夫を手放すことと、夫の言葉を女子語に翻訳することと、妻だけEDの解消に向けて。



手放すことができると、愛しているから選択を委ねる、ということができます。
男子語をそのまま解釈すると傷つきます。女子語に変換を
そして、妻だけEDを愛で溶かす考え方を。

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結婚7年目、一人息子4歳、家族で海外に駐在中です。
夫が現地のお店(キャバクラみたいなもんです)の女性と不倫しました。

夫は自分の状況について、昔の元カノたち(とりあえず2人)にメール相談していました。私は不倫が発覚してから夫の携帯を見ていたので、「不倫相手が一番大切な人」「結婚したい相手」「妻は好きではない。焦って結婚した」「妻より不倫相手に先に出会いたかった」などの言葉に、不倫されただけでも相当ショックだったのに、これを見て本気で離婚したいと言いました。携帯見てる事は隠して。

でも夫は何度話し合っても、よし!離婚しようぜ!とはならず、いつも息子のためと言ってどっちつかずでした。
結局、お金の使い方について話を続けていたところバトルが勃発、お互い離婚だ!になりましたが、その後何とか冷静になり、やっぱりやり直そうと言う私に合わせて、夫はもう今までのような事はしないと言い、接待があっても早く帰ってきたり、私と積極的に会話をしたり、努力してくれています。

でも問題はもう一つ、夫は妻だけEDで産後セックスレスという事です。これについても元カノたちに、その気にならない、家族だから出来ないと言っていました。実際私も話し合いの中でそう言われました。
私はしたい方なのでとても辛いです。
でも夫は私に愛が無いから無理なのかなぁと考える毎日です。

私は根本さんのブログを読んで、手放す事が少し理解できるようになってきました。
どんなことをされても、結局行き着くのは夫を愛しているという事です。
夫が幸せになる選択をして欲しいと思うのですが、それを伝えてもいいのでしょうか?
是非ネタにしてください。
(Aさん)
***

「あなたのことを愛しているから、あなたが幸せだと思う選択をしてほしい。
 それがどんな選択だとしても、私はそれを支持するから。」

ということを伝えられるのは最上の愛の表現だと思っています。

手放せてます。
愛しています。
委ねています。

『愛する人が苦しむのを見たいですか?だとしたら、手放すのも愛ですよね?』というお話をしています。

例えば、この辺。

このDVD『手放す愛で夫婦関係に奇跡を起こす~愛で問題を解決するセミナー~』でも(鋭意宣伝中!!)
http://nemotohiroyuki.jp/dvd/16375

「手放せるくらい彼を愛せますか?」
http://nemotohiroyuki.jp/manwoman-psychology/8749

「彼を手放せるくらい愛せますか?(その2)」
http://nemotohiroyuki.jp/manwoman-psychology/8762

もちろん、それには「離婚」という彼の選択も受け入れる勇気と覚悟が必要ですが、それさえできれば無敵です。

さて、ちょっと“あるあるな件”についてお話ししましょうね。

>「不倫相手が一番大切な人」「結婚したい相手」「妻は好きではない。焦って結婚した」「妻より不倫相手に先に出会いたかった」などの言葉

こういうメールを見た妻からのご相談は年間数万件に及ぶと噂されている根本先生の見解を伺ってみましょう!

「ま、そらそうなるやろね。それに男の言葉やしね」

以上、現場からでした!!!

・・・ここで終わると、数十万の自立系武闘派女子の読者さまが暴動を起こすので、もう少し説明しましょう。

<その1>
当然、メールは他の人に送っていて、まさか妻が見るとは思ってない!わけですから赤裸々な表現になるのは当たり前のことです。

<その2>
男の人ってボキャブラリが少ないんです。この辺は私の著書2冊に詳しいのですが(鋭意宣伝中!本日2度目!)、だから、男の人の言葉をそのまま女性の言葉として解釈すると必要以上に傷つきます。

もし、上記の文章を女性風に書くとするならばこんな感じになると思います。

「不倫相手が一番大切な人」→「不倫した相手が今は一番大事なの。旦那のことはもう一番って言えなくなっちゃって」

「結婚したい相手」→「ずっと一緒にいられたらなって思うの。」

「妻は好きではない。焦って結婚した」→「夫への気持ちが分からなくなっちゃって。結婚は後悔していないけど、もし、あの時結婚してなかったら、って思うと・・・」

「妻より不倫相手に先に出会いたかった」→「夫より今の彼に先に出会ってたらどうなってたか分からないなって思う。もちろん、今、彼のことが好きだからそう思えるんだけど」

