元彼を手放すと寂しくなる?(1/2)


ラブ・カウンセリング

「このまま彼にしがみ付いていてもどうにもならないと思って、彼を手放したら、気持ちはすごく楽になったんですが、でも、とても寂しくなってしまって・・・」

こんなお話を伺うことがあります。
理論的には「手放したら、たくさんの愛が入ってくるので、執着しているときよりもずっと満たされた気持ちになる」のですが、現実は、「ぽっかり心に穴が空いて寂しさを感じる」こともよくあるんですよね。それが分かるから手放せなくなっちゃうこともあるくらいで。

手放しのプロセスを進めていくとき、ただ彼を心の中から追い出す(?)のではなく、変わりに家族や友だち、自分を支えてくれる多くの人たちの愛を受け取っていきます。
その段階で、ああ、1人じゃないんだ、これだけたくさんの人に愛されているんだ、という思いを受け取ることで、彼を手放して空いてしまった心のスペースが埋まっていくんです。


もちろん、そこには将来への希望、生きていることの喜び、彼に対する感謝もたくさん含まれるわけです。

なのに、どうして寂しさを感じるかと言うと、いわば、心の中に「パートナー専用エリア」を作ってしまっているからなんですね。

それは「彼氏にしか愛させないし、彼氏しか愛さない」エリアで、彼氏以外の人は立ち入り禁止です。

だから、やっとの思いで彼を手放したとしても、そのエリアは空席のままですから、友だちや家族が愛を贈ってくれたとしても埋まることはないのです。
そこでは、「友だちや家族が愛してくれてるのはわかっているし、ありがたいんだけど、でも、それじゃ満たされないんですよね。申し訳ないんだけど」という気持ちになったりします。

だから、寂しさ、を感じてしまうのです。

でも、これってある意味、愛の出し惜しみですし、愛の選別になんですよね。
これは必要、これは必要じゃない、これはちょこっとだけ嬉しい、と選んでしまってるわけです。

すなわち、私達は、他の誰でもない“彼氏”からもらいたいものを持っています。
逆に言えば、彼氏以外の人からいらない!と言ってるものがあるんです。

でも、愛は愛ですよね。
友だちや家族の愛を、素直に受け取れるといいんです。

友だちがいてくれてよかったな・・・
家族がいる場所があってよかったな・・・

そういう素直な気持ちで、その愛を受け取れるようになると、彼氏専用エリアは必要なくなっていきます。
その彼氏専用エリアというのは、「彼じゃなきゃダメ」という欲(ニーズ)が生み出したもの。

ニーズは愛には勝てません!

だから、ひたすら、すなわち、意識的に、友だちや家族の存在に感謝し、ありがとう、を言い続けてみてください。
心の中にちゃんと愛が入ってきて、その寂しさが解消されていくのを実感できるはずです。

でも・・・、そうは言ってもなかなか・・・と思われる方も多いでしょう。
実はこの“彼氏専用エリア”にはもう一つの深い意味があるんです。
それは来週お話しすることにしましょう。

 

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