夫とのセックスが息子としているようで気持ち悪くなってしまいます。


どんないきさつがあったにせよ、今の自分が感じている気持ちが素直な気持ち。
どうあるべきか?の前に、それを受け入れるのが一歩目なんです。

根本先生、はじめてメールさせて頂きます。長い間もんもんとしていた問題と、来月とうとう直接戦闘になりそうなので、意を決してメールさせて頂きました。
所謂セックスレスの問題です。

現在夫は単身赴任中なのですが、来月私と子供も合流する事になりました。
遠距離後に結婚し、ハネムーンベビーだったため、新婚生活もあまりなく、悪阻も酷く、生まれた子供には障害があり・・・気づけばラブラブな時期を全く過ごさず20年たってしまいました。
夫は真面目に働いてくれますが、家事育児は一切協力がなく、私もそれに不満がない古いタイプの夫婦でした。
夜中に子供の世話をしなければならないので寝室もずっと別でした。

10年ほど前に、夫が浮気をしました。ちょうど、子供が転校でいじめに遭い、私も孤立無援で苦しんでいた時期に、相手は子供の同級生の母親でした。
夫はすぐさま転勤願いを出して引越しましたので、相手とは別れたと思います。

以上の事は今は恨みも憎しみもない思い出なんですが、私はどうやら立ち直り方を間違えてしまったようなんです。
どうしても許すこと、手放す事が出来なくて「この人は、私の息子だ」「夫は死んで、長男が働いてくれているのだ」「息子なんだから、無償の愛で接しよう」と、ずっと自己暗示を繰り返し、夫に対するマイナス感情はなくなり、感謝もできるようになりましたが、どうしてもセックスが出来ないんです。
年に数回はありますが、嫌悪感と罪悪感とで、した後は数日間何もしたくない虚脱状態になります。痩せると夫からの誘いが増えるので、ひたすら食べて太るようにもしていました。
夫に対して怒りや仕返しの気持ちはありません。ただ、息子とセックスしているような、気持ち悪さがどうしても消せません。もちろん性欲はありますが、夫に対しては全く湧きません。息子を見てムラムラしないのと同じ感じです。

根本先生のブログ拝見して、セックスがとても大切だと分かりました。でも、まず私の中の夫への認識を変えないことには、とても普通の夫婦にはなれそうもありません。
ネタでもヒントでも何でもいいので、突破口になりそうなお話を伺えたら嬉しいです。
(Nさん)

夫とはしたくない、と認めてしまってはいかがでしょうか。
そのことに罪悪感を持つのではなく、だってそういう気持ちなんだから、と受け入れてしまった方が早いんじゃないかなあ、と思うんです。

それとNさんがとても情熱的な女性であることが見て取れますよね。
見事に自分で自分に暗示をかけることに成功したわけですから~!!
もちろん、それは何とか苦境を乗り越えるための手段だったとしても、なかなかできることじゃないかもしれませんよー。

さて、そもそも論に戻れば、Nさんは今も浮気したご主人を許してないわけです。
だから、したくないんですよね。
答えはとてもシンプルです。

今、怒りや仕返しの気持ちはないのは、過去に一生懸命押し込めたからですよね。
その気持ちを押し込めるための呪文が

>この人は、私の息子だ」「夫は死んで、長男が働いてくれているのだ」「息子なんだから、無償の愛で接しよう」

という自己暗示だったわけです。

自己暗示というのはいわば、痛み止めのお注射みたいなもんですから、その元々の傷は癒えていないんですよね(もちろん、時間薬というのがあってその時の傷から比べれば今はまだ回復していると想像できますが)。

・・・つまり、言うなれば、生傷の上に頑丈なテープを貼って旦那さんへの気持ちを封印してきたようなもんです。
そのテープを取れば・・・・・・あああ、生々しい傷が!!!というホラーなわけです。

