<リクエスト>
わたしはお付き合いした経験とかありません。
女性としての自分にも自信がなかったりするのですが、
付き合ったことがないと聞くと・・一般的に相手はどのように思うのかなあ~?って思いました。 本とかでも付き合ったことがあるのが当たり前で、ずっと彼氏がいないのは変みたいに書いてあるものもありますよね。彼氏いない歴○年はと言うと引かれる気がするのです。こんな私でも恋愛とかできるのでしょうか?ふさわしい質問じゃなかったらごめんなさい。
(ゆいさん)
<根本からの回答>
大丈夫ですよ。過去よりも今を、そして、どんな風に彼を愛したいか?にこだわりましょう!
私のお客さまにも多く同じ思いをされてる方がいらっしゃって、ゆいさんと同じような告白をしてくださいます。
恋愛経験がないことに強くコンプレックスを感じ、そして、そんな自分を酷く責めてしまうんですよね。
そうすると、自分は恋をする資格がないんじゃないか?それくらい魅力がないのではないか?という猜疑心に捉われてしまいます。(猜疑心というよりも、確信なのですが)
実は、先日まで行われていたカウンセリングサービス感謝祭の私の講演では、恋愛を一度もしたことが無かった女の子が、その後、自分を癒し、成長し、出会いを得て、やがては結婚に至るまでのプロセスをご紹介させていただいたんですね。
自分に自信を無くし、どうしたって、自分はダメな女の子、と信じていた女性でした。
でも、今の自分を見つめ、少しずつ出来る事に力を注ぎ、そして、やがては素直に彼氏が欲しい、結婚がしたいと表現ができるようになり、少しずつ出会いを求めていく事ができたんです。
その結果、素敵な出会いを驚くほどたくさん繰り返され、結婚するに至りました。
ご本人も、後で「信じられないことがおきました」というくらいの出来事です。
彼氏いない暦○年、というのは自分の首を締める材料になります。
つまり、自分がダメである、魅力がないことの証のように、その○年を利用してしまうんですね。
それではますます自分が惨めで、辛い思いに駆られてしまいます。
どんな事情であれ、○年いなかったことにも理由や意味があります。
・出会いが無かったのかもしれません。仕事が忙しかったり、周りに知り合うきっかけが無かったり。何かに頑張ってるうちに気が付けば時間が過ぎていた、ということもあります。
・あるいは、異性がものすごく怖く、苦手だったのかもしれません。お父さんや兄弟、親戚のオジさんなどとの関係がネックになってることもあります。
また、このケースでは、原因は同じでも、異性にまったく興味を抱けなかった、と感じてらっしゃる方もいます。
・また、幼い頃に受けた性的なトラウマが原因になってることもすごく多いです。傷ついた、というよりも、自分が汚れてしまった、という思いによって。
・過去の失恋が大きく影響していることも珍しくありません。こんなに辛いのならば、もう私は恋なんてしない、できない、と固く誓ってしまっている事もあります。
・そして、自己否定。小さい頃から、「あんたは器量が悪い。それじゃあ、嫁になんか行けない」と母親にずーっと言われ続け、それを信じてしまった女の子もいました。
・その自己否定が母親からではなく、幼い頃からの学校などでのいじめに起因することもあります。「ブス、ブース」と同級生からからかわれ続けたら、どんなに美人でも、自信を失ってしまうでしょう。
・それから、無意識的に、幼い頃に、自分の女性性を封じ込めて、まるで男の子のような人生を歩んできた方もいます。無意識的な抑圧、禁止、です。
パッと思いつくだけでも、これだけの「彼氏ができない事情」があります。
それを斟酌していけば、個人個人の歴史があり、深い思いがあるんです。
そうした事情が背景にあるのであれば、その痛みを癒していくことで、やがては自分が恋をすることを許し、彼を持つことを認め、そして、お付き合いすることを自分に許可することができるようになります。
だから、心配はありませんよ。
今のゆいさんにも出来ることはいっぱいあります。
自分を責めるよりも、もっと大事なことはたくさんあります。
その一つは、自分がどんな風に異性を愛してあげたいか?を考えてみること。
恋愛上手な人は、必ず「~して欲しい」よりも「~してあげたい」をたくさん持ってます。
愛することが好きな人は、自然と周りからもてます。
それはルックスなどはほんと関係ありません。
もちろん、自信なくてもいいんです。
自信は経験と自己承認が作り出してくれるもの。だから、未経験のものに自信を持つことは到底、不可能です。
そして、上手にできなくてもいいんです。
プロの料理人が作ったコース料理よりも、愛する人が作ってくれた手作り弁当の方が、遥かに美味しく感じられるのは、料理のうまい、下手ではありませんよね?
そこに込められた気持ち、がそれを作るんです。
他にも、魅力探しとか、色々なアプローチもあります。
ゆいさんが素敵な恋をするためのアプローチはほんとたくさんあるんです。
全部やろうとしたら、ほんまに忙しくなってしまいますので、まずは、一つずつ始めましょう。
あと、「付き合ったことないんです」と告白して、引くような人とはお付き合いしなくてもいいですよ。それはきっと相手を大事にしてくれない人だから。
ゆいさんをほんとに愛してくれる人は、その告白に対して「じゃあ、出来る限り、君の事を大事にするよ」と言ってくれるはず。(嘘ではなく、本気で)
そして、何か辛いことがあったのかなあ?と考えてくれる人だっています。
自分の弱みは、相手の愛を引き出してくれるんです。
とはいっても、実践するまでは信じられないと思いますので、ここは「ふーん、ほんまかなあ???」という目で読んでいただければよいですね。
大丈夫。できることはたくさんある。
そう思いながら、毎日を過ごしてみてください。
それだけでも少しは気分が晴れ、希望が見えてくると思います。
ほんまかな?と思われたら、カウンセリングなども利用してみてくださいね。
=お勧め!エクササイズ=
【パートナーがいらっしゃる方へ】
あなたがパートナーに伝えられない「弱み」はありませんか?
強がっているところ、これを話したら嫌われるというところ。
もし、そんなところが見つかったら、それはあなたがパートナーを更に信頼する“チャンス”と捉えてみてください。
こうしたコミュニケーションは、信頼度が高くならないと言えないもの。
だから、ぜひ、この機会に信頼度を高めてみてくださいね。
【パートナーがいらっしゃらない方へ】
あなたはどんな風にパートナーを愛してあげたいでしょうか?
して欲しいことではなく、してあげたいこと、をリストアップしてみましょう。
できれば、10個、20個見つかればOK.
それがあなたのセールスポイントになりますよ!!