[65]女友達が多く、誰とでも仲良くなれる男性にとっての“恋愛対象”って?


<リクエスト>

こんにちは。
私は、9歳下の職場の後輩に恋してます。彼は、女友達が多く(仕事柄、女性が多い)誰とでも仲良くなれるひとです。その為、友達か恋愛対象なのか彼の気持ちがわかりません。以前に彼女だと言っている女性がいましたが、彼は「付き合ってない。勝手に相手が恋人と思ってただけ」と言ってました。そんな彼に女友達と恋人の違いは彼以外で感じることができますか?もし告白して付き合えても不安です。

(ぷぷりさん)


<根本からの回答>

結果よりも恋を楽しむ気持ちをまずは大切にしてみては?

恋をすることはとても素晴らしいこと。誰かを好きになり、不安になったり、ときめいたり、告白しようか、振られたらどうしようか、でも、付き合えたら最高に幸せ・・・といった風にあれこれと思いを感じることはすごく素敵なことなんです。

でも、私達は成長して心に傷を抱える分だけ「怖れ」を抱くようになります。
そうして、安全パイばかりを求めてしまうんですね。
結果、「自分が好きな人と付き合うより、自分を好きになってくれる人と付き合う方が幸せになれる」という風潮が蔓延するようになるのかもしれません。

冒険するよりも、安全を・・・ときめきよりも安心を・・・そんな気持ちが勝るようになったら要注意です。
心がだいぶ疲れている、あるいは、傷ついている証拠ですから。

だから、ぷぷりさんにとってはまずは彼のことを好きになれたことをまずは喜んでくださいね。むしろ、彼に恋をすることで職場に居るのが楽しくなったり、毎日が刺激に溢れていたりすることを受け取りましょう。
もちろん、こういう彼ですから、不安にもなるし、うまくいく自信もないし、気持ちも分からなくて混乱するし、と様々なネガティブな要素も見えてしまうんですけれど、でも、恋愛というものはそれを越えさせてくれるパワーを持っているものです。

そうして、まずは自分の気持ちにしっかり自信を持ちましょう。
それは「うまく行く」という自信ではなく、「私は彼のことが大好き」という思いです。
言い換えると、彼のことをこれ以上好きになることを恐れない、ということ。
自信がない分だけ、また、自分が年上で引け目を感じている分だけ、心のどこかでは常にブレーキペダルに足をかけてるんですね。で、ちょっとした理由を見つめると、すぐにそれを踏んで気持ちを抑えてしまおうとします。

それはせっかくの恋を台無しにするだけでなく、後々引きずり易くなります。

恋に限った話ではありませんが、私達は結果に執着し、後悔するよりも、そのプロセスに執着し、後悔することの方が多いんです。
つまり、ベストを尽くしてダメだった場合には悔しいけれどスッキリします。
でも、ベストを尽くさずにダメだった場合にはすごく引きずってしまうんです。

だから、彼の気持ちが分からなくて恋に躊躇してしまえば、その分だけ、後悔の度合いは高まる、ということです。
しかも、彼はとても魅力的な男性でしょう?
そんな彼に対して、ブレーキを踏みながら近付くのはまるで、自分から振られるように仕向けてしまうようなものかもしれません。

だから、彼のことを好きな自分が好きでいられるように、気持ちをコントロールしないようにしましょうね。

さて、そうしてまずは自分の気持ちに目を向けるところが何よりもの出発点です。
それが土台になりますから、自分の気持ちが揺らげば、彼の態度もきちんと見つめることができません。
(自信がないときは、彼のちょっとした態度で「あ、あたしのこと、嫌いなんだ」と思ってしまい勝ちですよね)

そこで彼の気持ちですけれど、正直私にも正確なところはわかりません。でも、私の知る限りの可能性をご紹介したいと思います。

まず、彼にとって女友達か恋人か、というのを見分けるのは、実は本人にも難しいような気がします。
彼がプレイボーイなのかどうかは別として、女性に縁があり、でも、なかなか態度を示さない人の場合は、今付き合っている人が誰なのか、誰の事が好きなのか、というのは自分でもはっきりさせないことが多いんですね。
「近くにいるから一緒にいる、一緒にいて楽だから傍にいる、だからといって付き合ってるわけでもない」という感覚なのかもしれません。

