話し合いもできずに別れて、その相手が同じ職場の場合の立ち直り方を教えてください。


難しい話なんですが、そもそも「話し合いができる相手なのか?」というのも一つの気付きです。
そして、同じ職場にその彼がいるってのはそれだけで傷を抉られる環境です。
そういう時は自分に優しくする、という当たり前の原則を実践していきましょう。

はじめまして。
何も与えるものがなくなったとき別れてあげるというのが~の記事はボロボロ泣きました。

話し合いもできずに別れて、その相手が同じ職場の場合の立ち直り方を教えてください。

私はアラフォーで、3年付き合った彼と別れました。
彼は、自分の気持ちを話すのが苦手な人で、自分の親にも恥ずかしくて彼女がいるなんて言えない人でした。

将来の話も避けるので、おかしいと思いつつ付き合って2年たったころ、彼がある宗教に入ってて、信者同士でないと結婚できないのを知りました。
それも彼の口からきいたのではなく、偶然宗教のパンフを見つけて知りました。私は説明を求めましたが、黙るばかりで、それからは、私がその話をする予感があるときは会ってくれなくなり、しないときだけ仲良くしてくれる感じでした。
私は、○月までに私たちのことについてどうするのか返事をください。と期限を設けましたが、期日になっても返答すらなし・・
それで、私が、せめて返事をするのがマナーじゃないの?と怒り、諭し・・

私は何も無理無理私と結婚しろなんて言ってないし、できないならできないで、こういう理由で結婚できません。ときちんと告げてほしい。
それだけの願いでした。
逃げるから私も怒るし、逃げるほどに状況は悪くなることも伝えてきました。
でも彼は逃げ続けました。

いつも私のことは後回しで優先順位がすごく下なこともつらくなって、もう耐えられないと告げました。それで終わりました。

仕事では、毎日張り切って、上司に、できます!やれます!なんて言って、
私のことは逃げ続けてきたのに!って、はらわたが煮えくりかえりそうです。
彼を失ったことより、大切に扱ってもらえなかったことがつらいです。

仕事は生活のため、この年齢ですし辞めるつもりはありません。
でもそれは、その逃げた彼と毎日顔をあわせることを意味します。
心の整理をしてもしても、目の前で上司にいい顔してる姿を見て、笑っている姿を見て、イライラしてしかたありません。

ほんとはこんなにさいてーな奴なんです!と言い触らしたいし、周りからも責められてどれだけひどいことをしたら気付け!なんて気持ちもあります。

が、もちろん周りにはそんなことは言えずに、彼が仕事で評価させている姿を日々見ては我慢しています。
どう気持ちの整理をしていくべきでしょうか。
(Kさん)

本文中の「何も与えるものがなくなったとき、別れてあげる、というのが最後に与えられる贈り物かも知れない。」はこちらです。
http://nemotohiroyuki.jp/manwoman-psychology/18803

まあ、お怒りになるのもごもっともでございまして、Kさんの告白を読みながら、「そーだ!そーだ!」とシュプレヒコールを挙げてデモ隊を結成せんとする武闘派女子たちの血気盛んな表情が見えるようでございます(笑)

同じように感じてる方はたくさんいらっしゃるでしょうね。
Kさんの彼の場合は宗教だったわけですが、それすら見えずにはっきりとしない態度、曖昧な返事、都合の悪い質問はスルー、向き合おうとすると逃げまくる、そんな男子たちに振り回される女子たちは多いんじゃないでしょうか。

よくぞ、とどめを刺さずに我慢しましたね、とお伝えしたいところです。

>私は何も無理無理私と結婚しろなんて言ってないし、できないならできないで、こういう理由で結婚できません。ときちんと告げてほしい。

これは切なる思いですよねえ。
なぜ、彼はそれを言えないんでしょう。
ちゃんと宗教のことも分かっているのにね。

そういうことが重なって大切にしてもらえないと感じるのは無理ないところです。

>彼を失ったことより、大切に扱ってもらえなかったことがつらいです。

という思い、彼は理解できるかなあ。気付いて欲しいですけどね。
また、そのほかの男性もその意味が分かるかなあ?どうでしょう。
(と言いつつも、私のブログは男性の読者、とても少ないみたいですけど。女心を学ぶにはいいブログだと思いませんか!?笑)

さて、都合の悪いことにはダンマリを決め込むのは、名うての犯罪者にもよくあることらしく、何となくその場をやり過ごして「なかったことにする」という作戦は大いに相手の心に荒波を立てる一方で、「好き」という気持ちがその荒波を無理やり抑え込み、かつ、「良かれ」と思う解釈を繰り出して何とかいい関係を築こうといじらしい努力をされてる女性も多いと思います。

Kさんの元カレさんなんてその典型的なもので、

>彼は、自分の気持ちを話すのが苦手な人で、自分の親にも恥ずかしくて彼女がいるなんて言えない人でした。

という人ですからね・・・。うまく行っているときもKさんがあれこれと主導していたんじゃないかな、と勘繰ってしまうところです。

彼は「好き」「愛してる」という言葉、言ってくれてました?
「うん」「まあ」「もちろん」そんな会話が多数を占めていませんでしたか?

