気を使い合う夫婦はお互いの愛が見事にすれ違う。


相手のため、と思ってやっていることがするっとすれ違う。
気を使い合う夫婦の中にはそういうことがよく起こります。
それって切ないし、寂しいことですよね。
本音を伝えられるように、恥ずかしさの壁、越えていきましょう。

根本さん、こんばんは。
今結婚して半年、子無しの30代です。

私たちはセックスレスで、(もともと彼は自信がなさそうでした)
結婚してから半年で5回位しかしていません。
最近分かったのですが、彼はこっそりEDの薬を処方してもらったようです。
私がずっと求めてもらえず『もういい』と怒った翌日に急に求めてきたので、私は素直に受け入れられず、彼は『嫌なの?』と何度も言っていましたし、副作用の動悸がひどかったようです。(お薬の事は、このHの後に偶然知りました)

その後、彼も悩んでいたんだと思い、お薬にまでチャレンジしてくれた事が嬉しかったんです。だから次のHを待っていたし、次はもっと仲良くしたい、と思っていました。
でも、しばらくして、お薬が入っていたバッグを覗いたら今度は性病の薬がありました。飲み薬と塗り薬です。風俗に行ったんだと思います。

ショックでした。毎日、私にバレていないと思って薬を塗っているのを知らないふりをするのが辛く、毎朝動悸が止まらなくなりました。
冷たくしたり、ヒステリックになったり1週間程、自分をコントロールできませんでした。夫もうんざりした顔をしていましたが『私がこんな不安定なのはお前のせいだ!』と心で怒りを覚えつつ、我慢し必死で考えました。

人に気を使いすぎて、ストレスを溜めても断れず休まず夜遅くまで働く夫の事を考えると、私が結婚後にキツい言い方をしたり、気を抜いたりで女性として見れなくなったのかもしれない、仕事や私に対するストレスを風俗で発散しているのかもしれない…と思うと悲しくてつらいけれど、夫もつらいのだろう、と心の中でも責めきれないのです。
愛しい、癒やされる、触れたい、愛し合いたい、と夫に思わせられない至らない妻でごめんね、と寝ている顔を見ながら、悲しいのか悔しいのか申し訳ないのか分からず泣いてしまいました。

夫を問い詰める事もできず、時間の力で少しずつ普通に仲良くできるようになったのですが、今日夫だけが休みで、何となく胸騒ぎがして、寝ている夫の携帯を見てしまいました。
風俗に電話していました。数日前に予約したようです。
最近私にくっついてきたり、抱きついたり、胸を触ったりしてきていたので嬉しく、少し期待していたのですが、風俗に行く前でテンションがあがったいたのでしょうか…
(Aさん)

もともと自信がない

求められても応えられなかったらどうしようと思い悩む

EDの薬を飲む

妻に受け入れてもらえず

行き場を失うけれど、薬のお陰で性欲は復活

風俗に行く

思いのほか癒される

けれど性病になる

別の薬を処方される羽目になり、しかも妻にバレる。

けれど風俗の良さを知る

行きたい衝動が押さえられない

けれど、やはり妻にバレる

という流れなのでしょうなあ。

苦労の多い人生ですよね、旦那様(笑)

気を使い過ぎる人でありながらも、素直な人なんですね。

風俗に行く旦那さんの心理って色々あって、例えば「性生活がないから」という一番メジャーな思いもあるし、「奥さんとはできないエッチができるから」というパターンもあるし、「色々な女性と出会えるから」という思いもあるかもしれませんが、「妻と違って気を使わなくてもいい」という事情も昨今は多い気がします。

風俗嬢はそれが仕事だからそれなりに優しいわけです。
でも、奥さんに冷たい待遇を受けている旦那様にとっては天使ちゃんに見えてしまうこともあるわけです。

また、今のストレス過多社会においては、安息の地として風俗が使われることもよくありますね。アンダーグラウンドて私は呼んでますが。

奥さんには気を使うし、奥さんも仕事や子育てで疲れてるし、それでいて、自分も家に帰ればまた頑張らなきゃいけなくて、そんな時に会社でも家でもない「風俗」という場に安息を求めてしまうんですね。

まあ、この「風俗」というのが「浮気相手」という場合もあるし、「パチンコ店」である場合もあるし、「千ベロ飲み屋」という場合もあるわけですけれど。

Aさんの旦那さんみたいな人ならば、どこへ行っても気を使うので風俗嬢にも当然気を使っているのだろうと思いますが、それでも、非日常での癒しが必要なのでしょう。
そうでなければ、ストレスを発散することができないのかもね。

で、そういう旦那さんの話を聴きながらいつも思うことがあって・・・
「まあ、そのストレスを溜め込み過ぎて病気になるよりはマシってのもあるけどねえ」と。

奥さまからすると風俗に行く=女性であることを否定される、という思いがするものですけど、男性からすると、奥さまがイヤだから風俗に行く、という思いはあまりないものです。

奥さまに迷惑をかけないように風俗に行く、という場合の方が多いんじゃないでしょうか。

とはいえ、それがいいとか悪いとかの議論はさておいて、ここまで風俗風俗風俗と連呼されると女性の皆さんはどういう思いがするでしょう?