ご存知の通り、男女の言葉比は「1:3」~「1:1000」くらいですから、女子語に翻訳しないとほんとバッサリ斬られます。

しかも、旦那さんのそのメールの文章が彼の「ほんとうの気持ち」だっと仮定してその変換ですからね。

もしかすると、女子語で言う

「不倫相手が一番大切な人だって毎日思い込もうと頑張ってるんだけど、それって罪悪感からなのかな?ほんとうの気持ちって何だろ?もうわかんなくなっちゃって」

を男子語に変換すると

「不倫相手が一番大切な人」

となっていることも少なくないっていうか、かなり多いっていうか、めちゃくちゃ多いです。

だから、直接言われても、メールを盗み見しても、そういうことか・・って解釈しないと、感情が豊かな女性は傷つきすぎてしまいますね。

一度、クッションを置いてみることをいつもお勧めしています。
ショックを受けたあとでいいですから。

でも、一応、そこは乗り越えて

>夫は妻だけEDで産後セックスレス

こっちが本題ってことで宜しいでしょうか?

それとも文面からプンプン匂いますが、やはりAさんもアレですか。あの、武闘派って奴ですか。
「私を裏切った夫をそろそろぶった斬りたいんですけどいいっすかね?」という思いもあります???(笑)

この「妻だけED」についてもよくご相談を頂きます。Aさんのように

>でも夫は私に愛が無いから無理なのかなぁと考える毎日です。

と辛い思いをされてる方もとても多いです。
ま、そこは

「その気にならない、家族だから出来ない」

と旦那が言ってるんなら、それを逆手にとって「その気にさしたる。家族やめたる」という方針でいいと思うんですね。

家族やめるったって離婚しろってことじゃないです。
「夫に狩猟本能を思い出させる女になる(戻る)」ということです。

手に入らないものを追いかけたい、というのは男性心理の典型で、それは映画でもRPGでも随所に見られる設定です。(一番分かりやすいのは峰不二子とルパン三世ですね)

女性は結婚して家ができると、巣作りと言って安定志向になります。
みんなみんなそうじゃないし、今の時代は減って来てるものですが。
ただ、意識は家庭、家族のことが中心になり、どうしても内向きになりますね。子どもができればなおさらです。

特に海外赴任中でしたら、Aさんも自由に仕事とかできないでしょう?それもまた意識が家に向きやすくなる要因になります。

この要素が「妻から母」への変遷の理由です。

それは女性としての本能でもありますが、同時に女じゃなくなる、ってことを意味します。
ちょっと痛い話ですが、クローゼットを開けてみて「独身時代だったらこの服選ばないな」とか「結婚してなかったらこの下着はチョイスしないぜ」というアイテムがゴロゴロしていませんか?

「夫や子供にはいい服を買って、自分は安い服で我慢する」って人もとても多いです。

それは家計や家のことを真っ先に考えた妻の鏡なのですが、同時に、女であることを捨てる要因になります。

けど、やっぱり収入には限りがあるわけで、そういう時私は、クローゼットのど真ん中、下着入れのど真ん中に、テンションが上がる奴を入れときましょうって提案をします。
2、3着でいいんです。
自分が女を思い出せるアイテムをそこに置いとくんですね。

それは意識しないと「母業務」の方が多い女性は「母>妻>女」と優先順位が出来上がってしまうので、女を忘れてしまいがちです。

その「女を忘れてる証」がセックスレスとして目の前に提示されるんです。

そして、ここが大事なんですけど、セックスレスが問題だ、って感じるってことは、自分はまだまだ女だし、女でいたいと思ってることを表しています。

当たり前じゃん!と思うのはそうだから。
中には「セックスはあまり好きじゃないし、したくないから、レスがちょうどいい」という奥さんもいるんですね。
もちろん、その奥さんが女を捨ててるとは言い切れませんけど。

Aさんも女を感じさせるアイテム、浮気が発覚してから増えませんか?
「私は一人の女」って言葉をつぶやいてみるといいと思います。
その言葉を感じてみるといいと思います。
じーんと奥深い何かが反応したら、Aさんの女が再び目覚めてる証です。

そんな内なる女を目覚めさせましょう、ということが「妻だけED」に対する一つ目のアプローチです。

ちゃんと一人でしてますか?
虚しくなっても、自分で自分を愛してあげてますか??