それで、許してない憎き男とセックスするわけですから、そりゃあ、気持ち悪いと思います。セックスを回避するためには脂肪だって付けるし、寝たふりだって死んだふりだってするでしょう。

思い込みが強い人、とか、いい人をしてしまう人、とか、何事も我慢我慢の人、とかは、自分の気持ちに嘘を付きやすくなるんです。

感情をコントロールしようとしてしまうし、今存在している感情を「ない」ということにしてしまいます。都合の悪い気持ちを表面上抹殺することが得意になってしまうのです。

でも、そのコントロールの内側に生々しい感情は今も息づいています。
自分に嘘をついていても、それは自分自身が知っています。
感じないように麻痺させることはできても、その麻痺の内側の本当の感情が今も存在しているのです。

浮気の事実を知った時、どんな気持ちだったのでしょう?
その相手が同級生の母親だと知った時、何を感じたのでしょう?
家事育児を手伝わない夫に本当はどう思っていたのでしょう?

もちろん、何とも思ってないかもしれませんが、もしかすると、まだまだ生々しい怒りがあるのかもしれません。

「お恨み帳」というのを最近作りました。セミナーもやっています。
もちろん、ご自身で適当なノートを作ってもらえたらいいのですが、ご主人に対してお恨み帳、書いたことあります?
ぜひぜひ書いてみてください。

しばらくは何も出ないかもしれませんが、ある瞬間からどひゃーっと大量に流れ始めるかもしれませんよ。

http://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/15692

そうして、まずはご主人に対して正直な気持ちを整理するところから始めてみてはいかがでしょうか?

浮気のこと以外にも様々な思いを溜め込んでいらっしゃるかもしれません。
そうした自分の気持ちを吐き出すことはとても大切なことですし、自分を守るためにも大事なことですよね。

さて、その上でセックス、性欲について見て行きましょう。
オナニーはちゃんとしてますか?
性欲があるってことですからね。
それも大事なことです。

オナニーって自分で自分を愛する行為ですよね?
だから、男性とのセックスとはまた違う意味合いも持ちます。

性欲を感じたときにぜひ自分自身を愛してあげましょう。
そして、自分が女性として生まれてきた喜びを感じてみるのです。

よく「一人でやるのは虚しい」というお話を聞きます。
そういう風に感じるのは、「オナニーはセックスする相手がいないときの代替手段」として認識されてるからではないでしょうか。

例えば、自宅で寝る前にヨガやストレッチをされる方、お風呂上りにクリームなどを肌に塗ってらっしゃる方も多いと思うのですが、それって虚しくて寂しいこと?

「ヨガを一人でやるなんて寂しい人のすることだよ」
「やっぱり風呂上がりのクリームは男に塗ってもらうべきだな」

そんな風に思ってます???

かつてある女性は「オナニーは女の身だしなみの一つ」ておっしゃっていました。
「いつでも自分が女として扱われてもいいように、ちゃんと準備をしておくの」って。

自分で自分を愛する行為、とすれば、一人でするのは虚しいことではなく、それが自然なことになりますね。

というわけで、Nさんにお伝えしたいことは「自分の気持ちに素直になり続ける」ということです。

こうあるべき、そうすべき、ではなく、「ぶっちゃけ、本音では、どうしたいねん!」というところにこだわってみることなんです。

それは一つ一つ自分の気持ちに寄り添い、自分の心の声を聴き、自分の素直な気持ちを受け入れるプロセスです。
認めたくない気持ちもあるかもしれませんが、でも、それを自分自身のものだと認識して受け止めて行きましょう。

それだけでもグッと楽になるかもしれません。

Nさんをカウンセリングするとしたら私はこういう風にお伝えすると思うんです。

「嫌なもんは嫌で旦那とセックスなんてしなきゃいいじゃん。そこで無理に頑張るから苦しいねんで。」

まずはありのままの気持ちを受け入れるところから始めて参りましょう!

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