ちなみに私の場合は風俗にお勤めのお姉さまもクライアントさんになることが多いので、そちら側の事情もよくお伺いしています。
罪悪感があったり、プロ意識が強かったり、いっときの安らぎの場所になることが嬉しかったり、色々とですね。

で、Aさんたちご夫婦の場合、似た者同士かもね、という印象を受けるのです。
タイプは違うけれど、お互い肚の中の思いを溜め込んだまま、自分ひとりで考えて行動しちゃうんですよね。

正直、寂しいでしょ?

Aさんも寂しいけれど、たぶん、旦那さんも寂しいと思うのよね。

EDの薬を相談なく飲むところに象徴されてるけれど、一人で考えて良かれと思って行動して、でも、それが相手を傷つけて、みたいな一人芝居をやってるんですよね。

それってお互いじゃありません?

>愛しい、癒やされる、触れたい、愛し合いたい、と夫に思わせられない至らない妻でごめんね、と寝ている顔を見ながら、悲しいのか悔しいのか申し訳ないのか分からず泣いてしまいました。

こんな思い、旦那さん、知らないでしょう???

>その後、彼も悩んでいたんだと思い、お薬にまでチャレンジしてくれた事が嬉しかったんです。

これも言えないしね~。

だからね、お互いに相手のことを思って色々やってるんだけど、それが見事に空振りしちゃってるんですよね。

それって切ないなあ、と思うんです。
それでいて、表に出るところは「奥さんに興味がなさそうな夫」と「感情的になっちゃう妻」なんでしょう?
いやあ、その裏に愛情があっても、それじゃあ、気付かないですよね・・・。

現代夫婦、それも自立した者同士には多いですね。

気を使い過ぎな夫婦、です。

気を使い過ぎるから、秘密が多いんです。

しかも、旦那さんの秘密はバレやすいという・・・。

まだ結婚して半年だから仕方ないかもしれませんが、でも、それはやっぱり寂しいですよね・・・。

問い詰めることもできずにじわじわと仲直りするのもまた苦行だったでしょう?
しかも、それで風俗に行くことが分かるんですから、めっちゃショックですよねえ?

Aさんは自分のこと、誰かに話したり、相談したりということができる人?

実はAさんのリクエストには大きなツッコミどころがあるんですよね。

皆さんはお気付きかもしれませんが。

「で、どうしたいの???」という言葉がないんですね。

Aさんも一人で抱え込んであれこれ考えすぎる人なのかなあ、と思うのですけど。

だから、お互いいい人同志なんですよね。

だから、やっぱり似た者夫婦なんですよ。

思いをどう表現するのか?というのがAさんご夫婦にとっての課題みたいです。

彼が正直に「いや、セックスに自信がなくて、でも、Aは求めて来るだろ?何とかそれに答えたいと思ってEDの薬を飲むことにしたんだ」って言ってくれたら嬉しいでしょう?

Aさんも同じですね。
Aさんはまだ女性で鋭いし高性能アンテナ持ってるから彼のそういう思いにも気付けるんだけど、彼はそうじゃないですからね。

きっと全然Aさんの思いは理解できてないと思うんですよね。

だから、そういう話をする機会を増やしてみませんか。

始めは手紙を書いてみてもいいです。
自分の本当の思いを。
そもそもここに書いてくださったことをご主人に伝えてもいいです。

気を使う人は自分の気持ちを表現するのが苦手です。
特に愛情に関する情報を恥ずかしくて隠してしまいます。
結果、肝心なところが相手に伝わらない、という悲劇を招きます。

実際は色々とお話をされてるのかもしれませんが、もしそうだとしたら、より深い話、本音の部分に意識を向けて行きましょう。

特に「愛」に関するお話、いっぱいしたいですね。

「愛される側」の話はどうでもいいですよ。重たくなるだけですから。

「愛してる」というお話をいっぱいしてください。

あなたのこんなところが素敵。
こんなにも愛してる。
こういうところがいい。

そんなお話をね。

気を使う、というのは、必ずしも愛情表現じゃないですから。
それは傷つかないように、傷つけないようにする「防衛」ですから。

その壁を打ち破っていきましょう。

あと、そういう旦那さんに自信を付けさせてあげるのは私の仕事!って愛に燃えてくださいね。
それでこそ、自立系武闘派女子です(笑)

**

<イメージワーク>

目の前に旦那さんがいると思ってください。
そして、その目を見ながら今まで自分が旦那さんのために頑張ってきたこと、旦那さんのために良かれと思ってきたことを全部告白しましょう。
さらに、旦那さんにこれは言えないと思っている秘密を全部伝えて見ましょう。
それは旦那さんが傷つくから、と自分が思っていることも含めて。

そして、最後に本音を伝えます。
寂しい。
愛してる。
離れたくない。

 

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