女性の方が男性よりもコンスタントに仕事をこなせるのはなぜ?


一般的に男性の方が安定を好み、女性の方が不安定に見えるのですが、ある条件下においては、女性の方がはるかに安定した結果を残します。
男女の違い論から、その背景に迫ります。

根本さん

セミナーなどでお世話になっているMと申します。
根本さんのセミナーに初めて参加してから3カ月弱ですが、良い変化がたくさん起こっています。ありがとうございます。

本日はリクエストをしたくてメッセージを送ります。
今の職場(技術職)に就職する際に、ボスから「女性が入ってくれると嬉しい。男性は不安定だから、女性の方がコンスタントに仕事をこなしてくれる」と言われました。
そして、先日友人夫婦と話していたときに男女の違いの話になり、友人の旦那さん(研究職)も「男性の方が不安定だと思う」と言っていました。
ただ、そんなイメージが全くなかったので、結局どういう意味かは理解できませんでした。
根本さんにお伺いしたいのですが、「男性の方が不安定」という意見は納得しますか?それとも、限られた意見だと思いますか?
仕事の上での話だとしても、イメージとしては女性の方が情緒面も体調面も不安定なので、仕事にも影響すると思うのですが・・・。
たまたま上記の男性は二人とも、人ではなく物を相手にする職業だから、職業による違いでしょうか。
根本さんの解釈が聞きたいです!ぜひ、教えてください(^^)
(Mさん)

いい質問ですよねー、面白いです。

一般的に男性は安定を求め、女性は変化(刺激)を求めます。
女性は体調も毎日変わる不安定さを持つし、そもそも感情の力が強いので日々、違う人格に変化しているようなときもあります。
一方男性は理性的で自分をコントロールしたがるところがあり、日々のルーティンを決めてコツコツこなすことができます。

そうすると、「男性は不安定で、女性が安定。」というボスや旦那さんの意見は逆のような気がしますよね?

でも、例えば、皆さんも疑問に思いませんか?

一般企業で事務職として毎月同じ仕事をルーティンでこなしているのは女性の方が圧倒的に多いですよね?
また、専業主婦として毎日、家族のために家事をこなしてるのは女性がまだまだ多いですよね?

それからMさんのような技術系の仕事をされる方や営業職でも、女性の方が安定的な実績を残している、という話をよく耳にするんです。

精神的、情緒的、体調的には不安定なはずの女性が、実際、仕事ではルーティンの作業をコツコツとこなしている・・・という現実。

どうしてなのでしょう???

(もちろん、こなしていながらも「あたしには合わねーぜ!早く武器持って戦場行きてえ!」とお嘆きの武闘派が多数いらっしゃることは存じ上げております。)

実は私もそれをずっと思ってたんです。
「女性の方が仕事のクオリティは安定しているなあ」と。

で、結論を言ってしまうとほんとしょうもないんですけどね・・・。
気付いたときは、ま、正直、苦笑しました。

「耐性の違い」

ということです。

「めんどくせーなー」
「いやだなー」
「かったるいなー」
「サボりてーなー」
「遊びたいー」

という気持ちはもちろん、

「早くなんとなしなきゃ」
「先方に迷惑をかけちゃいけない」
「うわっ!怒られちゃった!」
「ああ、ごめんなさーい!!!」
「そこまでひどいこと言わなくてもいいのに」

などの気持ちも含め、「ネガティブな感情に対する耐性が男女で圧倒的に違う」のです。

まあ、これは「常々感情を感じていて、感情を感じることに関してはプロフェッショナルな女子」vs「常々思考を動かしていて、感情を感じることがあまり得意ではない素人な男子」の決戦ということになります。

要するに、仕事っていいことばかりじゃないですよね。
気分が乗らない時もあるし、機嫌が悪い時もあるし、嫌な時もあるし、また、取引先などからクレームが入って落ち込む時もあるし、上司の理不尽な叱責に凹むときもあるし。

そういう感情のアップダウンが起きたときに、男性の方がその感情に流されちゃうんです。

「上司に叱責されて拗ねてやる気を失ってしまった男子社員」を皆さんは知りませんか?
そして、時を同じくして叱責された女子社員が給湯室で散々上司の悪口を言い、上司のお茶に雑巾の搾りかすを投入するという伝統的な復讐に出たのち、ケロッとして仕事に復帰している姿を目撃したことはありませんか?

「取引先に重大な迷惑をかけてしまい、茫然自失として何も手に着かなくなった男子社員」を皆さんは知りませんか?
そして、時を同じくして取引先に重大な迷惑をかけてしまい、自席でひとしきり大泣きしたのち、すくっと立ち上がり、「今から取引先のビルを爆破してきます!」と愛用のバズーカ2本を持ち出して颯爽と消えて行った女子社員を知りませんか?

要するに「短期的に見れば女性の方がアップダウンは激しいんだけど、結局その感情に慣れているし、処理能力も抜群に大きいので、さっさと何とかしてしまい、1か月とか長期で見たときには女性の方が安定した成績を残している」ところがあるんです。

失恋をして本当に引きずるのは男性だ・・・という話は聞いたことありませんか?
男性は感情を感じる量そのものも女性に比べるとずっと小さい(10分の1くらい)上に、ふだんは理性的・思考的に生きているので感情の処理に慣れていません。
そうすると、ミスやトラブルを引きずりやすく、自信を失いがちなんです。

そういうわけで、男性の方が仕事っぷりは「気分屋」になりやすいんですね。

もちろん、ケースバイケースで、男性も凹むことがあっても、それを気合と根性で乗り越える!というタイプの人もいますし、過去の経験から「逆境になればなるほど燃える!」というタイプの人もいます。

けれど、一般的に見ると、男性は思考的な分、「計算通り」「予定通り」には強いですし、その立案能力もあるのですが、女性は感情的な分、「予定外」「トラブル」に強いわけです。

そして、多くの仕事がそんな思い通りに行くわけはないので、結果的に「女性の方が安定的な質の仕事をしてくれる」ということが言えるのです。

だから、男性の理性的な仕事を女性が感情的にサポートする、あるいは、感情的な女性の仕事を男性が理性的にサポートする、というのが合うのでしょうね。

(だから、成功している女社長さんには参謀役の男性が付いていたり、活躍している男性の経営者には優秀な女性秘書が付いているケースが多いような気がします。)

ただ、その女性の「耐性」についてなのですが、常に発揮されるわけではありません。
基本、女性は感情のアップダウンが激しい気分屋そのものなので、興味がなくなったり、面白みがなかったりすると、途端にやる気をなくします。

ところが「守りたいもの」「助けたいもの」があるときは最強です。ビバ母性。
だから、子育て中のママはもちろん、ダメンズを養い中の武闘派女子、野良猫男子を何とか餌付けしたい武闘派女子、ロックマンの心の傷を癒してあげたい武闘派女子などは、この最強の耐性を発揮して人生を闊歩しているわけです。

故に、いつしか自立系武闘派女子の巣窟となっている私のブログでは「仕事?それは問題じゃね。余裕、余裕。だから、男よ、男!はやく何とかしなさい!」という相談が圧倒的多数を占めることとなり、また、数少ない仕事に関するご相談も「ライフワークって何ぞや!天命を生きるべし!」というジャンルが多くなる傾向にあるのでしょう。

ということで今日の内容は本よりもグッと深い内容なのですが、男女の違いの基本を学ぶにはこちらの2冊がお勧めですぞ!

「頑張らなくても愛されて幸せな女性になる方法」

「愛されるのはどっち」

ご購入はこちらからも>http://nemotohiroyuki.jp/books

 

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