服や下着やメイクや香水で女を輝かせてますか?

まずは「女でよかった」と思うことをいろいろとできる範囲でやってみると元気になれますね。

「赤い口紅」「胸、お尻、デリケートゾーン、太もものケア」が一歩目としてよくお勧めしてるものです。

あと「避妊具をお財布の中に入れておく」というのも意外と効果があるって報告をよく頂きます。
(バレたらヤバいから財布を絶対無くさなくなる!って効果じゃないですよ(笑))

セックスのテクニックを磨くのもアリです。
最近はそういう情報を発信してる女性も多いですし、ネット動画でも学べることがいっぱいあります。

ちなみにこないだ「テクニックを学びたいので夜の道具を買おうと思うんですが・・・」と相談されたので「迷うな!即購入!」と申し伝えておきました(笑)
セミナーを企画してくれた右京みさほさんはそんなセミナーも主催されてますしね。

そうした、ファッション、オナニー、テクニックでまずは「形」を整えることができます。

そして、行き着くところ「夫のことを愛している」のならば、その愛で夫を勃起させようぜ!というのが今日の本題です。(笑)

「けっきょく私は夫のことを愛しているのだから」という思いで常に生活をしてみましょう。
「夫を愛してる」という思いを意識的に持つ、ということですね。

要するに「開き直り」です。「どうせ好きなんだから~そんな私はおバカ妻~♪」って歌いながら。

そうするとご飯を作るのも、家の掃除をするのも、夫の洗濯物を畳むのも、だんだんそこに喜びや感謝が感じられるようになっていきます。

そうしてるとね、夫を見る目、夫にかける言葉、が変わっていきます。
言ってる言葉自体は変わらないかもしれません。
でも、気持ちがグッとこもっていくんです。

そうすると多くの方が「愛されるより愛する方が幸せって言うけど本当のことなのね」という体験をされます。

ちょっとした夫の笑顔に幸せを感じられます。
夫がちょっと優しくしてくれるともうすごくうれしいんです。

これは「競争」を手放した証でもあります。
「夫の競争」は自立系武闘派女子にとっては最大の難所。
でも、愛と繋がるとその難所もひょいと超えてしまうのが愛のすごいところ。

この辺はとても抽象的になってしまうんだけど、なぜかっていうと、それぞれの個性が出るから何とも言えないんですよね。

でも、そうするとね、あら、不思議。セックスレスも何だか解消されちゃうんです。
これもね、なんか説明が難しいです。

要するに夫が誘ってくるんです。それはほとんど前触れなく、突然。
「え?何?どういうこと?」って思ってる間に覆いかぶされる、みたいな。
1回目はけっこう乱暴なことも多いけど、かなり感動します。
2回目があるか不安なんだけど、そのままの気持ちで継続していくと、またふとその時が来ます。

だから、自分を信じてやっていくしかないんですけど、こういうことが自然と起こるんです。

でね、こういう話を書くと「愛することは分かりました!でも、注意すること、これだけはやっちゃいけないってことありますか?」て質問が100通くらい来るんですけど(嘘です)、それってケースバイケースだし、人それぞれだし、そもそも「ダメなこと」に意識を向けてる時点で愛じゃないし、ってことで却下です(笑)

良かれと思うことをやっていきましょう。
試行錯誤です。
失敗してもいいです。
愛がベースならばその愛は伝わります。

愛と繋がる簡単なレッスンがあります。
それは毎日メイクが終わったら、鏡を見ながら「○○、愛してる」って声に出してゆっくり言うことです。○○は旦那さんの普段の呼び名ね。

でも、パパ、とか、お父さん、とかはやめた方がいいです。
独身時代の呼び方とか、名前とかがいいです。
名前なら苗字にさん付けでも構いません。

そして、毎日じゃなくてもいいけれど、2~3日に一度はラブレターを書きましょう。
もちろん、渡さなくてもいいです。でも、心は込めてね。
そうして、愛と繋がる時間を作っていくと奇跡みたいなことが起こります。

ぜひ、お試しを。

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