だから、周りの女性達はみんな振り回されるでしょう?
文中の女性のように勘違いする人も出てきてもおかしくありませんよね。彼も勘違いしそうな態度、行動をしてるはずですから。

それが意識的か、無意識的かは別として、女性に多く囲まれてきて、女性の扱い方が上手な男性はどうしてもモテます。本人は女性不信だと言ってもモテてしまいます。

イタリアとかトルコに旅行して凄くモテた経験ってありません?それらの国に限らず、欧米を始め海外に行けば、女性に対して気遣いをし、楽しい気持ちにさせ、もてなすのはマナーみたいなものがありあすよね?
だから、それに慣れない日本の女性はすぐときめいてしまうのかもしれません。(で、男性陣はそんなイタリア男の振る舞いに嫉妬を禁じえない、と)

すなわち日本では、“男性が女性を気持ちよくさせるのはベッドの上だけで十分”なんて風潮がまだまだ残ってるからなんです。(それすらない場合もありますが)
だから日本の女性は基本的に寂しがりやだし、愛されてるか不安を感じますから、彼のような男性がいると、すごく癒されるのかもしれません。

それは女性の小説家が描く“主人公の女性をサポートする男性像”によく見て取れます。スマートで、女心が分かり、でも、かといってがつがつと深入りしてくることはせず、自分を一人の人間として尊重しつつ、適度な距離で見守ってくれる男性。

彼がそんな人格でなかったらゴメンナサイですが、そうした男性は女性をほんとうに安心させるので、自然と周りに女性の輪ができます。
でも、それは彼が男性としての要素を抑圧してるとも言えるわけで、はっきりと誰が彼女かは自分でもなかなか表現できなくなるんですね。
こういう点はジャニーズ系のアイドルが見せてくれる部分でもあります。

で、意外かもしれませんが、女性の扱いが上手なのに、恋愛に対してそれほど積極的ではない男性は初恋の人をずーっと引きずっていたり、昔別れた女性を未だに忘れられなかったりしていることも多いんです。また、お母さんやお姉さんなど、周りに濃く、強い女性がいて葛藤があったり、女心を教育される一方で男性性を封じ込んでる場合も少なからずあります。

だから、こういう彼には「自分をしっかりもって向き合う」姿勢がないと、すぐに振り回されてしまうんです。

で、そういうタイプの男性とお付き合いする、あるいは恋をする秘訣は、彼がしてくれることを逆に彼に与えてあげること。(お中元の法則といいます)

すなわち、彼の気持ちを理解し、がつがつと深入りすることなく、彼を一人の男性として尊重し、適度な距離で見守れる女性、というわけです。

でも、それってある意味女性にとっても理想の姿の一つではないでしょうか?
自分をしっかり持って、その上で、その要素があるということは、人として、女性として非常に成熟した姿ではないかと思うんです。

つまり、そういう彼に恋をしたぷぷりさんは、今、女性として本当に磨かれるポジションにいらっしゃるということですね。
彼のお陰ですごくいい女になれました・・・と思えるように、どんどん魅力的な女性に自分を磨いていきましょうね!

長くなりましたが、参考にしていただければ幸いです。

=お勧め!エクササイズ=

【パートナーがいらっしゃる方へ】

パートナーにとって、自分がどんなパートナーでいたいかを思い浮かべてみましょう。
パートナーのために、どんな自分を提供してあげたいか?を考えても構いません。
それはパートナーへの最高のプレゼントになると同時に、自分を更に磨き上げるレッスンでもあります。

【パートナーがいらっしゃらない方へ】

自分が恋をすることを許してみましょう。
とはいえ、「甥っ子」というのはダメですよ(笑)
そして、恋をすることを怖れているのであれば、それはなぜかを見つめてみましょう。
成長のためのいいレッスンになるはずですよ。

男と女の心理学

 

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