[92]男!な彼をめろめろにさせてやりたいのですが、よきアドバイスありませんか?



<リクエスト>

このコラムためになります、ありがとうございます、

私の彼は きれいで女性らしいコがいいけど時折男っぽいギャップがあるのも好きで エッチなのがいいけど、そんなことばっかのコはいやで 頭いいコが好き、政治の話もしたいしギャグも分かってほしい。よく聞くような受け答えしかできないと飽きるけど あんまり変わってるのも困る・・・ みたいな わがままちんです。要求多いです。
(でも 自分もとても男として努力してるんですけどね☆)
男! という感じで 俺についてきて!俺が決めるの!何食べるか! 的なところもあります。

そういう彼がキュートでとても好きなので なんとかめろめろにさせてやりたいともくろんでいます。(女の人に真剣に惚れたいんじゃないかしら? と思って)
何か よきアドバイスがあったらお願いします!

(goldさん)


<根本からの回答>

その野望に限りない賞賛を送ります!笑

素晴らしいですねー。その心意気。
ぜひぜひ、めろめろにして、とろとろにして、ぐつぐつ煮込んで、型にはめてあげましょう・・・。(型は余分か・・・)

それに彼も男として努力しているというところが素晴らしいですね。

さて、彼のわがままを並べてみると、要するに“ギャップ”が欲しいんですよね。
意外性が。

ステレオタイプで、思い通りに行くのは嫌。
でも、思い通りに行かないのも、また嫌。
ほどほどがいい。

という典型的な男性的素直さを彼は持ってるんだろうと思います。自信もあるでしょうしね。

こういうタイプの彼には、擦り寄っても、機嫌をとろうとしても、それが“相手の顔色を気にした態度”ではマイナスポイントになりますよね。

“わが道を行くついでに擦り寄る”とか“彼の嬉しいツボを突く機嫌の取り方”みたいなのがありますよね。

どちらにせよ、goldさんが名前どおりに輝き、きらきら、ゴージャスなモードでいられるときは問題ないと思うんです。

ま、要するに、自分を貫け、ということなんです。

私らしさ、をただただ追求するような感じ。

今、そのとおりやってまーす、というところならば、そのまま貫いていきましょう。
どんなときもね。
(ただ、もちろん、自分らしさってのは自分のことだけじゃなくて、相手のことを考えたり、愛したり、与えたりってことも含まれますからね。念のため)

たとえば、ソニーはかつて製品の試作が出来るたびに「これはソニーらしい商品か?」と喧々諤々の議論を交わしたそうです。

goldさんにとっても、彼と一緒にいるすべての時間において、「今、あたしはあたしらしいか?」というところにコミットして欲しいんですね。

それがめろめろとろとろ大作戦には唯一にして無二のアプローチです。

なぜかというと、彼が男を磨いて男らしくなればなるほど、女性というのは未知で理解できない生き物に見えてきます。
すなわち、その言動一つ一つが意外性なんです。

でも、そういう男性に大しては、自信のない女の子はつい彼に合わせるような態度を取ってしまうんですね。
いわば、予定調和な感じ、怖れから態度を選択してしまう感じになってしまうんです。

たとえば、彼の一言で泣いてしまったとしますよね。
そうすると、男性性の強い男性はどうそれに対処していいのか分からないので、困惑したり、怒り出したり、機嫌が悪くなったりするんですね。

それに対して、自信のない女の子は「こんな弱い私でごめんね。あなたの恋人には相応しくないわ」的な思いを抱き、そう反応してしまいます。

でも、女にとって涙は心の清涼剤みたいなものですから、そんな彼に対して、「女って、すぐに泣きたくなるの。潤いが大事だからね。あなたも潤った女が好きでしょ?だから、そういう時は黙って肩にそっと手をおいてくれたらいいのよ」とそっと手を取って自分の肩に持っていく・・・くらいでいいんです。

(これは中級レベルの対処方法ですから、goldさんは1世紀前には習得されてるかもしれませんけど)

そういう意味で、“自分らしく=女らしく”していることが、彼のそのわがままなニーズを満たしてあげることになるんですね。

だから、私らしいか?にこだわってみることが一番ではないかと思います。

そういう意味では、さらに女としての自分を磨き、愛し、成長させてあげること、がいいんじゃないでしょうか。

昨日よりも輝いている今日の私へ・・・という感じでいかがでしょうか?

=お勧め!エクササイズ=

【パートナーがいらっしゃる方へ】

「今日は美味しいイタリアンが食べたいな」の一言で彼をドキッとさせてみる。

【パートナーがいらっしゃらない方へ】

姿見を見ながら、「私らしい?ね、これ私らしい?」と声に出して言ってみる。

落ち込むためでなく、勇気を出すために。

男と女の心理学

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