こういう時は煮え切らぬ思いばかりが蠢いてしまうので、さっぱりすっきりしません。
しかも、同じ職場で仕事ではハキハキしてるんでしょ?
そりゃあ、よくトドメを刺さずに我慢してらっしゃいますよね。
それがKさんの優しさってことに、彼は気付いているのでしょうか。

客観的に言ってしまえば「まあ、彼ってそういう人なんだよね」ということになっちゃうのですが、よく武闘派女子たちの戦闘報告を聞いていると、よくそういうすれ違いが頻発していることが分かります。

情熱的でアクティブで積極的な彼女に、草食系?カピバラくん?のような従順で優しいけれど意思表示をしない頑固な彼。
ついつい問い詰めて追い込みかけると困ったように苦笑いする彼。

そして、結局のところ「何を考えているのか分からない」「どうしたいのか全然見えない」という彼。

歴戦のツワモノであれば、そういう男子の一人や二人や百人は知っていることでしょう。

Kさんがなさったことは私もよく提案しています。

>私は、○月までに私たちのことについてどうするのか返事をください。と期限を設けましたが、期日になっても返答すらなし・・

という部分。期日を決めて返事してくださいってお願いするところ。

でも、それすらスルーしちゃう男もいるんですよね。
「それって全然男らしくないよね~」って話ですけれど、まあ、そういう彼が現実に目の前にいるんだからしゃあないですよえ。

「返事がないのが返事」ってよく言うんです。

そら、3年も付き合ってコレかい!というお怒りはごもっともなのですが、そこで彼がはっきりと「これこれこういう理由で結婚できません。すいません。」と頭を下げられる男なのかどうかは3年付き合っていれば分かってくるはず。

マナーやコミュニケーションの問題はさておいて、それが失礼な態度であるということもさておいて言えば、それが返事、というわけです。

「ああ、向き合えない人なのね」という。

そもそも「〇月までに返事を下さい」というのも、Kさんのやり方ですよね。
そう、私の方針、なんです。

だから、それに彼が従うかどうかってのは彼マターなんです。
応える義務ってないんですよね?

だから、それに答えなかった彼もまた、「返事をしない」という返事をする彼なりの「やり方」を採ったのです。

つまり、「やり方のすれ違い」なんです。

そこで「どうするのが正しい」なんて議論は無意味です。
「ふつうはこうするもの」という常識を持ち出すも無意味です。

そこで「彼はそういう人であり、私はこういう人である」という現実がただ目の前にあるだけです。

Kさんが求めた「ちゃんと理由を説明して欲しい」というのもまた、Kさん個人の欲求であり、それくらい答えて欲しいというKさん個人の思いなのです。

それが彼に伝わらなかった、あるいは、彼が理解できなかった、あるいは、理解したけどできなかった、という現実がそこにあるだけです。

それはとても心をかき乱すものだし、到底納得何てできないかもしれないけれど、それが現実として目の前に起きているのです。

私たちはそれをただ受け入れる他ないのです。
他人を変えることはできないし、起きてしまった現実を否定することもできません。

これが原則ですよね。

>逃げるから私も怒るし、逃げるほどに状況は悪くなることも伝えてきました。
>でも彼は逃げ続けました。

彼はそれでもいい、と思ったのでしょう。
仕方がない、と。

それが彼のやり方であり、考え方なのかもしれません。
ほんとうのところはどう思ってるか分かりませんが、自分の気持ちをKさんには話せない、と思ってしまったのでしょう。
怖いから?
分かってもらえないと思ったから?
その理由は分からないけれど。

パートナーシップで問題が起きるとき、そこには「やり方の争い」と「正しさの争い」という原因が横たわっていることが多いのです。

でも、残念ながら「自分のやり方を貫く」という意志は時に「自分のやり方を彼に押し付ける」ということになるし、「正しさを主張すればするほど、相手を否定することになる」ということになって、どちらにせよ、関係性は破綻する他ありません。

