[3]家庭的な部分を見せると・・・



珍しく外は冬の雨が降り続いています。
そのお陰かあまり寒くなく、しばらくマフラー要らずです。
このまま春になるのかなあ・・・と思っていたら、また来週から寒くなるようで、
「もう大丈夫」
と思うと、大丈夫じゃない状況がやってくるんですねー。

人生にもそういうこと、よくありますね。



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ご好評頂いてる「男女関係のなぜ?」シリーズ。
今回は3回目。
ちょっと色合いが変わったテーマです。

「(彼に)家庭的な部分を見せた途端、結婚を持ち出してきたのはなぜ?」

人それぞれありますが、男性は一般的に女性に「家庭の温かさ」を求めます。
ジェットコースター的な女性も刺激的で良いのですが、結婚の対象としては家庭的な部分を大切にしたい方が多いようです。

なぜかというと、自分は仕事など外で動く場面が多いので、帰ってくる場所、居心地の良い場所として家庭が機能していると、その分、より集中して仕事に励めるようになります。

それは仕事が好きだという面もあろうかと思いますが、男性にとっては家庭的であったり、コミュニケーションによって繋がりを得るよりも、仕事(収入)を通じて家族に安心と安定をもたらす愛情表現が得意だからです。

実際に結婚すると、奥さんとしては一緒にいて楽しみたいのに、俄然仕事に没頭する男性もいます。
自分のことはどうでも良くなったかのように感じられるくらいに。
でも、それは愛情が無くなったわけではなく、守るもの、安定させたいものがはっきりとしたので(それが奥さんであり、家庭です)、仕事に集中し始めるわけです。
だから、仕事ばかりするものの家計は奥さんにお任せ、という男性が多いんですね。

そういうわけで家庭的な面を見せると、男性はそれだけで惹かれることがあります。
やはり家庭というのは、生活の土台になる部分ですしね。
そこを安心して任せられるというのは、男性にとっても安心感に繋がるのです。

男性心理的には、亭主関白を求める一方で、実は、かかあ天下を望んでいるところがあります。
特に日本の場合は、長らく母性社会でしたから、特にその傾向は強いのかもしれません。

だから、家庭をきちんと守ってくれて、自分を理解してくれる女性というのが、男性にとっては理想的な女性像になることが多いんです。

それは女性に母性(母親の要素)を求めるところからも言えます。
男の子として母親に甘えたい分だけ、奥さんにもその要素を求めたりします。
そのため、(婿舅問題よりも)嫁姑問題が生まれやすいんですね。

そういう意味では、お母さんとの関係がうまく行ってない男性と結婚すると、より理想の母親の要素を求める方もいますね。

とはいえ、家庭的なだけですと、奥さんが「母親」になってしまって、男性は外に女性を求める(つまりは浮気したり飲み屋に嵌ったり風俗に行ったり)といった行動を起こすこともあります。

だから、良妻賢母ならぬ、良妻悪女というのが現代としては理想的な女性像になるところもあるのかもしれません。
妻としては家庭的だけど、女としてもきちんと振り回してくれるような女性。
女性の自立が進むにつれて、これは実現しやすい時代になったと言えるでしょう。

ま、最近では男性も「オヤジ」になると、奥さんにそっぽ向かれて浮気されたりすることも増えてますけどね。
(奥さん自身の浮気のご相談もここ数年本当に多くなりました)

だから、男性にとってもただ仕事をすればいいだけじゃなく、男性としても魅力的であり続ける努力が求められます。
これは当たり前のことかもしれませんが、良い傾向だと思います。

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男性心理については、リクエストを頂くことも多いのですが、そんな一面をちょっと垣間見ることが出来ましたら幸いです。
女性からすれば「えーっ」と思うところもあろうかと思いますが、それは感じ方、考え方の違いとして受け入れられるとありがたいです。

ただし、個人差がありますので「家庭的な部分を見せた途端逃げられた」という経験を持つ方も少なくないと思います。
これは男性が結婚を恐れての行動なのかもしれませんね。


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