離婚して10年以上たつのに一番望んでいる大切な人との出会いは気配さえありません。

出会いがないのが必然だとしたらなぜだろう?という見方をしていきます。
まだ離婚のダメージが残ってるのかもしれないし、幼少期から親に気を使ってきたのかもしれないし、親密感への怖れを持っているのかもしれません。

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根本さん こんにちは。
根本さんのブログをよりどころに毎日がんばっている自立系武闘派女子(?)50歳です。
父母の仲は悪く(父は25年前に他界)、父は無口で何を考えているのかわからず、母に『あんたはお父さんに似て暗い』というような事を常々言われ、自己否定全開で生きてきました。
32歳で7歳年下の人と結婚、6年で離婚。
その後仕事漬けの毎日です。
好きな人ができたこともありましたが、いい感じかと思っていたら急に彼女ができて結婚してしまいました。
結婚前も、好きになる人はいい感じかなーと思うと急に嫌われたり、じつは結婚していたとか寝耳に水な事がよくありました。
離婚した元旦那さんにも急に嫌われ、さらに浮気されてダメになりました。
人付き合いはどちらかというと上手くやれる方だと思うのですが、4年くらい前に仕事の先輩で、本当に人間関係が上手くいかない人に精神的にやっつけられて、限界だ・・と思っていた時に、根本さんのブログに出会えて救われました!
そして、自立系武闘派女子がまさに自分すぎて共感しまくりです(笑)
いちいちツボです!
離婚したときの状況も、依存とか投影とか、少しずつ理解して今、かなり腑に落ちてます。
おかげさまで、この歳にしてようやく少し自分の気持ちを見てあげる事ができる様になりました。
でも、離婚して10年以上たつのに、一番望んでいる大切な人との出会いは、気配さえ全くありません。まだまだ傷が癒されず、一人がいいと思っているということなんでしょうかね・・。
このまま、ずーっと一人で生きていくのかな・・・と淋しくて悲しくなります。
(Yさん)
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昨日の「自立系武闘派女子とは?」という記事がとても反響大きかったのですが、Yさんはどれくらい当てはまりました?

http://nemotohiroyuki.jp/everyday-psychology/15420

これ、たくさん当てはまる方はもちろんそうなんですけど、意外と当てはまらないからって武闘派女子じゃないとは言えないんですよ。
Yes/Noテストじゃないので、少ないYesでもその濃度が濃ければ立派な武闘派女子です。

あと、そもそもこの判断は自分基準でYes/Noって決めてると思うので、「自分ではそうじゃねーって!!」と思っていても、客観的(周りの人たち)には「え?あんた、絶対そうやん」って場合も少なくないんです。

さて、Yさん。
多くの自立系武闘派女子の皆様は10年も大切な人が現れないと

(1)そろそろ本気で出家でもしようかと考える。

(2)「数十年後、都内の片隅にある築60年の文化住宅ときわ荘の2階の部屋にて孤独死。半年後、白骨化した状態で見つかる」というダークストーリーに悶える。

なんてことを考え始めたりするのですが、Yさんはいかがでしょうか?

(3)一回り以上若い男子に真剣に口説かれて「いや、もう、私、オバサンだし、子どもも産んであげられないし」とまんざらではない顔をしながら悶える。

(4)10歳上の大金持ちの未亡人の紳士(決してダメンズではない)に「ぜひ、真剣に私を付き合っていただけませんか?」と銀座の高級レストランで真顔で口説かれて、「え?いや、私なんて、とても・・・」とまんざらではない顔をしながら悶える。

(5)某ジャニーズのコンサートで目が合ったアイドルMにコンサート終了後楽屋に呼び出され、「俺、あんたのことすっげー気に入った。だから付き合ってくれ」と突然宣言され、以後、写真週刊誌のカメラを気にする生活に入った。

なんてことを考えても良いのですよ。一部、妄想込みで。

Yさんのこの10年を拝見すれば「仕事に生きて来た」=「いくつもの戦場を駆け巡って戦士として名を上げてきた」ということですから、ある意味、恋愛を真剣にするモードになりきれていなかったのかもしれません。

最近は戦況も落ち着いてきたんですよね?
それで「この歳にしてようやく少し自分の気持ちを見てあげる事ができる様になりました。」ということなのかもしれません(笑)

離婚のダメージってどれくらい残っているのでしょうか?
文面からはちょっと見えないのですが、突然嫌われて浮気されて離婚ってことは生半可な傷じゃないと思っちゃうんですよね。
その後、ある意味、仕事に救われたところもあると思いますが、その分だけ、傷に蓋をして生きてしまうことになっちゃうケースもあるんですよね。

