[138]真実のパートナーについて教えてください



<リクエスト>

真実のパートナーについて教えてください。
真実のパートナーだと思って結婚し、子供も生まれた。
十数年たって、違うんじゃないか?と思って見たり。
また、真実のパートナーではなかったとの間に生まれた子供の存在はどうなる?
考えると、今のが自分にお似合いなパートーナーなんだよ。と思わざるを得ない。

(Aさん)


<根本からの回答>

前向きな、開き直りが必要な時期かもしれませんね。

パートナーとの間に、問題が勃発してしまったのでしょうか?
それとも、積年の感情が爆発してしまったのでしょうか。

無理に「自分にお似合いなパートナーなんだよ」と思い込もうとしているが、本当は違うんじゃないか?と気付いていらっしゃるのかもしれません。。。

真実のパートナーって、何も苦労せずにずっと一生を過ごせる相手・・・ではないんですよね。
何度も何度も「違う」「間違えた」「もう別れよう」とか思わせてくれる相手でもあるんです。

だから、そういう意味では、全てのパートナーは「真実」と言ってしまってもいいのかもしれません。

それは自分が選ぶものですから、自分がそう思えば真実のパートナーなのです。

でも、「真実」に相応しいのは何かというと、
「なんだかんだあるけど、結局は別れらんねーんだよな・・・」
「まあ、結局は俺にはあいつがお似合いってところかな」
「すごく嫌な奴と思うときもいっぱいあるけど憎めないんだよねえ」
「けんかもするし、最低な奴!って怒ることもあるけど、やっぱり好きなのかな」
という思いがあるかどうか・・・これは、もう、“悟り”と言ってもいいんですけどね。

諦めではなく、前向きな感じのもの。いい意味での開き直りのようなもの。それが“悟り”。

真実のパートナーかどうかは、自分が決めるって書きましたが、要するに、こいつを真実のパートナーとする!というコミットメントであり、覚悟であり、決断であり、選択なのです。

そして、腹を括ることができれば、それが真実のパートナーなのです。

逆に言えば、真実のパートナーとは、そこまでしたくなるような、してしまうような相手、ということなのでしょう。

ただ、苦しいだけじゃなくて、そう思えるということは、深いところで繋がっている、絆ができているということ。

だから、この人が真実かどうか迷ったときは、心を深く掘り下げて、その絆を手繰り寄せるチャレンジをしてみるといいんです。
難しいですけど、そうして、さらに大きな愛を学ぶ時期にいらっしゃるのかもしれませんね。

=今日の一言《心に響くアファメーション》=

※それぞれのアファメーションはできれば10回以上繰り返し声に出して言って見てください。

【パートナーがいらっしゃる方へ】

「この人が私の真実のパートナーです」

【パートナーがいらっしゃらない方へ】

「私は真実のパートナーと出会います」

男と女の心理学


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