やり方を押し付けられて嬉しい人はいないし、正しさを主張する人を疎ましいと思うものですから。

だから、

>いつも私のことは後回しで優先順位がすごく下なこともつらくなって、もう耐えられないと告げました。それで終わりました。

こういう風になってしまったことは辛いことだけど、ベストな選択だったんじゃないかな、と思います。

ここまで見てきた分かるように、Kさんと彼はあまり相性が良くなかったようです。
彼がKさんに合わせている間はうまく行っていたのかもしれません。
また、Kさんが彼の行動を寛容に受け入れられるうちはうまく行っていたのかもしれません。
けれど、譲れないこだわりが出てきたとき、決定的な亀裂がそこに生まれ、それを修復する手立てを“お互いに”持っていなかったのかもしれないのです。

こういうところってすごく難しいところなのですが、Kさんは「優先順位が低い」とか「大切にされていない」と感じたでしょう?
でも、彼がそのつもりだったのか、そして、彼がそのKさんの気持ちを理解しているのか、というのは分からないんですよね。

そこで常識とか正しさってのが危険なんですね。
「ふつうそうでしょ?」ってのはあり得ないわけですから。

だから、なんかそうギクシャクしてるなあ、すれ違ってるなあ、全然意図が伝わってないなあ、という時には、二人で話し合いをするのは難しいですね。

そもそも「話し合い」というのも自分が求めてる自分のやり方なのですが。
だって「話し合い」というのは「彼が理解しやすい言葉を伝える」+「彼の言葉や思いをきちんと理解する」という自分自身の姿勢が必要です。

よく話し合いというと、自分の思いを一方的に伝えて相手に理解させようとする「コントロールの一環」として使われることが多いので要注意ですよね。

だから、第三者を入れて話し合いをするのがいいんだけどなあ、といつも思います。
その第三者ってのは共通の知人、友人というのがベストです。
自分も彼もちゃんと自分の気持ちを話せる相手。
そうすると、その本音がすれ違ってるところを修正しやすくなります。

そういう相手がいない、という場合にはカウンセラーや弁護士を間に挟むこともできますが、逆にそれだけクローズな関係性を築いてきてしまったのかもしれないですね。

私、彼、それぞれの理解者をちゃんと作っていくことってパートナーシップにおいてはすごく大事なことだと思っているんです。二人で解決できるときばかりではないですから。

さて、肝心の「どう気持ちの整理を付けたらいいんでしょう?」というところですが、これだけの感情が溢れているわけですし、仕事を辞めることもできないということですから、茨の道を歩みながら少しずつ思いを解消していくのがいいのでしょう。

自分の思いを思い切り吐き出しましょう!ということで「御恨み帳」というものをよく提唱しています。
毎日毎日いやっちゅうほど、今の思いを吐き出してください。

ある女性は別れた彼のことをお恨み帳に書きまくること3か月。ようやく気持ちが落ち着いてきたそうです。さすがは情熱の女というべきでしょう。

出てきた感情はウンコと同じですから、それはなるだけ安全な場所で吐き出すのがいいんです。
「御恨み帳=トイレの便器」と例えるのはそのためです。

時に職場でウンコをまき散らしたくなるかもしれませんが、そして、時にはトイレまで持たずにそうなっちゃうこともありますが、できれば避けたいですよね。

でも、

>ほんとはこんなにさいてーな奴なんです!と言い触らしたいし、周りからも責められてどれだけひどいことをしたら気付け!なんて気持ちもあります。

ということをしちゃったなら、しちゃったでしょうがないですけどね。
それだけ我慢できなかった、ということで、自分自身をよしよししてあげてください。
でも、彼が気付くかどうかは分かりませんけれど。

御恨み帳もいいですが、友達に吐き出すのももちろんOKです。
こういう時、友達の存在はとても助けになりますね。
カウンセラーを使うのもいいタイミングでしょう。

「私は悪くない。彼も悪くない。」
「このできごとがあっても私の価値、魅力は何も損なわれない」
「私は私、彼は彼」

そんなアファメーションも有効でしょう。
感情込めなくてもいいですから、ブツブツ呟いてください。

何よりもこの1、2年で傷つき、疲れてしまったのはKさん自身です。
だから、何よりも自分自身に優しくし、労わり、愛情をかけてあげることが大事です。
傷の上にレモンや塩やトウガラシをぶち込んではいけません。
武闘派の皆様はよくそういう苦行を好みますので要注意です。

仕事はやめられないけれど、苦しくて仕方がないのであれば、休みを取りましょう。
仕事よりもKさん自身の心の方が大事です。
Kさんの将来よりも、Kさんの今の方が重要です。
そこは思い切った決断が求められるかもしれません。
少なくてもそうして自分を労わる時間を3~4か月は確保しましょう。

納得する必要もありませんし、理解するのはまだ先で大丈夫です。
今はその苦しい自分を抱きしめてあげること、これが大切なことですね。

 

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