

「○○さんはだいじょうぶかもしれませんが、私としては、ちょっと近づかれすぎな感じがするんです。申し訳ないですがわかっていただけませんか?」みたいな感じで伝えてみてはいかがでしょうか?

参考になりましたら幸いです。

=今日のミニレッスン=

「嫌なことは嫌と言う。」

男と女の心理学

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