今さらですけど「元ダンナへのお手紙」と「当時の私への手紙」というのを書いてみるとその辺の感情が分かりやすいと思います。

手紙を書く宿題ってよく出すんですけど、何かの片手間にやる、というよりも、きちんと手紙を書く時間を取り、ちゃんとした便箋と封筒を用意し、そして、手紙を書きやすい場所を確保してやってみるのが良いと思います。

親密感への怖れ、という話が自立系武闘派女子のカウンセリングではよく出てきます。

・相手との距離が縮まると、つい戦闘モードのスイッチが入ってしまい、相手を威嚇してしまう。

・接近戦には小銃よりもナイフの方が効果的なことを知っているため、常に複数隠し持っているナイフを気にしながら相手の出方を伺う。

・心を許す=相手に支配される=傷つけられる=奴隷になる、などの妄想が駆け巡るため、距離が近くなると情報戦、心理戦を繰り広げる。

・戦場では裏切り、寝返り、隠密行動が頻繁に繰り広げられるので、親しくなったとしても早々に心を開くことはせず、じっくり相手の行動を見極めて信頼できるかどうかを判断しようとする

などがあるんです。

それだけ接近戦で傷ついてきた証、とも言えます。
いい人ができたとしても、ある距離から先がうまくいきません。

「人付き合いはうまくできる方」ということなので、少し距離のある関係(職場、友人、知人レベルの距離感)ではすごくうまく振る舞えるのでしょう。
でも、そこから近くなると、マインドが途端にサイレンが鳴り、回転灯がぐるぐる回って警告を発するのかもしれません。

で、この親密感の怖れというのは一般的に見れば「過去、それだけ近い距離でひどく傷ついた経験があり、その傷がまだ疼いている」と言えるんです。

だから、Yさんも一度、過去巡ってきた戦場をあれやこれやと思い出して、その時の感情に意識を向けてみるといいかもしれません。

具体的には
・離婚も含めた過去の失恋歴
・親子関係
ってことになりますけどね。

親から十分愛されなかった、とか、むしろ私の方が親を支えてた、なんて経験があると、近い距離では相当寂しかったり、辛かったり、我慢したり、犠牲したりってしてるかもしれません。

子どもの親への愛情ってすさまじいものがありますから、全身全霊をかけて親を守ろうとしたり、救おうとしたり、愛そうとするんですね。
少々、弾に当たってもへこたれずに敵陣深く突入して行ってしまうのですよ。

でも、そうして「親を愛する」というベクトルにエネルギーを集中させるあまり、「親の愛情を受け取る」という部分が欠けてしまったりするのです。

こうした親子関係で生まれたパターンはその後の恋愛にも大きく影響していて「親を救おうと必死に愛してきた」という人は「彼を救おうと必死に愛した」ってことにもなりやすいのです。

もしずっと戦場を駆けずり回ってきたとするならば疲れも相当溜まってると思いますし、また、戦い癖が抜けずに平和な世の中に迎合できない場合もあります。

自分と静かに、あるいは、じっくりと向き合える「期間」を作ってみるのもありだと思うんですよね。

「整える期間」と呼んでもいいのですが、なるべくスケジュールをオフにしてゆったりと過ごせる期間を作るんですね。
武闘派女子はついついスケジュールを埋めちゃうことが多いので、そこは頑張りどころです。
だから、週末はどこか自然の多いところなどに出かけるようにするのもありです。
あ、自然の多いところったってサバイバルゲームをするとか、野宿するとか、自給自足するとか、そういうことじゃなくて。

いわゆる「リトリート」ってことを週末ごとやってみるんですね。

その中で人生振り返ったり、本当に欲しいものって何だろう?って自分に問うてみたり、お手紙の宿題をやってみたりするんです。

本当は「人生の夏休み」というのもいいんですけどね。
仕事の変わり目などに2~3か月何もしない期間を作って「整える期間」に充てるわけです。

「旅」をお勧めすることも多いのですが、「旅」に出ることは非日常の中に自分を置くことになります。
そうすると「日常」が客観的に見えてくるんです。

私がリトリートセミナーを都会から離れたところで開催するのはそういう目的も大きいです。

こうしたこともYさんならすでにやられてるかもしれませんけど。

で、こういうケースでは逆から見てみるのもアリです。

Q.もし、私が大切な人との出会いを本当に望んでいないとすればなぜ?

Q.ずーっと1人でいたいと思っているとしたらなぜ?

起きてることが正しく、必然だとするならば、その出会いを望んでいない自分がいるのでは?という考え方です。

ここから親密感の恐れが出てくるかもしれないし、「いやあ、ぶっちゃけ、男なんていない方が楽だし、女子同士のほうが楽しいし、夢は自給自足だから今から農地を開拓するべ」と思っているのかもしれません。

このアプローチは潜在意識の中にある思いに気付かせてくれることも多いです。
そして、答えは一つではなくほんとうにたくさんあります。

そこに意識を向けてみましょう。

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